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絶滅危惧
しおりを挟む昔、人類は特定の種を保存しようというムーブメントが主流だった。
生態系を崩すので、一種たりとも絶滅すると、全てが崩れるのだと。
回りまわって人自身が害するのだと、そう信じていた。
だが、、科学の力って偉大だった。
遺伝子情報から生体を作り出せる技術が確立することによって、絶滅したと思われていたニホンオオカミやアホウドリ、またはマンモスなどと言った古代の生物まで現代によみがえらせることができたのだ。
そう、それはまさしく、紙の時代からPCの時代へと移り変わったかのような革命だった。
つまり、データがあるのなら、わざわざ現実で種を保存しなくてもよくない?という考え方だ。
最初は抵抗もあったが、しかし時代が変わるにつれ、その考えが主流になった。遺伝子情報を採取しておけば別に全滅させても構わないものは構わない。必要な生物だけを再生して野に時は成ったり、またあるいは邪魔な動植物は、ナノマシンや不妊遺伝子を付けたものを解き放って意図的に絶滅させたりもした。
そうそれはテラフォーミングのようなもの。長らく環境のほうが人よりも上だったのが、環境時代を操作できるようになったのだ。
そして・・時代は進み、さらにその考え方が進化した結果・・どうなったと思うだろうか。
人自身もデータでよくね?そう思ったのである。
それがこのサイバーパンクな世界の成り立ちであった。
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