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優子ママはシュークリームを食べ、少し話すと帰って行った。
「で、耀。隼人さんはどうして目覚めないの?」
「分からない。事故の際、キチンと守れたはずなんだ。まあ、多少の怪我はしたがな。俺の力が強すぎて隼人の精神を追い出してしまったのか、隼人を封印してしまったのか、そもそもあの時に隼人は一度死んでしまったのか?良く分からないんだ」
「えっ!?説明してよ。どういう事?」
「隼人の精神を追い出してしまったのなら、その魂を探しに行かなくてはならない。生き霊みたいに何処かに漂っているかもしれない。悪霊に喰われる前に身体に戻さないと、消えてしまう。封印してしまった場合は、俺が出て行けば戻ってくる可能性はあるが、目覚め無可能性もある。今の所、俺がこの身体に縛り付けられて出て行けれないから、方法を探らないと分からない。最後の、あの時死んでしまっていた場合。俺がこの身体から出た瞬間に隼人は死ぬ」
「どれも微妙じゃないの~っ!どうするのよっ!!」
果てしなく隼人さんに死が近づいてるじゃないのっ。
「どうするも何も、俺の力が完全に戻らないと何も出来ない」
「じゃあ早く力を戻してよ。いつもみたいにキスすればいいんでしょ?」
それで隼人さんが戻るなら、何度でもキスするわよ。身体は隼人さんの身体なんだから。
「ホラ、耀。早く」
耀に顔を近づけ、キスしようとするが、グイッと離される。
「何よ、耀?」
「ダメなんだ。キスだけじゃコレ以上は戻らない。元々俺の力が100%だとする。30%位の減りならキスで100%に戻す事は可能だ。それが一度果てしなく0%に近くなり、今はお前のキスでも10%しか戻せてない。俺の魂の維持だけでこれ以上は増やせないんだ。キスだけじゃ無理なんだよ」
「じゃあ、どうする事も出来ないの?隼人さんは起きないまま、ずっと耀のままなの!?」
美亜の悲痛の叫びに、耀はグッと眉間に皺を寄せる。
「俺の力を戻す必要がある。だが一度では戻らない。何度もする必要がある」
「どうすればいいのっ?耀、教えて。何でもする。私で手伝えるなら何でも言ってっ!耀、お願いっ!!」
「お前、隼人の魂が無い身体に抱かれる覚悟はあるか?」
美亜の目を見つめながら、耀は鋭い眼差しで言い放つ。
「は?意味が・・・?」
「だから、隼人の意識が無い、隼人の身体を使って俺がお前を抱くんだよ。キスでの精気は少ししか俺に来ない。それに対して、お前の子宮からはもっと精気が来るんだ。性的に高まった状態の子宮から、隼人の男性器を通してな。但し、1回2回じゃ無理だ。これだけ俺の力が尽きているんだ。下手したら10回でもまだ足りないかも知れないぞ。いくら好きな男の身体でも他人の魂だ。イヤだろう?しかも、隼人が戻る保証も出来ない。もし力が戻って隼人から出ようとしても、隼人の魂が無ければ死んでしまう。さっき話した3つのどれか見極めも難しい。慎重に隼人の魂を探らないといけない」
一気に話し、耀は息をつく。
「ちょっと考えたい・・・」
そう言って、病室を後にした。
「で、耀。隼人さんはどうして目覚めないの?」
「分からない。事故の際、キチンと守れたはずなんだ。まあ、多少の怪我はしたがな。俺の力が強すぎて隼人の精神を追い出してしまったのか、隼人を封印してしまったのか、そもそもあの時に隼人は一度死んでしまったのか?良く分からないんだ」
「えっ!?説明してよ。どういう事?」
「隼人の精神を追い出してしまったのなら、その魂を探しに行かなくてはならない。生き霊みたいに何処かに漂っているかもしれない。悪霊に喰われる前に身体に戻さないと、消えてしまう。封印してしまった場合は、俺が出て行けば戻ってくる可能性はあるが、目覚め無可能性もある。今の所、俺がこの身体に縛り付けられて出て行けれないから、方法を探らないと分からない。最後の、あの時死んでしまっていた場合。俺がこの身体から出た瞬間に隼人は死ぬ」
「どれも微妙じゃないの~っ!どうするのよっ!!」
果てしなく隼人さんに死が近づいてるじゃないのっ。
「どうするも何も、俺の力が完全に戻らないと何も出来ない」
「じゃあ早く力を戻してよ。いつもみたいにキスすればいいんでしょ?」
それで隼人さんが戻るなら、何度でもキスするわよ。身体は隼人さんの身体なんだから。
「ホラ、耀。早く」
耀に顔を近づけ、キスしようとするが、グイッと離される。
「何よ、耀?」
「ダメなんだ。キスだけじゃコレ以上は戻らない。元々俺の力が100%だとする。30%位の減りならキスで100%に戻す事は可能だ。それが一度果てしなく0%に近くなり、今はお前のキスでも10%しか戻せてない。俺の魂の維持だけでこれ以上は増やせないんだ。キスだけじゃ無理なんだよ」
「じゃあ、どうする事も出来ないの?隼人さんは起きないまま、ずっと耀のままなの!?」
美亜の悲痛の叫びに、耀はグッと眉間に皺を寄せる。
「俺の力を戻す必要がある。だが一度では戻らない。何度もする必要がある」
「どうすればいいのっ?耀、教えて。何でもする。私で手伝えるなら何でも言ってっ!耀、お願いっ!!」
「お前、隼人の魂が無い身体に抱かれる覚悟はあるか?」
美亜の目を見つめながら、耀は鋭い眼差しで言い放つ。
「は?意味が・・・?」
「だから、隼人の意識が無い、隼人の身体を使って俺がお前を抱くんだよ。キスでの精気は少ししか俺に来ない。それに対して、お前の子宮からはもっと精気が来るんだ。性的に高まった状態の子宮から、隼人の男性器を通してな。但し、1回2回じゃ無理だ。これだけ俺の力が尽きているんだ。下手したら10回でもまだ足りないかも知れないぞ。いくら好きな男の身体でも他人の魂だ。イヤだろう?しかも、隼人が戻る保証も出来ない。もし力が戻って隼人から出ようとしても、隼人の魂が無ければ死んでしまう。さっき話した3つのどれか見極めも難しい。慎重に隼人の魂を探らないといけない」
一気に話し、耀は息をつく。
「ちょっと考えたい・・・」
そう言って、病室を後にした。
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