最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

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『ヒール32』

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『ヒール32』



「知り合いの人かい……ドワーフじゃねえな」
「冒険者になったの、竜の守りパーティーの仲間」
「どうも、トレイルです」
「猫人族ローズです」
「エルフ族パピアナです」
「色んな種族がいて楽しそうなパーティーで良かったな」
「私の武器が欲しくてミヤマからの紹介で来たの」

 ローズが一歩前に。
 アリストテレスおじさんは、いかにも鍛冶士らしい工場の作業中。
 鉄を打ったり、加工したりしている風。
 汗もいっぱいかいている。

「猫人族の子におすすめの武器か。ローズなら短剣やナイフなど軽くて小さい武器がいいかもな」
「そう、軽くて小さいのがいいわ」
「猫人族、及び獣人族はスピードがあるからな、スピードを活かした武器を装備するのがいい」

 武器を作っているからか、俺よりも詳しそうだな。

「俺にも剣を。今のは軽いけど安物だったんだ」
「どれ、そうだな、こりゃ安物だ。オレが作ってやってもいいぜ」
「本当ですが、嬉しいです」

 手作りとは嬉しいよな。
 滅多にないことだろう。

「アリストテレスおじさん、ありがとう!」
「あっ、ゴメン、今は無理だったんだ。武器を精製できないんだ今は……」

 どうしたのか、話していたら途中からテンションが低めになる。
 俺が気に触ることを言ったのかな。

「精製出来ないてどう言う意味。わかるように説明してよ」
「ああ、武器を精製するには材料である鉱石がいる。特に優秀な武器を作るには魔鉱石と呼ばれる素材が必須なんだ。それはミヤマもわかるよな」
「うん、鉱石を取りに行ったらオークに出会ったから」
「それが町に定期的に入手出来ていた魔鉱石が現在は手に入らないんだ。魔鉱石はダンジョンや鉱山にあるのだが、この近辺から取れていたダンジョンに入れないらしい。なんでも冒険者パーティーは全滅したり、強い魔物がいるのか、ギルドでダンジョンには立ち入り禁止にされたのだとか。魔鉱石が手に入らないから、オレも鍛冶が出来ないから大変に困っていたところ」

 話ではダンジョンには現在は入れないらしい。
 ダンジョンは魔鉱石が取れるところであるから、このままではアリストテレスは困るだろうな。

「どうしよう、残念だったねローズ。楽しみにしていたけど」
「うん、残念です」
「そのダンジョンを調べるのはどうかな。おじさんを困らせていたくない。おじさんにはお世話になっていたから、私が今度は助けたい」
「ミヤマが言うのもわかるが、ダンジョンに入れない以上は難しいよな」

 どうやってダンジョンに入れるか俺にはわからないな。
 でもミヤマの気持ちはわかる。

「トレイル。ミヤマのおじさんを助けてあげたら。ミヤマも協力したいのよ」
「アリストテレス、俺はギルドに行って相談してみます。そのダンジョンへ入れるかを交渉してみる」
「本当か、問題があって解決してくれたら助かるなあ。頼むよ、魔鉱石がまた手に入ればトレイルとローズに武器を精製してやりたい!」
「その時はお願いします!」
「おじさん、待ってて!」

 アリストテレスの言うダンジョンはどこにあるのかを先ずはギルドに詳しく話してもらおう。
 ミヤマのおじさんであるし、協力したい。
 ローズも自分の武器が持てるかがかかっているから、やる気がありそう。




 冒険者ギルドに。
 すぐに受付嬢のとこへ行き、話しを持ちかける。

「実は話し合ってきた」
「なんでしょう?」
「鍛冶士から聞いた話で、魔鉱石が多く取れるダンジョンに現在は誰も入れない。それで魔鉱石が入手出来なくなっていると聞きましたが本当ですか」
「はい、魔鉱石の良く取れるダンジョンはこの町の近辺にあります。しかし問題がありまして、現在は立ち入り禁止区域にしました」

 アリストテレスの話と同じだな。
 問題についても詳しく知りたい。

「詳しく知りたいです」
「ダンジョンは以前からあり、魔物が出現することから多くの冒険者に人気でした。しかし最近になり異変が起こりました。冒険者パーティーが全滅したり、多くの犠牲者が出たりしたのです。ギルドは急きょ、ダンジョンへのクエストを中止に決定したのです」

 冒険者が犠牲者か。
 原因がありそうだな。
 危険な感じもするけど、ここで引くわけにはいかない。

「その原因は判明しているのですか?」
「はい、ダンジョンから生き残った冒険者の話では、魔物がいたとされて、魔物はマジックメイジ、Cランク指定の魔物です。トレイルのパーティーはEランクですから、まだ手を出すのは危険です」
「Cランクの魔物がいるのか」

 Cランクとなるとオークと同じではあるが、強いのは間違いない。

「やります、そのダンジョンに行きますから、場所を教えて!」
「おい、パピアナ、相手はCランクよ。受付嬢も困っている。いつも勝手に申し込まないで」

 ローズがパピアナを制御する。

「Cランクはオークも同じである。楽しそうな魔物じゃないか。行こうトレイル!」
「絶対にダメ!」

 受付嬢は手を振って受け付けない様子。

「オークを倒したのを評価して欲しい」
「まぁ、オークを倒したのは驚きました。あれはCランク指定。Cランク以上のパーティーでないと不可能な魔物。それをEランクパーティーの竜の守りが倒したのは認めます。責任は取れませんけど……」

 パピアナの押しがきいたのか、受付嬢は譲歩してくれる。

「楽しみに行くわけじゃないけど、俺もこのまま帰りたくない」
「私もおじさんを助けてあげたい」
「…………トレイルのパーティーの保証はないですが、それでも行くのなら、ダンジョンへ行くのを許可はします」
「メイジだかなんだか知らないが魔法ならエルフも負けないからね!」

 Cランクに魔法で勝負を挑んで大丈夫かパピアナは。

「それなら、私も武器を買いたいから、頑張る!」

 ローズは武器もあり、真剣な顔だ。
 受付嬢から詳しいダンジョンの場所を聞き、俺達パーティーは出発と決まった。
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