最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

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『ヒール113』

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『ヒール113』



「おいソロフレーズ。お前もトレイルが格上なのを認めろ。さもないとお前が嘘つきになる。いいのか」
「トレイルの回復魔法は優れているのはわかった。しかしまだ確信はない。なぜなら魔力を大量に使う魔法だ。体力と傷の完全回復は回復魔法の中でも最上位種に位置する魔法。上級回復魔法のレベルになる。まだCランクのトレイルには限界がある。つまりはもう使えないはずだ。魔力切れしていると考えられる。もう怖くはないぞ。もう魔王竜ヒールは使用不可とみていい」

 なんとまだ信じていなかったソロフレーズ。
 ここまでしても信じてくれないとは、何をしても信じてもらえない気もするが。
 どうやったら信じてもらえるのかな。
 パピアナもがっくりしているし、ミヤマも呆れていた。
 パピアナの話ではソロフレーズは昔からこのような性格をしていたとかなのでだそうだ。
 エルフ族はみんな人間不信なのかもと思ってしまう。

「なるほどな、トレイルはもう魔力は尽きたか。我らの勝ちは確定した」
「なぜ?」

 俺はあまりの強引な考えに疑問をしてしまった。

「トレイル、悪いがソロフレーズは信じていないみたいだ。そこでソロフレーズをわからせる方法を考えた。ソロフレーズにも魔王竜ヒールをする。そうしたら魔力切れもないとわかるだろうが、どうだい?」
「ソロフレーズにもヒールか。面倒くさいけど」
「面倒くさいとか言ってられない。ソロフレーズを説得させるにはそれしかない。頑張れトレイル」
「パピアナ、キミは俺のヒールを軽く使い過ぎだよ」
「頼む」

 パピアナはやたらと俺を使う。
 俺が忙しくなる。
 けどミヤマが話したように、ソロフレーズにもヒールすると信じるという仮説。
 かなり怪しい仮説の気もするが、今はそれしか思いつかないので、ミヤマとパピアナが俺に期待する目で見てくる。
 もうやるしかなさそう。

「なぁ、キミにも魔王竜ヒールをしたら信じるかい?」
「あ~~ら、まだそんなこと言ってるの。もう魔力は絶対に切れてます。あなたには魔力はありません。あるわけないのよ。もし使えたなら上級回復魔法士よりも格上の魔法使いとなる。ないないないない、絶対にない。けど面白いわね。やるならやってみなさいよ。私の体力はかなり減少したままです。パピアナと戦って疲労してます。完全回復しなかったなら負けを認めなさい」
「負けを認める。俺とパピアナとミヤマは3人とも認めるよ。それでいいかな。それでは始めるぞ、魔王竜ヒール」


体力を870回復しました。
経験値を870獲得しました。
レベルが2075に上がりました。





「どうぞ、どうぞ、どうぞ、魔法が使えるはずもないですから。あ~~ら、どうして、どうして、どうしてなの!!」

 ヒールした結果。
 最初は笑顔であった。
 ヒール魔法が出来ないと断言していたからだ。
 少ししてから彼女の顔色が変わる。
 笑顔の余裕がなくなる瞬間。
 信じたくないが信じるかな。

「どうしたソロフレーズ。変な魔法をされたのか?」
「されてない、されてない、変だ、変だな、変だな。もう魔法は使えないはずなのに、使えるし、私の体力と傷は完全回復してるの!!」
「えええっ!! 嘘だろ。上級回復魔法だから魔力切れしているのだろ!」
「俺は魔力切れしない」
「しない?」
「そうだ。魔力切れしない」

 嘘ではなく真実を伝えるも、エルフ達は全く受け入れない感じだ。

「あり得ない。魔法は魔力を消費する。そのため下級魔法はたくさん使えるし、上級魔法は魔力消費が激しく何度も使用できない。これは魔法の世界の常識だ。常識からしてあり得ない話だ」
「そうなるとトレイルは常識外れてことだな」
「うん、常識がない」
「いやいや、常識はあるよ。ただ常識を超えているんだよ俺は」

 思ったとおりだが、ソロフレーズは信じることが出来ないでいた。
 それはエルフの魔法の常識を覆すことに繋がるからだろうな。

「魔力切れしないで、そこまでの上級魔法を使える存在は常識外だ。あってはならない。だが認めざるを得ないな。実際に私に回復魔法をかけている」
「負けを認めろよな」
「うううお前に負けるなんて」
「自分で言ったろ。トレイルが魔法を使えなかったら負けだと。結果はトレイルは回復魔法した。負けだと認めるのだ」
「悔しいが悔しいが負けだ。我ら魔法の子猫の負けだ」

 ソロフレーズは、苦渋の顔で負けを認める。
 俺はホッとした。

「よし! 勝った!」
「トレイルのおかげだ。やっぱり私達のリーダーだよ」
「ありがとうパピアナ」

 パピアナは俺に感謝してくれたから、俺は嬉しい。
 ソロフレーズとアモーレ、それに回復魔法士のアンダーロットは残念がっている姿。
 エルフ族が魔法で負けたのがショックなのかな。
 俺にはそう思えた。

「勝った!!」
「勝ったぴょん!!」

 戦いに参加しないで離れて見学していたローズにシシリエンヌが俺に抱きついてきた。
 俺たちのパーティーは負けなかった。

「勝ったのかな」
「勝ちよ。トレイルの魔力と魔法はエルフ族を圧倒したてことよ」
「ローズとシシリエンヌは俺が負けると思ったかい」
「トレイルはきっと勝つと思った。なんてたって魔王竜が加護しているのだもん。そこらの魔術士とは一緒にしちゃだめ」
「そうそう、魔王竜が中にいる。さすがにエルフも勝てませんぴょん」
「そうだな。俺には魔王竜がいるからな。でも半分は違うさ」
「どう違うぴょん?」
「確かに俺の中に魔王竜がいる。でもそれだけじゃないと思う。勝てたのは竜の守りパーティーがみんな信頼しあっているからだと思う。みんなパピアナを好きだし、パピアナを一人にさせたくい思いがある。もしパピアナが嫌いならパピアナ一人で戦えよとなるだろ。みんながパピアナと繋がっているから、魔法の子猫パーティーに勝てたと思う」

 そう思いたいし、パピアナと出会えたから俺はここまで来れたんだ。
 パピアナが居なくなったら俺は嫌だ。

「そうだね、パピアナは少し難があるけど、パーティーには必要ね。ソロフレーズ達とは過去に何があったのか詳しくは知らない。でもパピアナはパピアナ。今は竜の守りでしょ」
「パピアナはエルフ族であり、竜の守りでもあるぴょん」
「パピアナがエルフ族でも強いのは証明された。誰もバカにしないさ。もちろんドワーフも」
「みんな、ありが、とう、バカなんだから、私のために戦い、もう、バカっ」

 パピアナは怒り気味に言ったが、みんなは笑っていた。
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