最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

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『ヒール88』

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『ヒール88』



「バゲットは事前に調査していた。誰がいつ野草を守りに来るのかを。そして今日はCランクのパーティーが主体となるのを確認していたらしい。今日ならば野草の警備が弱いと判断していて、そこに俺たちと戦いになった」
「調査していたCランクってのが嘘だった。トレイルはとてもCランクパーティーの能力じゃない。もっと上の能力者だったのが敗因だ。ギルド側が竜の守りをCではなく、Bにしていたら俺は今日は襲わなかったぜ、ちくしょー」
「それではギルドの誤りで捕まえられたと言うのですか?」
「そうだよ、お前らギルドがしっかりと竜の守りに評価してないからだ。ちくしょー」

 自分が悪いのにギルドのせいにするあたりは悪人っぽい。
 言い訳がましいってのはこの男のことだ。

「野草を盗まなければ問題なかった。自分が悪いだろ、ボケッ!」
「あああっ!」

 ミヤマがムカつくのか、動けないバゲットに蹴りを入れた。
「ミヤマ、みんなの前で蹴るのはやめなさい」
「わかった」

 ローズから注意される。

「竜の守りの評価についてはギルドで判断します」
「また上がる? やったー」
「パピアナ、喜ぶのは早いです。最近Cに、それも異例の早さで昇格したばかりなのです。これ以上ランクアップしたら、他のパーティーから文句を言われます。バランスが欠けてしまいます」
「つまりは、我々がランクアップすると、他のパーティーから、なぜ竜の守りだけ特別扱いするなかて言われるわけだな」
「パピアナのおっしゃる通りですがギルドは大変に高く評価してますので、落ち着いてください」

 高ぶるパピアナ。
 ランクアップしないと言われたに等しいからだろう。
 俺は無理に上げろとは言わないが、パピアナは納得しないようだ。

「そしてここにいる拘束したパーティーは?」
「カイトレッド。俺達のパーティーがクエストをするのを邪魔してきたから拘束しといた。クエスト中に邪魔をしてくるのはルール違反ではないのかい」
「一緒に参加したパーティーが足を引っ張るのは危険ですし厳重に注意対象となります。しかしカイトレッド、あなたほどの人物が、なぜトレイルの邪魔をしたのか理由がわかりません」
「カイトレッドを有名なの?」
「ギルドでも活躍されてるCランク冒険者。評価は高いのに不思議」

 受付嬢は残念な顔をした。
 カイトレッドは顔を合わせないよう受付嬢とは逆の方を向いている。

「そういえば、誰かに私達の邪魔をするよう命令されたみたいな言い方していた。説明してよ」
「話すかよ」

 カイトレッドはローズの質問に言い返した。

「俺も知りたい。誰が俺達のクエストをさえぎるのかを。クエストに決まったのは昨日だった。それを知ってるとなると、俺に執着心がある人物に限られるはずだしな」
「話せないな。話したら俺が消されるだろう」
「あなたが消されるなんて知らないバカ」
「カイトレッド達はギルドでは処分対象となる。クエストの受付けもしませんし、ランクも降格させられます。酷い邪魔をした場合には」
「ちぇっ、トレイルに関わったのがバカだった」
「お前はバカだよ!」

 パピアナにバカにさせるも話するつもりはないらしい。
 無理やり話させるのは困難だろうから、カイトレッド達はギルドに任せるとした。
 規定ではクエスト内で他の冒険者の行動を不自然に邪魔し、危険にもさらした。
 規定違反なので罰を受ける。
 パーティーとパーティーの争いはギルドは好まないし、避けたいのもある。
 特に弱い立場の、低いランクのパーティーが高いランクのパーティーから脅されたりしたら、安心してクエストは出来なくなる。
 クエスト自体をしなくなることもあり得るわけなので、ギルド側は厳しく監視していた。
 とりあえず報酬は得たから、文句はなかった。
 俺のレベルも大幅にアップしていて、レベル1884までアップ。
 自分でも信じられない速度に満足。
 人類で俺よりも早くレベルアップする人はいないだろうな
 人類最速でこれからも、ぐんぐんとレベルアップしていきたい。
 もうすぐレベル2000に達するのも近い。




名前 トレイル
職種 回復術士
種族 人族
性別 男
年齢 18
レベル 1884
体力 8840
魔力 8830
攻撃力 8820
防御力 8850
素早さ 8810  


ゲオルギウスの加護

スキル
アイテムボックス、鑑定、移動速度アップ、睡眠魔法耐性、取得バルのアップ、攻撃回避10パーセントアップ、水魔法耐性アップ、豪腕、耐寒レベル1、暗視、看護、包容力、ダンジョンランプ、前衛、風邪予防、体温調節、止血、検温、止血


魔法
魔王竜ヒール
魔王竜リフレイン

 
 




 冒険者ギルドから去る。
 シシリエンヌがなにか言いたそうである。

「Cランクからランクアップは無しかぴょん」
「無しだな。残念だが」
「残念。バゲットを捕えたのならもっと高評価されてもいいと思うぴょん。ギルドはケチくさいぴょん」

 兎耳を少し垂らして言った。

「仕方ないよ。私もランクアップ期待したもん。まだ先は長いと思えばいい。明日も明後日もクエストすればいいのよ。そうやってランクアップしてきたからね。竜の守りはまだランクアップ出来る」
「頑張る、その前に報酬入ったので肉を食べたいぴょん」
「それはいい、ハンマーをいっぱい振ったから、腹が減った」
「トレイル、いつもの料理店に行こう」
「行こうか」

 なぜか話しが急に肉料理店に変わったものの、俺も食べたかったから直行。
 テーブルは空いており座れた。
 必ず頼む肉料理を注文したのが運ばれてきた。

「シシリエンヌ食べなさい」
「美味しいぴょん!」
「クエストを終えた後の料理は美味い!」
「猫耳がふにゃふにゃになった」
「美味いもん」
「美味いぴょん!」
「いっぱいあるから、ゆっくり食べな」

 ローズとシシリエンヌの食欲が凄い。
 見ていて気持ちいい食べっぷりだ。

「さぁ、私も食うぞ」
「ハンマーの使い過ぎで疲れただろ」
「疲れたな」
「そういえば、パピアナは小屋で拘束されていたろ。大丈夫だったかい?」

 俺はパピアナがカイトレッドらに酷いことをされたかと心配して言った。

「小屋でカイトレッドは私とシシリエンヌを動けなくして最悪だった」
「動けなくしたのか」
「う、う、動けなくしたといっても、何もされてないっ、変なことはされてないっ」

 俺は特に何も言ってないがパピアナは慌てだした。

「そうか、何もされてなくて良かった。パピアナは反抗的なところあるから、カイトレッドからされたかと思ったんだ」
「バカっ、何もされてないわよ!」
「なぜ顔が赤くなってる?」
「知らない、お酒飲んだからよ」

 パピアナはお酒はあまり飲んでなかったのだが。
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