最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

文字の大きさ
124 / 232

『ヒール112』

しおりを挟む
『ヒール112』



「ロット、パピアナにやられた。私にヒールハイをお願い」
「俺にもヒールハイをくれ。ハンマーで殴るのを受けてしまった」
「2人に同時にヒールハイは無理だから、先にソロフレーズにする。ヒールハイ」
「助かるが、体力がまだ」

 ヒールハイをソロフレーズへ。
 しかし回復しても完全に回復していない様子だ。
 ヒールハイはヒールよりも回復する量は大きいと思う。
 けど完全に回復しないから、少しずつ体力が減り続けていた。
 ソロフレーズの体力はきっと半分くらいかな。

「俺にも早くヒールハイを」
「待ってくれ」
「どうした!」
「少し疲れた」

 肩を上下に揺らしているアンダーロット。
 呼吸も荒い感じ。
 疲れた感じだ。

「魔力の使い過ぎか?」
「使い過ぎた。ちょっと時間をくれ。ヒールハイを連続で使うと疲労するのは知っているでしょ」
「そうだったな。体力は減ったが、頑張るしかないか」

 どうやら魔力の使い過ぎで疲労したらしい。

「ヒールハイはヒールよりも魔力を消費するのよ」
「うるさいパピアナ」
「変なのは体力。ヒールハイしているのだから、ソロフレーズとアモーレの方が体力は多く残っているはずだ。私が何度もヒールハイしたのだから。それなのに変だな。パピアナとドワーフの女の方が元気に思える」
「言うとおりに変だな。私も気づいた。なぜかトレイルのヒールは体力が大幅に回復しているのだ。あり得ない」

 俺の魔王竜ヒールが大幅に回復していると気づいたかな。
 普通のヒールとの違いを説明しないとわからないだろうな。

「あはははは、トレイルのヒールはお前らのヒールハイより上なんだよ。いい加減に気づけ」
「エルフ族の魔法が、人族に負けたら恥だ。恥、恥。絶対に負けてはならないの」
「そう言われてもな、俺の魔王竜ヒールは全回復だからな」
「ちょっと待て。今なんて言ったかな。私には魔王なんとかヒールと聞こえたけど?」
「魔王竜ヒール。普通の回復魔法のヒールとは種類が違う」

 やっと違いに気づいたかな。

「魔王竜ヒールだと。アンダーロットは知っている魔法か?」
「知らないし聞いたことない回復魔法。嘘ですよトレイルは嘘を言っているのです」

 知らないからと言って俺を嘘つき呼ばわりはよして欲しい。

「嘘じゃないさ、魔王竜ヒールて本当なんだ」
「嘘葬嘘嘘嘘だ、絶対に嘘だ。人族は嘘を言う種族。エルフ族の知らない魔法は存在しないのよ」
「トレイルの言うこと、全く信じてないな。いくら説明しても無駄かもな。エルフってパピアナと似ていて強情なのかな」
「あいつらバカっだ。わかりやすく説明してやってるのに」

 説明してもわからないなら、どうしたらいいかな?
 俺も困ったな。
 
「あ~~ら、仮に、まず無いとは思うけど、トレイルの言ってることが本当だとしよう。魔王のヒールとやらが存在していて、トレイルが使えるのなら、アモーレに魔王竜ヒールをしてみなさい。アモーレは今は重症。酷く体力も減らしています」
「俺の体力はそうだな、全回復の10分の一くらいだ。ロットのヒールハイでは全回復には届かない。もしトレイルが嘘つきじゃないなら俺に魔王のヒールとやらをかけてみろ。それで全てはっきりする」
「意味がわからない。なぜ戦っている最中に相手にヒールする必要があるのかな」

 俺は意味がわからず混乱して言った。

「納得しない。戦いの最中だぞ。トレイルの言うとおりだ」
「お前ら昔と同じだ!」
「それなら嘘つきだ、嘘つき嘘つき嘘つき!」

 魔王竜ヒールを拒むと今度は嘘つき呼ばわりとなる。
 何なんだ、この状況は。
 
「トレイルはエルフをだます人物だ。信じられない!」
「なぜ俺が」
「あのバカっを信じさせるならトレイルが魔王竜ヒールをすることだ。それ以外に方法はない。特にソロフレーズは頭がかたい。一度言い出したら変えないな」
「パピアナが説得してくればいい」
「無理だ。それは絶対に無理だ。トレイル、頑張れ」

 パピアナは俺に頑張れと。
 ますます意味がわからず困るものの、このままでは先に進まない。
 魔王竜ヒールするしかなさそうだ。

「わかった。アモーレにヒールする。それで解決するなら」
「頑張れ」

 あまり乗り気はしないがアモーレにヒールする方法を選ぶ。
 アモーレに近い位置まで歩いた。

「俺に魔王竜ヒールをする気になったか。やってみろ。だが条件がある、変な魔法をしたら許さないぞ。ヒールのみ認める」
「条件なんて要らない。俺は余計な考えは一切ない。必ずヒールをする。それでよいな」

 この場でも俺を信じないとは、アモーレは人間不信かもな。

「信じてやろう」
「ではいくぞ、魔王竜ヒール」



体力を700回復しました。
経験値を700獲得しました。
レベルが2074に上がりました。

スキル、水分補給を覚えました。


名前 トレイル
職種 回復術士
種族 人族
性別 男
年齢 18
レベル 2074
体力 9740
魔力 9730
攻撃力 9720
防御力 9750
素早さ 9710  


ゲオルギウスの加護

スキル
アイテムボックス、鑑定、移動速度アップ、睡眠魔法耐性、取得バルのアップ、攻撃回避10パーセントアップ、水魔法耐性アップ、豪腕、耐寒レベル1、暗視、看護、包容力、ダンジョンランプ、前衛、風邪予防、体温調節、止血、検温、止血、水分補給


魔法
魔王竜ヒール
魔王竜リフレイン




 信用しているのか不安なアモーレに魔王竜ヒール。
 あまり気持ち良くはないものの、自分のレベルが2074に到達したのは嬉しいこと。
 アモーレの体力回復は完全回復させて経験値もゲット。
 体力は完全回復するだろうから、アモーレの反応は驚くだろうな。

「なっ、本当だ!」
「どうだ、アモーレ、やっぱりトレイルは嘘つきだろう?」
「違う、違う、違う」

 アモーレは違うを連発する。
 混乱している感じ。
 俺を見て混乱。

「何が違うのだい。体力はどうだ?」
「完全回復している。間違いなく回復している。信じていいのか。ヒールハイよりも効果は大きいぞ」
「ええっ、まさか、私のヒールハイよりも上て言うの。あり得ないから!」

 ヒールハイ使いのアンダーロットは現実を受け入れられないみたいだが、受け入れてもらうしかない。

「あははは、どうやらトレイルの回復魔法が上なのはわかったようだな。アンダーロットよりもトレイルは格上の回復魔法使いだ。エルフ族の負けだ。負けを認めなさい」
「むむむむむむ。私の回復魔法が負けた。そうなのかアモーレ?」
「認めたくはないが、魔王竜ヒールは完全回復魔法らしい。悔しいが認めるしかない」

 やっと認めてくれたかな。
 早く認めてくれたら良かったのにな。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

S級冒険者の子どもが進む道

干支猫
ファンタジー
【12/26完結】 とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。 父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。 そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。 その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。 魔王とはいったい? ※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

処理中です...