8 / 49
鉱山開放、俺達貧乏
安息を彼に
しおりを挟む
そいつは、概ね人型。
概ねというのは、左腕が付け根からちぎられたようになっていて、体にも酷く深い傷が付けられていたからだ。
どう見ても歩けるような体ではないが、そいつはゆっくりと俺達に近付いている。
「ゾンビ、リビングデッド、お好きな方でお呼びください。よく居るんです、こういう場所には」
白濁した目は、果たして俺達を見ているのかどうか。
残された方の腕にはツルハシを握っていて、それで俺達を殴打しようというのは理解できた。
「……なぁ、あれってやっぱり、村の炭鉱夫だったりするのか?」
「……恐らくは」
エルの声がいつもより重い。
ハエトリくんや野犬が相手ならケツを蹴飛ばしてくるくせに、ゾンビが相手だとしおらしくなるのか。
「どうします?戦ってツルハシを奪いますか?それとも、退きます?ユーマくんが壁を蹴飛ばした辺りまで戻れば、もう付いてはこないハズです」
俺は少し考える。
ヤツが一歩近付く度に、エルと一歩ずつ下がりながら。
ニブさで言えば、ハエトリくんとどっこいだが、攻撃力が違いそうだ。
獲物のリーチも違うし、なによりゾンビだとしても人型のものを傷つける度胸がない。
「……アイツの驚異度とか、どんな程度なんだ?」
エルは、エルなりの見解を述べ始めた。
「間違いなく、腕力はユーマくんよりあります。肉体のリミッターが外れるので。痛覚もないので、怯ませるというよりは攻撃の衝撃でよろけさせることになるでしょう」
「どれくらい攻撃したら倒せるんだ?」
「恐らくはあのゾンビは、念の強さで動いています。助かりたかった、逃げ出したかった、もっと生きたかった。……そんな、痛くて悲しい念の力です。だから、頭を潰さなければいけません」
「……潰す?斬って落としてもダメか?」
「再生こそしませんが……彼は、ずっとゾンビのままでしょう。頭だけが死ぬこともなく……ただ居続けることでしょう」
普段よりも、エルが明らかに暗く、重い。
ゾンビに何か思い入れがあるのか、その成り立ちへの同情があるのか。
「今のユーマくんには厳しい相手です。……どうします?」
このゾンビから逃げたいと言っても、エルはきっと許してくれるだろう。
いつものようにキリキリ戦え、とは絶対に言わない。
そう言ってしまうくらいなら、すでに俺のケツが何度も蹴られているだろうから。
「正直逃げ帰りたいけど、コイツの成り立ち聞いてたら……ちょっと燃えてきた」
「……分かりました。私は手を出しませんが、死なない程度にはサポートします。死んだり逃げ出そうとしたら、今吐いたクッサい台詞、村の人たちの前でクソほど言いふらしてやりますから」
「……自分ほんまそーゆーとこやで。でもまあ、やるだけやってやる!」
ナイフはまだ懐に。
エルの情報を信じ、俺は一気に駆け寄った。
「オルアアアッ!」
俺の接近に反応し、ゾンビがツルハシを振りかぶる。
しかし振りかぶりきるよりも先に、俺のドロップキックが腹に直撃、決して重くはないその体は簡単にひっくり返った。
「やっぱりプロレス」
「したことないです」
自分で頭を潰すなんてしたくないから、また壁にでもぶつけてくれれば良かったが……そう上手くは行かなかったらしい。
だがこの大きすぎる隙を突き、手放したツルハシをエルの側に蹴り飛ばす。
「ごめんな……。アンタに恨みはないし、こんなことはしたくないけど、こうするしか……無いんだッ!」
倒れたゾンビに馬乗りになり、その額めがけてナイフを振り下ろす。
全力で振り下ろしたナイフは、額を簡単に刺し貫き、人体の最重要器官を傷付ける。
「くっ……!」
心が痛む。
やはり俺には、こんなこと向いていない。
ゾンビはというと、少しの間は手足が痙攣していたが、次第に静かになっていく。
やがて唸り声もあげなくなり、完全に沈黙した。
「……こう言うべきなのかは分かりませんが、おめでとうございます。今日は、もう戻りましょう」
エルにしては珍しく、気を遣ってくれているようだ。
でも俺は、このまま帰るわけにはいかない。
ツルハシは一旦、入り口の方面にさらに蹴飛ばしておく。
そして、ゾンビだったものを背負って、外へと向かう。
「まさか、村まで送っていくんですか?」
「あぁ、そうだ。元は人間なんだから、家族や友達だっているんだ。人間として送ってやるべきだろ、この人は」
エルは何かを言おうとしていたようだが、押し黙ったまま静かに付いてくる。
正直蹴飛ばすには軽くとも運ぶには重たいので、手伝って欲しい気もしたが……流石に女の子に頼めない。
「さぁ、出口だぜ。どれくらいぶりかは分からないけどな」
俺達からすれば数時間と経っていないハズなのに、日の光が妙にありがたく感じた。
