25 / 232
『15-1』
しおりを挟む
『15-1』
「誰も歩いていないな」
「盗賊が出てから、誰も通らないのだとか。無人ね」
「つまりは俺とローズだけが歩いていると……」
「そうよ」
「そうよか!」
軽く言うローズと俺は街道を歩いている。
ずっと歩いているが特別に何もない。
魔物もいないな。
街道には魔物がいないのか。
「魔物も居ないようだな。このままだと隣の町に到着するのでは……」
「街道には魔物除けの効果の薬草が街道沿いに植えられているの。強い魔物には薄いけど、弱い魔物には効果があって、近寄らせないの。それも多少の効果だけどね」
「楽でいい」
このまま町に到着したらクエストはどうなるのかと考えていたら、目の前に人が現れた。
「誰!」
「例の盗賊かも。一人だし。どうする」
「停止しよう……」
街道に現れたので、様子を見るつもりで停止してみる。
向こうは完全に俺とローズを見ている。
間違いなく盗賊っぽい。
「おい、お前たちは冒険者パーティーか?」
「はい……パーティーです」
俺は答えに困った。
見た目は盗賊っぽい。
頭には兜を被り、顔は見えないし、鎧も付けている。
盗賊を調査して捕まえに来たとは言えないよな。
「パーティーか。よし、武器を持て、そして戦え!」
「ええっ! いきなり戦いに!」
盗賊はいきなり戦いの構えをしてくる。
槍を持っていて、戦闘態勢だ。
「ローズ、戦いになるぞ!」
「早すぎでしょ!」
「さぁ行くわよ、お二人さん!」
盗賊は槍での攻撃を向けてきた。
ローズは槍を素早く避けるあたりは、さすがである。
俺は剣で槍とぶつかり合う。
槍は長いので剣で戦う上では、距離が難しい。
遠い距離での戦いになる。
盗賊は俺とローズを二人相手にしてもひるむ様子はなく、ガンガンと突いてきた。
「なかなかやる。この槍を防ぐとはな」
「……」
「ローズ、大丈夫か」
「少しだけ槍で切られたみたい……」
よく見るとローズの体には切ったあとが。
出血している。
直ぐにヒールをしておき治癒する。
「魔王竜ヒール!」
「ありがとね」
「ヒール使いか。面白いな。これではどうかな。ホーリーサークル!」
盗賊は槍を回転させながら魔法攻撃してきた。
強烈な空気の波が俺に向かって来たが、防御が間に合わない。
ちょっと不味いよな。
「ああっ!」
ダメージを受けてしまった。
街道に転がってしまう。
かなりのダメージだ。
強いなこの盗賊は……。
今まで戦った魔物と比べても強い。
「誰も歩いていないな」
「盗賊が出てから、誰も通らないのだとか。無人ね」
「つまりは俺とローズだけが歩いていると……」
「そうよ」
「そうよか!」
軽く言うローズと俺は街道を歩いている。
ずっと歩いているが特別に何もない。
魔物もいないな。
街道には魔物がいないのか。
「魔物も居ないようだな。このままだと隣の町に到着するのでは……」
「街道には魔物除けの効果の薬草が街道沿いに植えられているの。強い魔物には薄いけど、弱い魔物には効果があって、近寄らせないの。それも多少の効果だけどね」
「楽でいい」
このまま町に到着したらクエストはどうなるのかと考えていたら、目の前に人が現れた。
「誰!」
「例の盗賊かも。一人だし。どうする」
「停止しよう……」
街道に現れたので、様子を見るつもりで停止してみる。
向こうは完全に俺とローズを見ている。
間違いなく盗賊っぽい。
「おい、お前たちは冒険者パーティーか?」
「はい……パーティーです」
俺は答えに困った。
見た目は盗賊っぽい。
頭には兜を被り、顔は見えないし、鎧も付けている。
盗賊を調査して捕まえに来たとは言えないよな。
「パーティーか。よし、武器を持て、そして戦え!」
「ええっ! いきなり戦いに!」
盗賊はいきなり戦いの構えをしてくる。
槍を持っていて、戦闘態勢だ。
「ローズ、戦いになるぞ!」
「早すぎでしょ!」
「さぁ行くわよ、お二人さん!」
盗賊は槍での攻撃を向けてきた。
ローズは槍を素早く避けるあたりは、さすがである。
俺は剣で槍とぶつかり合う。
槍は長いので剣で戦う上では、距離が難しい。
遠い距離での戦いになる。
盗賊は俺とローズを二人相手にしてもひるむ様子はなく、ガンガンと突いてきた。
「なかなかやる。この槍を防ぐとはな」
「……」
「ローズ、大丈夫か」
「少しだけ槍で切られたみたい……」
よく見るとローズの体には切ったあとが。
出血している。
直ぐにヒールをしておき治癒する。
「魔王竜ヒール!」
「ありがとね」
「ヒール使いか。面白いな。これではどうかな。ホーリーサークル!」
盗賊は槍を回転させながら魔法攻撃してきた。
強烈な空気の波が俺に向かって来たが、防御が間に合わない。
ちょっと不味いよな。
「ああっ!」
ダメージを受けてしまった。
街道に転がってしまう。
かなりのダメージだ。
強いなこの盗賊は……。
今まで戦った魔物と比べても強い。
21
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる