最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

文字の大きさ
132 / 232

『ヒール120』

しおりを挟む
『ヒール120』



 それから数日か経過して俺はソロフレーズから魔力の使い方について学んだ。
 色々とわからないところもあったけど、くじけずに頑張ったと言えるかな。
 
「魔王竜ヒール」
「あ~~ら、良い成長っぷり。最初の頃よりも格段に魔力を使えるようになった。これで授業は終了だ」

 俺がヒールをしたら、ソロフレーズから授業の終わりと言い渡された。
 彼女から見ても成長したと言うことなので嬉しい。

「ありがとうございました。魔力の使い方も学べて実践でも役に立つと思うよ」
「当然だ。私が教えたのだからな」

 終わりになる。
 今使ったヒールが最後の授業のヒールてことか。
 
「やっと終わったのかトレイル。お疲れ様です」
「見学もご苦労さまだミヤマ」
「ふん、私が教えた方がもっと早く終われたのにっ」

 相変わらず言っているパピアナ。
 でも彼女も嬉しいのかな、俺が成長して。

「パピアナが教えたらトレイルは混乱してたよ」
「なぜだっ!」
「それよりもパピアナは、良い仲間を持ったな。今後はBランクパーティーを目指すのだろ」
「もちろんだ。ソロには負けないんだからっ」
「あ~~ら、私だって負けない!」

 せっかく授業が終わり本来なら良い雰囲気のはずが、この二人が言い合いになる最後。
 俺を完全に無視しているなこの二人は。





 平原から町に帰る。
 よく行く肉料理店に入った。
 お客も多くいる。
 ソロフレーズ達3人も一緒にご飯するとなった。
 俺はお腹も空いていたし料理に食らいつく。
 ローズは相変わらず肉料理には目がない。
 両手に肉を持ち食べまくる姿。
 他のお客から注目される。
 ソロフレーズとアモーレとアンダーロットにはお礼を言う。
 最初に会った時にはいきなり決闘になり、この3人を不信に思ったけど、今は大事なエルフ族のパーティーに。
 これも全てはパピアナと知り合った繋がりである。
 魔法の子猫パーティーには感謝していたら他のお客の会話が耳に入る。

「おい聞いたか、森の王パーティーが解散危機だってよ」
「なんだって!」
「噂ではジェンティルが原因らしいが、サリオスとムジカとケンカしたらしいぜ、そしてクエストには成功したが、もう少しで失敗だったらしい。こうなると森の王も解散か、またはSランク取り消しにもなり得る」
「本当か。あの森の王も落ちたものだな」

 サリオス達のパーティーの話だった。
 偶然にも聞こえたが、Sランクから降格されるらしいと。
 何があったかはわからないが、ゴタゴタしているのは確かだ。
 俺には関係ないとはいえ、聞き流すわけにもいかない内容。
 食べるのを止めて聞いてしまう。
 
「聞いた?トレイル」
「うん、聞いたよ。俺には関係ないけどな」

 俺の直ぐ横で聞いていたらしいローズ。
 猫だけに耳が良いからな。

「サリオスが困っている原因はトレイルにあると言っていた。原因がトレイルならばトレイルに又ちょっかい出してくるよ」
「いい迷惑だよ。放っておいて欲しい」
「今がどこにいるかわからないけど、近くにいるなら迷惑話じゃなくなる」
「いい加減にしてくれっての」

 ローズは心配しているが、俺は考えたくなかった。
 顔も見たくないからな。
 肉料理店での食事は美味かった。
 余計な話を聞かなければもっと最高に楽しめたのにな。
 ソロフレーズとはこの店でお別れとなる。

「ありがとうソロフレーズ。色々と魔力の勉強になったよ」
「あ~~ら私も勉強になったわ。こんだけ魔力切れしない素材に出会えたからね。エルフ族は未知の魔法には目がないのよ」
「となるとトレイルはエルフからしたら良い素材てことか」
「良い素材ぴょん」
「こらっ、俺を素材呼ばわりするな」
「痛いぴょん」

 シシリエンヌの頭を軽く叩く。
 エルフ族からしたら俺は未知の存在てことで興味深いらしい。

「それじゃ元気でな」
「お元気で」
「お元気でぴょん」
「もう会いに来るなっ」

 最後はパピアナらしく言ってお別れした。

「お別れして本当はパピアナは寂しいのと違う?」
「誰が寂しがるかよっ」
「それならいいけど」
「ローズに言っておく。私はあの3人とはめっちゃ仲悪いのだからなっ」
「そうかな、ソロフレーズとも仲良く見えますけど」
「そうそう、ケンカする程仲が良いと言うだろう」
「止めてくれ。あんなのと友達とか、絶対にない、ない」


 途中で冒険者ギルドがあった。
 そういえば久しぶりかなギルド。

「ちょっとギルドに寄ってみようよ」
「そうね、たまには受付嬢にも顔を出さないとどうしたのかなと思われるからな」

 そこでギルドに入ると受付嬢がいた。

「トレイルっ、ちょっと話があるの」

 顔を合わせるなり、呼び止められる。
 どうしたのかな?
 また何かあったのか。
 ギルドか慌てる時は何かあった時だ。

「トレイル、あの受付嬢からして、きっと緊急クエストかもよ」
「そうかもな」

 受付嬢の前に。

「お話があります。まずは冒険者から聞いた話があるの」
「なんです、またダンジョンとかでクエストとか」

 険しい顔をしている。
 決して明るい顔をしていないことから、楽しい話じゃないな。

「違います。違います。実は最近になってから苦情が多数寄せられてます」
「苦情? それと俺のどこかに繋がりでもあるとか」

 なんだろうか。
 俺は苦情受けることなどした覚えはないが。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

S級冒険者の子どもが進む道

干支猫
ファンタジー
【12/26完結】 とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。 父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。 そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。 その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。 魔王とはいったい? ※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...