すると、体が少しずつ軽くなり始めていることに気付く。
「……ユーマくん、その人を見てください」
エルに促され、背負っている人を見ようとする。
そこには……
「な、なんだよ……どういうことなんだよ!」
――砂のように崩れていく、その人の姿があった。
「一度こうなってしまった人は、もう日には当たれません。一部のアンデッドを除くと、それは死後も変わりません」
「そんな……!じゃあ、この人は知った顔一つ見ることなく、見ず知らずの俺達に見送られるだけなのか!?」
「それでも救われたのだと信じることです。それくらいしか、もうできませんから」
体温こそなかった。
血もそんなに出てこなかった。
それでも、辛うじて人間の体だったその人は、今ではもう砂の山になってしまい、それすらも風に乗って飛んでいく。
「ん……これは……」
砂の山が小さくなるに連れて姿を見せた、小さな指輪。
この人が身に付けていたであろうそれは、日の光に照らされて美しく輝いていた。
「……エル、これで終わりなんて全然違う。俺達にはまだ、できることがある」
疑問符を浮かべるエルに指輪を見せ、それから村へと戻っていく。
幸い、その指輪の相手はすぐに見つかった。
全く同じデザインの、サイズだけが違う指輪を付けたおばあさんは、俺達の前でずっと泣いていて……そして、ありがとうと口にした。
「今日は、色々とお疲れさまでした。武器屋のおじさんも、誉めてくださりましたしね!」
「称賛が欲しくてやった訳じゃねぇけどな。人として、そうするべきだと思っただけさ」
「……フフ、ちょっと気取った台詞がクッサいですねぇ」
「うるせえ!」
普段通りに戻りつつある、エルと俺。
そろそろ休みに行こうとしたそのとき、妙に砂っぽい風が吹き抜けていった。
「私を救ってくれて、ありがとう」
そう年老いた男性らしき声が聞こえたのは、俺の気のせいか、願望か、それとも……。
こうして、石掘りアルバイトの初日は終わりを向かえた。
そして次の早朝、すっかり元通りのエルはまた、俺のケツを蹴飛ばしていた。
「さぁ、シャキッとして!今日も明日もガン堀りガン掘り!」
「仕事はするからケツは蹴らないで!そのうち俺のプリケツが地べたに落ちる!」
でも不思議と、今日はいつもほど病まなかった。
概ねというのは、左腕が付け根からちぎられたようになっていて、体にも酷く深い傷が付けられていたからだ。
どう見ても歩けるような体ではないが、そいつはゆっくりと俺達に近付いている。
「ゾンビ、リビングデッド、お好きな方でお呼びください。よく居るんです、こういう場所には」
白濁した目は、果たして俺達を見ているのかどうか。
残された方の腕にはツルハシを握っていて、それで俺達を殴打しようというのは理解できた。
「……なぁ、あれってやっぱり、村の炭鉱夫だったりするのか?」
「……恐らくは」
エルの声がいつもより重い。
ハエトリくんや野犬が相手ならケツを蹴飛ばしてくるくせに、ゾンビが相手だとしおらしくなるのか。
「どうします?戦ってツルハシを奪いますか?それとも、退きます?ユーマくんが壁を蹴飛ばした辺りまで戻れば、もう付いてはこないハズです」
俺は少し考える。
ヤツが一歩近付く度に、エルと一歩ずつ下がりながら。
ニブさで言えば、ハエトリくんとどっこいだが、攻撃力が違いそうだ。
獲物のリーチも違うし、なによりゾンビだとしても人型のものを傷つける度胸がない。
「……アイツの驚異度とか、どんな程度なんだ?」
エルは、エルなりの見解を述べ始めた。
「間違いなく、腕力はユーマくんよりあります。肉体のリミッターが外れるので。痛覚もないので、怯ませるというよりは攻撃の衝撃でよろけさせることになるでしょう」
「どれくらい攻撃したら倒せるんだ?」
「恐らくはあのゾンビは、念の強さで動いています。助かりたかった、逃げ出したかった、もっと生きたかった。……そんな、痛くて悲しい念の力です。だから、頭を潰さなければいけません」
「……潰す?斬って落としてもダメか?」
「再生こそしませんが……彼は、ずっとゾンビのままでしょう。頭だけが死ぬこともなく……ただ居続けることでしょう」
普段よりも、エルが明らかに暗く、重い。
ゾンビに何か思い入れがあるのか、その成り立ちへの同情があるのか。
「今のユーマくんには厳しい相手です。……どうします?」
このゾンビから逃げたいと言っても、エルはきっと許してくれるだろう。
いつものようにキリキリ戦え、とは絶対に言わない。
そう言ってしまうくらいなら、すでに俺のケツが何度も蹴られているだろうから。
「正直逃げ帰りたいけど、コイツの成り立ち聞いてたら……ちょっと燃えてきた」
