転生幼女はお詫びチートで異世界ごーいんぐまいうぇい

高木コン

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15章

天狐の画策

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 高度を上げ、オマルは滑るように飛んでいく。
 プルトンが風よけの結界を張っているし、揺れないため、掴まらなくても大丈夫。しかも上空だからって寒いこともない。
 ガルドさん達はまだ本調子じゃないからか、ポカポカ陽気に眠くなったのか……四人ともウトウトしている。
 そんな中、借りてきた猫のように大人しかった王子が口を開いた。

「本当に火山に行くのか? あそこは禁足の地とされていて、なんびとたりとも入れないんだぞ」
「うふふ。細かいことはいいのよ。結局は許可が下りたんだから」

 ニキーダはまともに取り合う気はないらしい。
 王子は「なんでオレまで……」と不満げだ。

「あら、年に一回あの街にしか行かないんでしょ? 途中の街では馬車から下りないらしいじゃない。旅行だと思って楽しめばいいのよ。ひとまずガルド達の体調のことがあるから、今日は宿に泊まるわ。セナちゃんはゆっくりしてて大丈夫よ」
「はーい」
「あなたはジルベルトに魔力の扱い方を教わりなさい」
「は!?」
「何驚いてるのよ。セナちゃんのおかげで魔力が少なくなった今なら扱いやすいハズだもの。今まで通り恐れられ、食事もいつも一人きり、ロクに魔法を使えないままでいいのなら、嫌なら嫌で構わないわよ」
「……わかった」
「ではお手を失礼致します」

 納得した王子の手を取ったジルは小難しい言葉で説明を始めた。
 ところどころ難しすぎて理解できないけど、どうやら自分自身に流れる魔力の動かし方から教えているっぽい。

「ねぇ、ママ。ガルドさん達が回復してからでもよかったんじゃない?」
「そうね。本来ならそうすべきだったんでしょうけど、そうもいかなかったのよ」

 ニキーダはやれやれと肩を落とし、私の頭を撫でながら王様達と話したことを話し始めた。

◆ ◇ ◆

 暴発を防いだセナ達が眠りについた後、ニキーダは王達を集め、疑問を投げかけた。
 キアーロ国の王妃とその息子であるロンヌ、スタルティとアリシアは休ませたため、ここにはいない。

「さて、どういうことか説明してくれるんでしょうね? あんなになるまで魔力を溜めさせるなんて、一体どういう教育してるのよ?」
「あの子のためだ。左右異なる瞳を持って生まれたアデトアを生かし、忌み子の名を返上するには封じるしかなかった」
「……はぁ。あなたバカなの?」
「おい、天狐。口に気を付けろ」
「何よ。ジャレッドだってそう思うでしょ?」
「……」

 図星だったのかジャレッドはスッと目を逸らした。
 そんなジャレッドを横目で見つつ、ニキーダは二人の王に魔力を封じることの危険性や大変さを説いていく。

「そんなことが起こり得ようとは……」
「少しはわかったかしら? あの量の魔力を溜め込むなんて並大抵の精神力じゃないわ。息をするなって言ってるようなものなの。魔力を封じる方法はあるけど、そこら辺の術者がおいそれとできることじゃないのよ。大体、目の色の違いで差別なんてくだらない。確かに珍しいけど、普通にいるわよ。ね? ジャレッド」
「うむ。一番記憶にあるのはうぬと共に戦場で戦った同志だな。他にも市井しせいで見かけたこともある」
「そ、そうだったのか……」
「わかったならバカバカしい差別なんて止めさせることね」
「そうだな……尽力しよう」

 王達が納得したところで、ニキーダはセナの目的を達成するべく話題をそちらに持っていく。

「さて、セナちゃんがいなければあなた達は吹き飛んでたワケだけど、それに対しては何もないのかしら?」
「そ、それは……大変ありがたいと思っている」
「あら? 思ってるだけ? アタシ達も危険に晒されたのにそれだけ?」
「では何か褒賞を取らせよう」
「それならピッタリのものがあるわ。ね、ドヴァレー陛下?」

 改まって呼ばれたドヴァレーはようやく理解して、アーロンから渡されていた手紙を取り出した。

「セナ殿はヴィルシル国所有の火山に入りたいようです。こちらアーロン陛下からの手紙になります。手紙にも書いてあるかと思いますが、セナ殿が立ち入る許可をキアーロ国としても所望します」
「あそこは昔から禁忌の地とされていて、王族と言えども入ることは叶わない」

 アーロンからの手紙も読まずにヴィルシル国の王はピシャリと言い放つ。
 その後もドヴァレーがどんなに言葉を尽くそうとも、首を縦に振ることはなかった。


 その日の夜、ジャレッドと話し合っていたニキーダはあることを思い付き、プルトンを呼んだ。
 プルトンはニキーダの頼みを快諾。セナのネックレスに着けているウェヌスの指輪を使って精霊の子に指示を出す。精霊の子達はセナのためだと張り切って飛んで行った。



 翌日、プルトンからの報告を受けたニキーダは状況を分析。プルトンを介して精霊の子達に指示を出す。さらに悟られないようにセナには「渋られているけど交渉中」と説明し、魔道具の制作を頼んでおいた。
 その次の日――セナが王子を起こしてしまった今日の朝、再び王様達を集めた。

