最強の回復魔法で、レベルアップ無双! 異常な速度でレベルアップで自由に冒険者をして、勇者よりも強くなります

おーちゃん

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『ヒール165』

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『ヒール165』



「みんな聞いてくれ。俺は簡単に竜神様を探すのを引き受けてしまっただろ、みんなはどう思っているのか聞きたい。嫌なら嫌とか聞きたいんだ。ローズはどう?」

「トレイルと一緒に行く。竜神様はちょっとと言うか、かなり危ないのはわかっている。今頃はどこかの町で暴れていたら危険だもん。行きます」

「ローズは俺と一緒に行くとわかった。次はパピアナ?」

 ローズなら参加するとは思っていてパピアナは、

「はっきり言うけどあんな竜神様なんて怖くない」

「怖くない?」

「ええ、怖くない。ただの竜人の少女って感じ」

「ずいぶんと自信ありね」

「パピアナも参加だな。もう後から止めたたのは無しだからな。シシリエンヌはどう?」

 パピアナは怖くないと言っているが、内心は怖がっているの明白だった。

 それと耳が伸びていないシシリエンヌは、

「行きます。ここにひとりだけ残るの嫌だぴょん」

「そうだな。シシリエンヌは寂しがり屋だからな」

「でも相手は神様だ。命の保証はないがいいかい?」

「はい、行くぴょん」

「わかった。シシリエンヌも参加だ」

「私は聞く必要がない。トレイルとみんなと一緒に行くに決まっているだろう」

「ミヤマは、そう言うと思ったよ。でもちゃんと聞いておきたいんだ。行くかい?」

「行くさ。私が行かなくてどうする。トレイルだけだと不安だからな」

「なるほど、俺が不安か」

 ミヤマの場合は俺から聞かれなくても自分から参加の意思表示をする。

 まぁ強気なミヤマなので、ある程度はわかっていたけど安心した。

 これでメンバー全員の気持ちを確認し、全員が参加をすると言ってくれた。

 そこは俺も嬉しい気持ちになる。

 竜神様が相手なので、危険度はとても高い。

 誰一人確実に生きて帰れる保証はないが、全員一緒に帰ると信じたい。

「みんな、今回の冒険は今までと違う。生きて帰れる保証はないんだ。それでも参加してくれて嬉しいよ」

「トレイルはいつも言っているでしょ、みんなと仲間になれて嬉しいて。今回こそみんなで力を合わせる時。みんなで必ずや竜神様を探して神殿に帰ってもらいましょう」

「探すぴょん!」

「探そう!」

 ローズが言うと、パピアナもミヤマもシシリエンヌも頷く。

 町から出る際には、竜神様が飛行した方向を参考にする。

 方角さえわかれば、その方角に向けて進めばいいだろうと考えた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 出発に際しては、竜人の町から馬車での移動としようと決まる。

 竜神様は飛行であることから、かなり遠くにまで行っているのも考慮して。

 町には馬車を借りれる御者がいたから助かる。

 俺から話しかけると、気安くこたえてくれた。

 馬車の御者からはこの方角に進むと付近には町がいくつかあるらしい。

 そこで俺から付近で一番近くの町に向かってほしいとお願いしたところ、

「ご希望の町に向かいますので、トレイル様」

 馬車には俺もみんなも乗れる広さはあった。

 御者が出発すると彼は震えているのがわかった。

 どうして震えているのかは俺は聞かなかったがパピアナが聞いて、

「ねえ、御者さん、怖いの?」

「ええ、神殿が燃えていましたし、噂では竜神様が現れたともきいたのです。それにトレイル様は町の竜人を救った偉大なお方と知っております。もしや竜神様と関わっておるのかと思いまして、怖くなりました」

「な~んだ、御者さんはトレイルを知っているのね。噂通りだよ、竜神様を追いかけている。神殿にいたのだけど、飛行して行った。だから探している」

「探しているのですね、なんとなくそんな気がしました」

 御者はパピアナと会話していた。

 俺の名前は知っているらしく、確かに落ち着かない様子だ。

 竜人にとっては怖い存在なのだろうか。

 少しそのまま馬車は走った。

 遠くに目をやると町が視界に入る。

 あれが一番近い町なのだろう。

 御者が速度を落として町の近くに停車。

 まだ町まで少し距離はあるが
停車したのでローズが、

「あら、まだ町まで距離があるわよ」

「そうですが、もし竜神様がいるのなら、ちょっと近寄りがたいです」

「竜人の人にとって竜神様は怖いのね」

「本来は尊敬されていますが、寝ている途中で起こすと災いとなると。だから怖いです」

 長老も言っているから、竜人の人はみんな同じ考えらしい。

 無理やりに馬車を走らせるのも悪いしな、ここら辺で降りるのもいいかな。

「御者さん、ここまででいいです、ありがとう」

「どうもありがとうございます」

 馬車から降りて町まで歩きとなったのは、シシリエンヌも納得していて、

「あの町から異様な魔力を感じるぴょん」

 耳がぴょんと立っていた。

 一度会った竜神様の魔力を覺えているようだ。

 あの強大な魔力は俺も忘れられないしな。

「竜神様か……」

「見て!! 町から人が逃げていくみたい!」

 ローズが発見した人。

 人族らしき人が慌てて走っていた。

 視力のいいローズならわかる。

「ローズ、人族かな?」

「ええ、人族です。避難してるように感じます。急いで行ってみましょう。竜神様がいるのでは」

「そうしよう」

 人族の人が町から外に移動するのを逆に俺達は、町に向かう。

 すれ違いざまに俺は女性に話しかけて、

「あの、町で何か合ったのかな?」

「あなた達も逃げてください。ドラゴンが町に来たのです!!」

「ドラゴン!」

「やっぱりか!」

 予想してはいたが、やはリドラゴンが来たらしい。

 女性は俺たちに忠告してくれた後に去っていく。

「ドラゴンとなったら竜神様しかいないよな」

「早く町の中に行きましょ。ドラゴンを押さえないといけないわ」

 到着した町は人族か多いのが見てわかる。

 町の規模は中規模で城もある。

 少し走って町へと向かうとして、馬車の御者さんは置いてきて良かった。

 彼には迷惑はかけたくないから。

 いざ町に到着した時には、中は大混乱となっていた。

 これは大騒ぎだな。

「トレイル、人がごっちゃ返してますよ!」

「大混乱だな。とにかくドラゴンは?」

「ドラゴンならあそこにいるな。見てみな」

 ミヤマが指さした方向に顔を向けてると、あの大きな首と体をしたドラゴンの姿があった。

 ドラゴンは頭を左右に振っているが、今のところは町に被害らしきは少ないか。

「ドラゴンの所にいくしかない。竜神様もいるはずだ」

「神様なのに人騒がせだ、バカかっ」

 ドラゴンを発見して直ぐにドラゴンの元に向かうとし、竜神様に会うことになるので、気持ちは複雑な面もある。

 
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