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ゆとり
しおりを挟むその世界には、ほとんどの世界と同じように、いくつかの国に分かれて人が暮らしていた。
そしてその国にはそれぞれ様々な土地に建てられていた。
ある国は平地に、ある国は山に、ある国は砂漠に、ある国は森に、ある国は空中に浮かぶ岩の上なんかに会ったりしていた。
その世界において、魔法が存在しており、船や魔法で海を渡るなど何てことなかったので、海というものが現実に比べて孤島を隔離するようなものではなかった。(それでもその地形が無視できるものではなかったが)
つまり、ガラパゴス化というものが起きにくいのである。
しかし、、現実の孤島と同じく、他の国に分離されている国があった。
その国は、霧の中にあるだけでなく、魔法的というか、空間的に他の空間と切り離されている土地だった。
その国の住人ならば、外に出て、また知っているものならば再び入ることはできるものの、赤の他人がその土地へと足を踏み入れることはほぼ不可能と言っていいだろう。
ところで、その世界は、常に戦争が行われているひどい世界だった。
国による略奪、盗賊などは当たり前の世界。ゆえに政府も常に殺伐とした雰囲気が流れていた。
だが、その霧の国の住人は、それとは対照的に楽観主義者しかなかった。その理由は明白だろう。地形上、誰もその国へと責めることができないからだ。
また、住民同士の助け合いや友情も深かった。ここでは争いというものは存在しないも同然だからだ。
対して外の世界は、常に裏切られることが普通なのだ。常に上の立場の者が下のものを搾取し、心がささくれているのだ。
いわば憎しみとは伝染病のようなもの。その病気がその霧の国に蔓延する要素など一つもなかったのである。
そんな、この世の楽園とも思えるその国は、独自のはってんを遂げた。文化、娯楽だけでなく、科学、魔法と言ったものまで、固有のものを作りだしていった。
だが、時代が進むにつれて、その平和な国にも一つの危機感が生まれた。このままの状態がいつまでも続くならばそれでもいいが、もしかしたらこの国にどこかの国が攻めてくるかもしれない。そういった魔法が開発されるかもしれないと思ったのだ。
故に、対策会議、研究を開いた。
「まずは外の国のものがどんなまほうや兵器を使ってくるかが重要なんだが、、誰か分かるものはいるか?
全員が首を振った。
「なら、調べないといけないな・・誰か言ってくれるものはいるか?
全員が首を振った。
「えー、俺も生きたくない。外怖い。なら、想像上の仮想敵を作ろう。幻影の魔法を使て戦わせてみるか」
それで色々なシミュレーションを重ねた結果。それがゲームになって、引きこもり文化がさらに発展しましたとさ。
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