「帰る前にあの王子を起こすけどいいわよね?」
「帰られるんですか?」
「えぇ。入山を許可してくれないなら来た意味がないもの。元々アタシもジャレッドに付いて来ただけだし、いなくても構わないでしょ?」
「「……」」
「あ、そうそう。あの王子だけど、意味のない魔道具で埋めつくされた部屋に閉じ込めるのは止めた方がいいわよ。あの変な模様の布と同じで意味がないから。それだけは言っておくわ」
「なっ……!?」

 黙り込んだ二人の王はニキーダのセリフに驚き、目を見開いた。
 そんな王にさらにニキーダは畳み掛ける。

「可哀想よね。窓もない部屋なんて……気が滅入りそうだわ。ま、関係ないけど。用はそれだけ……」
「ニキーダと言ったか?」
「あなたにはその名前で呼ばれたくないわね。天狐って呼んでちょうだい」

 遮られたニキーダは不服だと言わんばかりに冷たい声で答えた。

「う、うむ。天狐だな。なぜ城の部屋のことを知っている?」
「さぁ? なぜかしらね」

 二人はしばし見つめ合ったが、先に目を逸らしたのは国王の方だった。
 そんな隣国の王を見兼ねたドヴァレーが、冷や汗を滲ませながら話に割って入った。

「アデトア殿下が魔力の暴走を起こさないためにはどうすればいいんですか?」
「魔力の扱い方を覚えさせればいいだけよ。その間暴発する危険性が増すとは思うけど、慣れたら大丈夫。簡単でしょ? ただ、あの膨大な魔力量が爆発した際、被害を抑えられるかが肝ね。できなければ……」
「できなければ?」
「王子が破裂、もしくは周りのものを全て切り刻むわね」

 促したニキーダの答えを聞いたドヴァレーは素早く判断した。

「陛下、やはりセナ殿に許可を出し、協力を仰ぎましょう。現状、セナ殿以外には不可能だと思います」
「いや、しかし……」
「禁忌の地の調査ということで例外にすればよろしいのでは? もしこの先、王都で一昨日の規模と同等の爆発が起きれば、王都が消し飛びます」
「……わかった。背に腹はかえられん。仕方ない。許可しよう。アデトアに教えることが条件だ」
「あら、ありがとう。セナちゃんが喜ぶわ(使えないかと思ってたけど、いい働きするじゃない)」
「出立するころにはブラン達も体調が戻っていると思います。アデトア殿下の護衛として三人のうちの誰かを付けましょう」

 内心喜んでいたニキーダは、ドヴァレーの次の発言に舌打ちをしそうになった。
 余計な人物が付いてくるのは面倒だ。もし何かあった場合、負担が増える。戦力であればグレンがいるだけで充分すぎるだろう。
 どう回避しようかと考えを素早く巡らせていたとき、ノック音が聞こえた。

「失礼します。お目覚めになられました」
「あら! じゃあ早速出発ね!」
「アデトアはどうなる」
「一緒に連れて行くわよ。ここに置いておいて暴発したら困るでしょ? それに後で報告させれば何があったかわかるわよ。じゃあジャレッド、後は頼んだわね」
「わかった。何かあれば連絡しろ」

 ニキーダは早口で言い終え、何か言われる前にジルベルトと共に部屋を出た。

◆ ◇ ◆

「ってことがあったのよ。ドヴァレーが最後にトンチンカンなこと言い出すんだもの。余計なが増えるだけじゃないね」
「そっかぁ。任せきりにしちゃってごめんね? ありがとう」
「いいのよ。セナちゃんのためだもの。それにシノノラーが示した場所なんてアタシも気になるわ」

 楽しそうな笑顔を見せるニキーダに微笑み返す。

「プルトンもありがとう。精霊の子にもお礼伝えてくれる?」
《うふふ。言っておくわ》

 おそらく、ドヴァレーさんも〝禁忌の地〟が気になるから、ていのいいことを言って監視を付けようとしたんだろう。あの人はそういうところが侮れない。
(ジィジにもお礼言わないと。「何故止めないんだ!」みたいに責められてるかもしれないし、……国交問題に発展している可能性もある。それにしてもニキーダってばめっちゃ脅してたのね。「不敬だ!」って怒るタイプじゃなくてよかったよ……)

「そうそう。プルトンちゃん達の情報で面白いこともわかったのよ」
「面白いこと?」
「そう。あの変な布作った国一番の魔術師ってやつね、逃げたらしいのよ」
「え、逃げたの?」
「うふふ。なんかね、魔法は得意だったけど、魔道具を作ったことがなかったみたい。それで頑張った結果が。でねでね、それがバレないように褒美のお金たんまりもらって夜逃げしたんだって。今じゃどこで何してるかも分からないらしいわ」
「わーぉ」
「あんな変な柄に効果なんかあるワケないのにバカよねぇ」

 クスクスと笑うニキーダは王子に丸聞こえだろうと気にしていない。
 当事者である王子は魔力を揺らし、ジルに怒られていた。


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