「……分かりました。私は手を出しませんが、死なない程度にはサポートします。死んだり逃げ出そうとしたら、今吐いたクッサい台詞、村の人たちの前でクソほど言いふらしてやりますから」
「……自分ほんまそーゆーとこやで。でもまあ、やるだけやってやる!」
ナイフはまだ懐に。
エルの情報を信じ、俺は一気に駆け寄った。
「オルアアアッ!」
俺の接近に反応し、ゾンビがツルハシを振りかぶる。
しかし振りかぶりきるよりも先に、俺のドロップキックが腹に直撃、決して重くはないその体は簡単にひっくり返った。
「やっぱりプロレス」
「したことないです」
自分で頭を潰すなんてしたくないから、また壁にでもぶつけてくれれば良かったが……そう上手くは行かなかったらしい。
だがこの大きすぎる隙を突き、手放したツルハシをエルの側に蹴り飛ばす。
「ごめんな……。アンタに恨みはないし、こんなことはしたくないけど、こうするしか……無いんだッ!」
倒れたゾンビに馬乗りになり、その額めがけてナイフを振り下ろす。
全力で振り下ろしたナイフは、額を簡単に刺し貫き、人体の最重要器官を傷付ける。
「くっ……!」
心が痛む。
やはり俺には、こんなこと向いていない。
ゾンビはというと、少しの間は手足が痙攣していたが、次第に静かになっていく。
やがて唸り声もあげなくなり、完全に沈黙した。
「……こう言うべきなのかは分かりませんが、おめでとうございます。今日は、もう戻りましょう」
エルにしては珍しく、気を遣ってくれているようだ。
でも俺は、このまま帰るわけにはいかない。
ツルハシは一旦、入り口の方面にさらに蹴飛ばしておく。
そして、ゾンビだったものを背負って、外へと向かう。
「まさか、村まで送っていくんですか?」
「あぁ、そうだ。元は人間なんだから、家族や友達だっているんだ。人間として送ってやるべきだろ、この人は」
エルは何かを言おうとしていたようだが、押し黙ったまま静かに付いてくる。
正直蹴飛ばすには軽くとも運ぶには重たいので、手伝って欲しい気もしたが……流石に女の子に頼めない。
「さぁ、出口だぜ。どれくらいぶりかは分からないけどな」
俺達からすれば数時間と経っていないハズなのに、日の光が妙にありがたく感じた。
すると、体が少しずつ軽くなり始めていることに気付く。
「……ユーマくん、その人を見てください」
エルに促され、背負っている人を見ようとする。
そこには……
「な、なんだよ……どういうことなんだよ!」
――砂のように崩れていく、その人の姿があった。
「一度こうなってしまった人は、もう日には当たれません。一部のアンデッドを除くと、それは死後も変わりません」
「そんな……!じゃあ、この人は知った顔一つ見ることなく、見ず知らずの俺達に見送られるだけなのか!?」
「それでも救われたのだと信じることです。それくらいしか、もうできませんから」
体温こそなかった。
血もそんなに出てこなかった。
それでも、辛うじて人間の体だったその人は、今ではもう砂の山になってしまい、それすらも風に乗って飛んでいく。
「ん……これは……」
砂の山が小さくなるに連れて姿を見せた、小さな指輪。
この人が身に付けていたであろうそれは、日の光に照らされて美しく輝いていた。
「……エル、これで終わりなんて全然違う。俺達にはまだ、できることがある」
疑問符を浮かべるエルに指輪を見せ、それから村へと戻っていく。
幸い、その指輪の相手はすぐに見つかった。
全く同じデザインの、サイズだけが違う指輪を付けたおばあさんは、俺達の前でずっと泣いていて……そして、ありがとうと口にした。
「今日は、色々とお疲れさまでした。武器屋のおじさんも、誉めてくださりましたしね!」
「称賛が欲しくてやった訳じゃねぇけどな。人として、そうするべきだと思っただけさ」
「……フフ、ちょっと気取った台詞がクッサいですねぇ」
「うるせえ!」
普段通りに戻りつつある、エルと俺。
そろそろ休みに行こうとしたそのとき、妙に砂っぽい風が吹き抜けていった。
「私を救ってくれて、ありがとう」
そう年老いた男性らしき声が聞こえたのは、俺の気のせいか、願望か、それとも……。
こうして、石掘りアルバイトの初日は終わりを向かえた。
そして次の早朝、すっかり元通りのエルはまた、俺のケツを蹴飛ばしていた。
「さぁ、シャキッとして!今日も明日もガン堀りガン掘り!」
「仕事はするからケツは蹴らないで!そのうち俺のプリケツが地べたに落ちる!」
でも不思議と、今日はいつもほど病まなかった。
0
あなたにおすすめの小説
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる