10 / 26
10
しおりを挟む
美亜と隼人は運ばれて来たスープやサラダを食べ、お互いに選んだパスタを一口づつ交換する。美亜はカルボナーラを余り食べないが、こってり味なので一皿は無理だなぁと思う。味は美味しいと思うが・・・。
デザートに柚子のシャーベットと紅茶が出てくる。さっぱり酸味のあるシャーベットは紅茶とも良く合う。
全てを美味しく頂き、隼人さんのチャイを飲む為、隼人さんの部屋へと向かう。
「どうぞ?美亜ちゃん」
玄関の扉を開け、隼人さんが中に促してくれる。
「お邪魔しまぁす」
「どうぞ、リビングのソファに座って」
リビングに入り、美亜は『うわぁ』と声を上げてしまう。
広いっ!
「えっ、隼人さん1人で住んでるって言ってなかった?」
「ああ、俺1人。親父が税金対策で買ったマンションなんだ」
「は、はは・・・。すごいね」
さすが,御曹司。
「はい、美亜ちゃん。『チャイ』飲んでみて?」
目の前に可愛いマグカップが差し出される。隼人さんとペアになっている。
もしかして・・・、誰かと使ってたのかな。
その考えが顔に出てしまったみたいで。
「あっ。このマグカップは、美亜ちゃんの為に用意したんだよ?ちょっと照れくさかったんだけど、美亜ちゃんと特別な関係になりたいなと思って。ハート柄なんて初めて買ったんだ」
と、らしくなくしどろもどろに話し始めた。
「ありがとう。嬉しいっ」
思わず嬉しくて満面の笑顔を向ける。
その瞬間、隼人さんは眉間にシワを寄せる。
「どうしたんですか?隼人さん?」
「どうしたものか。すごい抱きしめたい」
真剣な眼差しで言われる。
「どうして俺、何もしないって言ったんだろう。かなり後悔だ。抱きしめてもいいかな?」
「えっ。はい、どうぞ」
受け取ったマグカップはテーブルの上に起き、隼人さんに向き合う。
「美亜ちゃん・・・、ありがと」
そして、隼人はゆっくりと美亜を抱きしめ、首すじに唇を押し当てる。
デザートに柚子のシャーベットと紅茶が出てくる。さっぱり酸味のあるシャーベットは紅茶とも良く合う。
全てを美味しく頂き、隼人さんのチャイを飲む為、隼人さんの部屋へと向かう。
「どうぞ?美亜ちゃん」
玄関の扉を開け、隼人さんが中に促してくれる。
「お邪魔しまぁす」
「どうぞ、リビングのソファに座って」
リビングに入り、美亜は『うわぁ』と声を上げてしまう。
広いっ!
「えっ、隼人さん1人で住んでるって言ってなかった?」
「ああ、俺1人。親父が税金対策で買ったマンションなんだ」
「は、はは・・・。すごいね」
さすが,御曹司。
「はい、美亜ちゃん。『チャイ』飲んでみて?」
目の前に可愛いマグカップが差し出される。隼人さんとペアになっている。
もしかして・・・、誰かと使ってたのかな。
その考えが顔に出てしまったみたいで。
「あっ。このマグカップは、美亜ちゃんの為に用意したんだよ?ちょっと照れくさかったんだけど、美亜ちゃんと特別な関係になりたいなと思って。ハート柄なんて初めて買ったんだ」
と、らしくなくしどろもどろに話し始めた。
「ありがとう。嬉しいっ」
思わず嬉しくて満面の笑顔を向ける。
その瞬間、隼人さんは眉間にシワを寄せる。
「どうしたんですか?隼人さん?」
「どうしたものか。すごい抱きしめたい」
真剣な眼差しで言われる。
「どうして俺、何もしないって言ったんだろう。かなり後悔だ。抱きしめてもいいかな?」
「えっ。はい、どうぞ」
受け取ったマグカップはテーブルの上に起き、隼人さんに向き合う。
「美亜ちゃん・・・、ありがと」
そして、隼人はゆっくりと美亜を抱きしめ、首すじに唇を押し当てる。
0
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】あなたに従う必要がないのに、命令なんて聞くわけないでしょう。当然でしょう?
チカフジ ユキ
恋愛
伯爵令嬢のアメルは、公爵令嬢である従姉のリディアに使用人のように扱われていた。
そんなアメルは、様々な理由から十五の頃に海を挟んだ大国アーバント帝国へ留学する。
約一年後、リディアから離れ友人にも恵まれ日々を暮らしていたそこに、従姉が留学してくると知る。
しかし、アメルは以前とは違いリディアに対して毅然と立ち向かう。
もう、リディアに従う必要がどこにもなかったから。
リディアは知らなかった。
自分の立場が自国でどうなっているのかを。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる