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「改めて紹介します、親友の加奈です。で、彼の琢磨とその親友の桐生さんです」
都が順番に紹介してくれるので、ペコリと頭を下げる。紹介が終わり、加奈が桐生さんに話しかける。
「あの、今朝はありがとうございました。おかげで怪我せずに済みました」
ペコリと頭を下げ、お礼を言う。
しかし、桐生はプフッと笑う。
「加奈、お前ホントに俺が分からない?」
「は?」
知りませんけど?
「公平って言えば分かるか?」
こうへい?
ジッと顔を見る。あ、泣き黒子あるんだ。
「あっ!泣き虫の公平っ!」
「思い出したか」
ククッと苦笑する。
「さすがにこの歳で泣き虫は勘弁して欲しいけどな」
「何、お前ら知り合いだった?」
琢磨さんが問いかけてくる。
「ああ、コイツ小学校のいじめっ子。俺、よくイジメられた」
「ちょっと!人聞き悪いわね。ピーマン食べれない公平が悪いんでしょ?」
「あ~あ~、で人の給食にピーマン盛りやがって」
と、昔話に花が咲いた。
高級ディナーを食べながらの話では無かったかも・・・。
都は琢磨さんの家にお泊りするらしく、2人はタクシーで帰って行った。なので、加奈は公平と帰る事になったのだが。
「公平、最寄り駅一緒なんだね」
「ああ、俺転勤で引っ越してきたばっかだけどな」
「あ、そうなの?私は3年目かな」
加奈は最寄り駅からマンションまで歩いてすぐの所だ。公平も同じ方向だと言う。
「偶然だね~」
と言いながら歩いていると、加奈のマンションに着く。
「じゃ、私ココだから」
「は?俺もココ」
2人して顔を見合わせる。
「えっ、私201」
「俺、202」
またもや、顔を見合わせ今回は笑ってしまう。
「今まで会わなかったのが不思議だね」
「俺は似たヤツがいるな~とは思ったぞ?駅で何回か」
「えっ、それって私が成長してないからすぐに分かったって事?」
酷くない?
「違うよ、好きなヤツの顔は忘れないだろ?」
公平はそう言いながら、優しく加奈を自分の部屋の玄関ドアに押し付けて、キスをする。
「これ以上の事したくなったら、いつでも来いよ。待ってる」
と言って、公平は加奈の頭をポンポンし部屋の中に入って行く。
ポツンと取り残された加奈は、真っ赤になりながら自分の部屋に帰る。
どうする?
私、公平の部屋に行くべき?
都が順番に紹介してくれるので、ペコリと頭を下げる。紹介が終わり、加奈が桐生さんに話しかける。
「あの、今朝はありがとうございました。おかげで怪我せずに済みました」
ペコリと頭を下げ、お礼を言う。
しかし、桐生はプフッと笑う。
「加奈、お前ホントに俺が分からない?」
「は?」
知りませんけど?
「公平って言えば分かるか?」
こうへい?
ジッと顔を見る。あ、泣き黒子あるんだ。
「あっ!泣き虫の公平っ!」
「思い出したか」
ククッと苦笑する。
「さすがにこの歳で泣き虫は勘弁して欲しいけどな」
「何、お前ら知り合いだった?」
琢磨さんが問いかけてくる。
「ああ、コイツ小学校のいじめっ子。俺、よくイジメられた」
「ちょっと!人聞き悪いわね。ピーマン食べれない公平が悪いんでしょ?」
「あ~あ~、で人の給食にピーマン盛りやがって」
と、昔話に花が咲いた。
高級ディナーを食べながらの話では無かったかも・・・。
都は琢磨さんの家にお泊りするらしく、2人はタクシーで帰って行った。なので、加奈は公平と帰る事になったのだが。
「公平、最寄り駅一緒なんだね」
「ああ、俺転勤で引っ越してきたばっかだけどな」
「あ、そうなの?私は3年目かな」
加奈は最寄り駅からマンションまで歩いてすぐの所だ。公平も同じ方向だと言う。
「偶然だね~」
と言いながら歩いていると、加奈のマンションに着く。
「じゃ、私ココだから」
「は?俺もココ」
2人して顔を見合わせる。
「えっ、私201」
「俺、202」
またもや、顔を見合わせ今回は笑ってしまう。
「今まで会わなかったのが不思議だね」
「俺は似たヤツがいるな~とは思ったぞ?駅で何回か」
「えっ、それって私が成長してないからすぐに分かったって事?」
酷くない?
「違うよ、好きなヤツの顔は忘れないだろ?」
公平はそう言いながら、優しく加奈を自分の部屋の玄関ドアに押し付けて、キスをする。
「これ以上の事したくなったら、いつでも来いよ。待ってる」
と言って、公平は加奈の頭をポンポンし部屋の中に入って行く。
ポツンと取り残された加奈は、真っ赤になりながら自分の部屋に帰る。
どうする?
私、公平の部屋に行くべき?
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