10 / 90
年増えるふ受付嬢の誘惑!
しおりを挟むなんかもうここまでくるのに色々あったが、とにかくやっと受付だ。
全くこの俺のプロポーションによる虫多すぎ!やはり貧乳でも全然戦えるよ!みたいな淡い希望を抱きつつ、俺は受付のお姉さんに近づいていった。
「らっしゃっせー、何名様ですかー?」
みたいな、なんか翻訳おかしくね?という文面だが、それは美声であり無表情の美女。多少のギャップも許されようというものであり、胸もそれなりにある。触りたい。
そして目を引くのはその耳である。とんがっているところからしてこいつは、
「エルフ?」
「ええ、私はエルフのマルシェーラと申します。以後お見知り置きを」
「年齢は?」
「アンダーセブンティーン」
「なるへそ」
俺はその言葉が嘘であるということを見抜いた。無表情に返したがその声は若干震えて、おまけに目をそらしている。明らかに嘘。つまり年増系年齢詐称受付嬢!宣告した数値に掛ける十くらいはしたほうがよいだろう。
「うーん、それにしてもエルフかぁー。ファンタジー感でてきたな。やはりはこうでなくては」
「ところで今回はどのようなご用件で?」
受付のマルシェーラはやけにジロジロと俺の体を見て尋ねた。これはきっと試されているのだろうな。おれがこのギルドにふさわしいのか。
「ああ、このギルドに入りたいんだけど」
「それでしたらこちらの書類に必要項目を記入してください。数分程度で完了します」
受付はすっと紙を差し出した。
む?やけにあっさりと入れるみたいだな。
それは名前とか特技とか職業、クラスなどを書き込む欄である。だがその大半は必須項目ではない。最低限、名前だけでもいいのだからガバガバである。
まあこういうのは後ろ暗い人たちもいるからその配慮だろう。俺とかな!
あ、そうそう、名前はリドリーと書いた。前世の記憶があれば良いのだが、それまでなんと呼べばいいのか分からなければ不便だからな。
ザマやネアネアツなどと決めた名前である。主にドリアードから取った。
書類を受け取ると受付のマルシェーラは机の下から水晶を取り出した。
「ではリドリーさん。この水晶の上に手を置いてください。そして目を閉じてリラックスしてください」
「!」
この流れはスターテスとか犯罪歴とか見られるやつだ!
「その通りです。この魔道具は占い師的なスキルを対象に掛けるやつですね。まあ秘密厳守ですし、重大な犯罪などを冒していなければ大丈夫です」
もちろん俺は犯罪などおかしていない。
、、、、。
え?無理やり精液すするのは犯罪じゃないのかって?
こまけぇことはいんだよ!
だがもうひとつだけ気がかりなのは、スターテスである。
なんかこういうのって、強すぎると壊れるという印象がある。なんか記憶はぼんやりしているが、元の世界でそういう展開を見た気がする。
「これって壊れたら弁償ですか?」
「? とにかく触ってください。大丈夫ですからさあ」
と、マルシェーラさんはずいっとカウンターから飛び出し、俺の手を取って水晶に触れさせた。そして中を覗く。
「む?!これは、、、!」
突然彼女の顔が変わった。目を見開いて鼻の穴を広げている。クール系無表情キャラが台無しである。え?!何だ何だ?!俺何かやってしまっちゃいました!?
「あのー、もしかして俺何かやっちゃった?」
俺はポリポリと頭を掻いた。あー、やっちゃったか。これはギルドに目を付けられますねぇ。
と思ったら彼女はずいっとまたしてもカウンターから身を乗り出して、何やら興奮したような顔で囁いた。
「もしかしてリドリーさん。あなたレズビアンなんですか?!私もなんです!」
ええっ!?
そういう彼女は仲間を見つけたみたいな表情でウキウキしている。登場早々ギャップ萌えを繰り出してきたな。
ま、まあ、予想外ではあるけど、、だがこれはこれでよし!上手く行けば受付嬢のおっぱいを合法的に揉めるぞー!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる