すばくんの毎日 ～発達障害の子育てエッセイ～

床屋とチャレンジと。

チャレンジと床屋と。

   昨日まではちょっと真面目でしんみりしたお話が続きましたので、今日は日常のお話をしたいと思います。

   実はうちの子は床屋が苦手です。
   今までは私が旦那が子供の髪をカットしていたのですが、そろそろ床屋に連れて行きたいと思い床屋に行きました。
   そしたら子供的には床屋さんがハサミを持っている姿が怖かったみたいで、それ以来床屋に行きたがりません……。
   このままではさすがにマズいと思い、

「床屋さんに行ってカッコよく髪切ってもらおうよ！ライダーみたいにカッコよくなれるよ！」

「イヤ！   お家がいい！！」

   私がいくらおだてても無理でした……。
   なかなか手強い……。
   旦那の方も、

「すばくん、カッコよくなって強くなれるよ！ライダーになれるかもだよ！」

「イヤ！   パパ切って。お願い」

   私達が言っても頑なに拒否。
   断固拒否モードでした……。
   その日は仕方なく旦那が切ることになりました。
   それは小学校になった今でも克服出来ないまま。
せめて小学3、4年になったら床屋デビューして欲しいと思っております。

   また苦手な事とは別に子供はチャレンジ精神が大勢です。
   なんでもやってみたい気持ちが高いです。
   私がご飯を作っている時などは一時的でありましたが、ご飯を作るお手伝いをしてくれました。
   まだピュラーなどは難しいので切った野菜を鍋に入れたり、材料を混ぜたりしてニコニコした笑顔でしてくれました。
   お菓子作りなどが大好きで前までは、

「クッキー作りたい！！」

   と言って一緒にクッキー作りをしました。
   頑張って一緒に作ったクッキー。
   形は歪だけど、味は美味しくって子供もご満悦。
   自分で作ったクッキーと言うこともあってペロッと全部食べました。
   これからも子供のやりたい事、チャレンジしたい事をチャレンジしていって欲しいと思います。