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26 〜シリウス視点〜

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 俺が屋敷に着くと、聞き取りを終えた騎士達が帰る所だった。

 「ナツキ、話がある。着いて来い」

 そう言うとナツキは大人しく着いて来た。

 執務室に到着し、ソファーに座らせる。

 『ナツキ、お前は一体何者だ?』

 『は?質問の意味がわかりませんが?』

 ナツキはポカンとした顔で聞き返して来る。

 『お前はグローリー男爵の娘だと言う事は分かっている。結婚前に一応調べさせた情報によれば、武術が出来るとは書いてなかった。昼間の飛んできた剣を叩き落とした際も、侍女が『さすが弟と一緒に剣を習っていただけはありますね』と言っていたようだが、そんな話しも一切無かった。どう言うことだ?』

 俺は聞き方を変えた。

 『調べモレじゃないですか?』

 伯爵家の影達がきちんと調べられない事など無いはずだ

 『いいや。お前が何らかの武術を嗜んでいたのは事実だ』

 言いながら俺は手元にある本の様なモノを投げつける。するとナツキは咄嗟に軽々と避ける。

 『ほら、な?普通の令嬢ならビックリ目を見開いたまま、顔に直撃するだろうよ?お前は何かの刺客なのか?パーティの日に男達を撃退したのもお前の仕業だろう。お前を助けたと言う、お前だけが証言した男は見つからなかった。素直に吐け』

 するとナツキは口をキュッとむすんだ。

 何か隠しているのは明白だ。

 『どうした、やはり言えないのか?言えないから身体に聞いてみる事になるぞ?女は嫌いだが、抱けない訳じゃない』

 俺はナツキの腕を引っ張り、隣室への扉を開けた。室内にはベッドがあり、ナツキをベッドに向かって放り投げる。

 『バフッ!!』

 とナツキはベッドにうつ伏せに着地したが、すかさず俺ががベッドに乗り上げ、ナツキを上向きに反転させた。

 『ほら、話してみろよ?』

 俺の問いにナツキは口を噤んだままだった。

 『そろそろ素直に言ったらどうだ?お前は何をしに伯爵家に来たんだ?』

 無言を貫いているナツキに苛立った声で聞くが、答えない。

 『しょうがない。素直に吐かないお前が悪いんだぞ?』

 そう言って俺はナツキの頬に手を伸ばし、唇を塞いでいき、ドレスに手をかけた。

俺はナツキを膝で跨いだまま、ドレスの裾から手を入れ足首からねっとりと撫で上げながら、ドレスをまくっていく。結婚式の後、馬車の中でナツキの尻を撫でた事があったが、ナツキの肌は手触りがいい。

 いつまでも撫でていたくなる。

 『やっ、やめてっ!!』

 焦りを含んだ声にハッとする。

 『止めて欲しければ吐けよ。何しに来たんだ?』

 『くっ・・・』

 またもや唇をキュッとむすぶ。

 俺は撫で上げて手を太ももまでのばしている。その手は後ろに回り、ハズキの尻を揉み始める。

 ああ、ナツキの尻はやはり触り心地がいい。

 俺は思わず呟いてしまう。

 『いい手触りだな、お前の尻は』

 そして俺はナツキのドレスを剥ぎ取った。

 ナツキは胸を隠す為に、腕を胸の前でクロスさせる。

 『お前、胸は小さいんだな』

 涙目で睨み上げる顔にゾクリとし、股間が熱くなる。

 『ほら、手をどけろよ』

 


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