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見下ろすものたち
しおりを挟むわしは神様じゃ。
よく、異世界転生とか言う奴に出てくる奴じゃよ。ほっほっほ。
昔は、たまーにわしの気まぐれで転生する程度じゃったのじゃが
今では、多くの者に知られているらしく、毎日忙しいんじゃよ。
チートを作るのも体力を消耗するし、まったく、こんな風になるとは数年前までは思いもしなかったのじゃ。
まあ、それは良いのじゃ。
問題は、一部の人なのじゃよ。
この前なんて、「俺を世界の支配者にしろ」だとか、「俺の意志であらゆる生命体を即死させる能力」だとか、「お前の命をもらっておれが新世界の神になる!」だとか、もうめちゃくちゃなのじゃ。
いわゆるクレーマーという奴なのじゃな・・はぁ。それさえなければなぁ・・
そもそも、人というのはなぜこんなに傲慢なのじゃ!!昔はもっとわしに対して敬意というものがあったはずじゃ!!リスペクトじゃ!!
というかな。そもそも普通の人も傲慢といわざるを得ないのじゃ!! わしは神様じゃから相手の欲望が見えるのじゃが、それに合わせているのじゃ!!
間違えて、わし、お前頃っちゃいました、って言うこともザラにあるのじゃ!!わしは神様だからそんなミスはしないのじゃ!!でも言わないといけないのじゃ!!そうしないと納得してもらえないのじゃ!!
はぁ・・全く、、まあこんなことを言っても仕方ないのじゃがな。
はい、次の方ー
ーーー
僕は、『自称』神様たちを観察していた。
「マッタク・・オロカナヤツラダ」
思わず独り言をつぶやく。
そう、その神様を自称している彼らは、実は人である。
そして、そのもとへ訪れる人間たち。彼らは幻、つまりその自称神様の作り出した幻想だ。
つまり、どういうことかというと・・彼ら、自称神様も転生していたのだ。自身の望む世界に。
異世界転生。それは一般に仏教でいわれていた転生という概念と異なる。
異世界転生とは、自身の望む世界を作り出し、そこで生きるという意味だ。
つまり、自称神様たちは、『人々を転生させ、観察する世界』を作り出し、そこで生きているに過ぎない。
何が面白いのかと疑問に思うかもしれないが、こういえば納得するだろう。『生きるということはしんどい』。
だが、他人が生きている人生(偽物だが)のを観察していれば、暇も潰せるし、自身が楽なのだ。そういうメリットがあって彼らはあそこでそうしているのである。
しかし、それは僕にとって、偽り、怠惰でしかない。他人の世界に口を出すのもアレだが、ああいう風には成りたくないものだ。
私のように、本物の神様を目指すことこそが、真の魂が存在している意味というのに・・
ーーー
●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△、
●✖△●✖△●✖△●✖△?
●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△●✖△。
・・・!!
オット、スマナイ。
ワタシハ、ジショウカミサマタチ、ヲミオロシテイル、カミサマ、ヲ、ミテイタ。
ダガ、ワタシニイワセレバ、カレラモマタ、ジショウ、デシカナイ。
シンノカミサマハ、コノワタシノヨウニ・・・
以下、無限ループ。
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