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ローズガーデンから直接厩舎に行き、スミレは馬に乗り宿泊していた宿に向かう。荷物をまとめドラゴンの涙を確認し、チェックアウトする。そしてすぐに王宮に戻る。
荷物を持ったままローズガーデンに向かうと、まだお茶会は続いていた。時間にして1時間程しか経っていなかったのだ。
「あら、スミレちゃんお帰り。早かったのね?」
「はい、宿を引き払うだけだったので。コレがドラゴンの涙の原石(?)です」
ガーデンテーブルにドラゴンの涙を4つゴロンと転がす。
「さすが、スミレさん。扱い方がワイルド」
「ああ、ソレは丈夫だから中々キズが付かないからだ。加工する職人泣かせなくらい加工も難しいらしい。好きなのを選んで。多少色に濃い薄い、大きさにも違いがあるから」
「私は濃いのを頂くわ」
王妃様は小さいが色が濃いものを選び、2人の王妃は1番大きいのを選んだ。2人で半分なので申し訳ない。
「残りはスミレちゃんのお母様と妹さんでしょ?スミレちゃんはいいの?」
「私は以前作ったのの残りがまだあって。使い道がないのですよ。ソレにガイナが婚約指輪としてくれたこの指輪や結婚指輪もガイナが作ってくるるみたいだし。王妃様に頂いた豪華なジュエリーセットのドラゴンの涙がありますから」
「そう。でね、スミレちゃんっ!!貴方のウエディングドレスにドラゴンの涙を散りばめて作ったらどうかしら?後、ティアラとか。ドラゴンの涙でティアラなんて贅沢で綺麗だと思うのよね?もちろんガイナにドラゴンの涙を使ってもらってね?」
「うわぁ~、素敵っ!!」
「スミレの市民のイメージはドラゴンの涙になりそうねっ」
「えっ、ちなみにお2人のイメージは?」
「私はピンクの薔薇」
「私は赤の薔薇、王妃様と被ってますけど」
2人はそれぞれ答える。
「お2人は薔薇で私は魔獣」
「ぷっ!!スミレちゃん、魔獣じゃ無くてドラゴンの涙よっ!?」
「はい・・・」
私は魔獣か・・・。
うん、まあ、否定はしない。
「スミレ、聞いたぞ?母上と2人の王妃にドラゴンの涙をプレゼントしたんだって?」
「ああ・・・」
モソモソと夕食を食べながらスミレは元気が無い。
「どうしたんだ?何かあったのか?」
「私って、魔獣のイメージか?」
「はぁ!?何でだ?」
ガイナは意味が分からんと言う様な顔をした。
「いや、2人の王妃に対する市民のイメージはそれぞれの愛の花の薔薇らしいんだ。だけど、私は魔獣のイメージになるだろうって」
『ブフッ』
とガイナは笑った。
「何だよ~?」
「母上はちゃんとフォローしたと言っていたが、チキンと伝わらなかったみたいだな。母上達曰く、『ドラゴンの涙のティアラとドラゴンの涙を散りばめたドレスを来たスミレちゃんは、まさしくキラキラと綺麗なドラゴンの涙のイメージになるだろう』って魔獣では無く、ジュエルとしてのドラゴンの涙って強調してたぞ?」
「えっ?そうなのか?てっきり魔獣だと」
魔獣みたいに荒くれだと思われるのかと思っていたスミレは、安堵のため息をついた。
荷物を持ったままローズガーデンに向かうと、まだお茶会は続いていた。時間にして1時間程しか経っていなかったのだ。
「あら、スミレちゃんお帰り。早かったのね?」
「はい、宿を引き払うだけだったので。コレがドラゴンの涙の原石(?)です」
ガーデンテーブルにドラゴンの涙を4つゴロンと転がす。
「さすが、スミレさん。扱い方がワイルド」
「ああ、ソレは丈夫だから中々キズが付かないからだ。加工する職人泣かせなくらい加工も難しいらしい。好きなのを選んで。多少色に濃い薄い、大きさにも違いがあるから」
「私は濃いのを頂くわ」
王妃様は小さいが色が濃いものを選び、2人の王妃は1番大きいのを選んだ。2人で半分なので申し訳ない。
「残りはスミレちゃんのお母様と妹さんでしょ?スミレちゃんはいいの?」
「私は以前作ったのの残りがまだあって。使い道がないのですよ。ソレにガイナが婚約指輪としてくれたこの指輪や結婚指輪もガイナが作ってくるるみたいだし。王妃様に頂いた豪華なジュエリーセットのドラゴンの涙がありますから」
「そう。でね、スミレちゃんっ!!貴方のウエディングドレスにドラゴンの涙を散りばめて作ったらどうかしら?後、ティアラとか。ドラゴンの涙でティアラなんて贅沢で綺麗だと思うのよね?もちろんガイナにドラゴンの涙を使ってもらってね?」
「うわぁ~、素敵っ!!」
「スミレの市民のイメージはドラゴンの涙になりそうねっ」
「えっ、ちなみにお2人のイメージは?」
「私はピンクの薔薇」
「私は赤の薔薇、王妃様と被ってますけど」
2人はそれぞれ答える。
「お2人は薔薇で私は魔獣」
「ぷっ!!スミレちゃん、魔獣じゃ無くてドラゴンの涙よっ!?」
「はい・・・」
私は魔獣か・・・。
うん、まあ、否定はしない。
「スミレ、聞いたぞ?母上と2人の王妃にドラゴンの涙をプレゼントしたんだって?」
「ああ・・・」
モソモソと夕食を食べながらスミレは元気が無い。
「どうしたんだ?何かあったのか?」
「私って、魔獣のイメージか?」
「はぁ!?何でだ?」
ガイナは意味が分からんと言う様な顔をした。
「いや、2人の王妃に対する市民のイメージはそれぞれの愛の花の薔薇らしいんだ。だけど、私は魔獣のイメージになるだろうって」
『ブフッ』
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「何だよ~?」
「母上はちゃんとフォローしたと言っていたが、チキンと伝わらなかったみたいだな。母上達曰く、『ドラゴンの涙のティアラとドラゴンの涙を散りばめたドレスを来たスミレちゃんは、まさしくキラキラと綺麗なドラゴンの涙のイメージになるだろう』って魔獣では無く、ジュエルとしてのドラゴンの涙って強調してたぞ?」
「えっ?そうなのか?てっきり魔獣だと」
魔獣みたいに荒くれだと思われるのかと思っていたスミレは、安堵のため息をついた。
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