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18.素直?★
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訓練を終え、夜も更けたころ。セラフィナは静かにルークの部屋の扉を開けた。
「……入るぞ」
淡々とした声とは裏腹に、ルークが顔を上げると、彼女は僅かに視線を逸らしていた。
「おう、待ってた」
ルークは軽く口角を上げ、ベッドに腰掛けたままセラフィナを見つめる。いつものことだ。彼女は普段着のまま、部屋へと足を踏み入れる。
彼はゆっくりと手を伸ばし、セラフィナの手を取る。そのまま引き寄せ、自然と彼女はルークの膝の上に座るような形になった。
「っ……おい」
少し不満げな声を上げるが、抵抗はしない。その反応がまた可愛くて、ルークは小さく笑う。
「……疲れてるのか?」
彼女の様子を見て、ルークはそう問いながら指先で彼女の頬をなぞる。セラフィナはルークの視線を受け止めたまま、わずかに眉を寄せた。
「疲れてない」
いつもの調子だ。けれど、ルークはすぐに気づく——彼女が少しだけ、息を詰めたことに。
「なら、問題ないな」
低く囁くように言うと、ルークはゆっくりと唇を重ねた。
触れるだけのキスだったはずなのに、セラフィナの体がわずかにこわばる。唇が触れ合うたび、彼女の指先がルークの服を軽く握るのを感じた。
「……セラフィナ」
囁くように名前を呼びながら、ルークの手は彼女の腰をなぞる。自然と体が密着し、彼女の鼓動が少しずつ早くなるのが伝わってきた。
ルークはキスを深めながら、指先を滑らせる。シャツ越しに伝わる柔らかな感触——そして、わずかに硬くなりかけている胸の先に、彼は気づいた。
「……お前、下着つけてないのか?」
指先に直接伝わる感触に、思わず問いかける。セラフィナは少しだけ視線をそらし、いつもと変わらぬ調子で答えた。
「すぐ脱ぐし、帰るときも誰にも会わないだろ」
そのあまりにも当然のような言い方に、ルークは呆れたように鼻を鳴らした。
「へぇ……ずいぶん割り切ってるじゃねえか」
そう言いつつも、指先でゆっくりと触れれば、彼女の肩がわずかに跳ねる。
「……っ」
その反応を見て、ルークはますます面白そうに目を細めた。
「まあ、それなら遠慮なく楽しませてもらうぜ?」
低く囁くように言いながら、ルークは再び唇を重ねた。
ルークの指がシャツ越しにゆっくりと滑るたびに、セラフィナの喉がかすかに震えた。
「……っ、ん……ぁ……」
意識せず漏れた声に、セラフィナ自身が驚いたように息を呑む。
ルークはその反応を見逃さず、口元を緩めた。
「……やっぱり、前より敏感になってるよな?」
指先で軽く弾くように触れると、セラフィナの背がわずかに跳ねた。
「っ……! そ、そんなこと……」
否定しようとするが、震える声では説得力がない。
「本当か?」
ルークはさらに確かめるように、シャツ越しの先端を優しく転がす。
「……っ、ぁ……! や、……ん……!」
抑えきれずに上がった甘い声に、ルークの目が細まる。
「——やっぱり、かわいい声出すようになったじゃねぇか」
囁くように言いながら、ルークはさらに深くセラフィナへと触れていった。
その度に、彼女の指先がルークの服を掴む力が強くなる。拒んでいるわけではない——けれど、どうしても無防備にはなれない。そういう性格なのだと、ルークはよく知っている。
「……最近、お前、素直になったよな」
ふと呟くように言うと、セラフィナが僅かに息を詰めた。その反応が、何よりも答えになっている。
「……別に」
短く返す彼女の声が、ほんの少しだけ震えていた。
「本当に?」
囁きながら、ルークはさらに深く口づける。触れ合うたび、セラフィナの鼓動が速まるのを感じた。
前より敏感になった——それはきっと、ルークを意識するようになった証拠なのだろう。
「……入るぞ」
淡々とした声とは裏腹に、ルークが顔を上げると、彼女は僅かに視線を逸らしていた。
「おう、待ってた」
ルークは軽く口角を上げ、ベッドに腰掛けたままセラフィナを見つめる。いつものことだ。彼女は普段着のまま、部屋へと足を踏み入れる。
彼はゆっくりと手を伸ばし、セラフィナの手を取る。そのまま引き寄せ、自然と彼女はルークの膝の上に座るような形になった。
「っ……おい」
少し不満げな声を上げるが、抵抗はしない。その反応がまた可愛くて、ルークは小さく笑う。
「……疲れてるのか?」
彼女の様子を見て、ルークはそう問いながら指先で彼女の頬をなぞる。セラフィナはルークの視線を受け止めたまま、わずかに眉を寄せた。
「疲れてない」
いつもの調子だ。けれど、ルークはすぐに気づく——彼女が少しだけ、息を詰めたことに。
「なら、問題ないな」
低く囁くように言うと、ルークはゆっくりと唇を重ねた。
触れるだけのキスだったはずなのに、セラフィナの体がわずかにこわばる。唇が触れ合うたび、彼女の指先がルークの服を軽く握るのを感じた。
「……セラフィナ」
囁くように名前を呼びながら、ルークの手は彼女の腰をなぞる。自然と体が密着し、彼女の鼓動が少しずつ早くなるのが伝わってきた。
ルークはキスを深めながら、指先を滑らせる。シャツ越しに伝わる柔らかな感触——そして、わずかに硬くなりかけている胸の先に、彼は気づいた。
「……お前、下着つけてないのか?」
指先に直接伝わる感触に、思わず問いかける。セラフィナは少しだけ視線をそらし、いつもと変わらぬ調子で答えた。
「すぐ脱ぐし、帰るときも誰にも会わないだろ」
そのあまりにも当然のような言い方に、ルークは呆れたように鼻を鳴らした。
「へぇ……ずいぶん割り切ってるじゃねえか」
そう言いつつも、指先でゆっくりと触れれば、彼女の肩がわずかに跳ねる。
「……っ」
その反応を見て、ルークはますます面白そうに目を細めた。
「まあ、それなら遠慮なく楽しませてもらうぜ?」
低く囁くように言いながら、ルークは再び唇を重ねた。
ルークの指がシャツ越しにゆっくりと滑るたびに、セラフィナの喉がかすかに震えた。
「……っ、ん……ぁ……」
意識せず漏れた声に、セラフィナ自身が驚いたように息を呑む。
ルークはその反応を見逃さず、口元を緩めた。
「……やっぱり、前より敏感になってるよな?」
指先で軽く弾くように触れると、セラフィナの背がわずかに跳ねた。
「っ……! そ、そんなこと……」
否定しようとするが、震える声では説得力がない。
「本当か?」
ルークはさらに確かめるように、シャツ越しの先端を優しく転がす。
「……っ、ぁ……! や、……ん……!」
抑えきれずに上がった甘い声に、ルークの目が細まる。
「——やっぱり、かわいい声出すようになったじゃねぇか」
囁くように言いながら、ルークはさらに深くセラフィナへと触れていった。
その度に、彼女の指先がルークの服を掴む力が強くなる。拒んでいるわけではない——けれど、どうしても無防備にはなれない。そういう性格なのだと、ルークはよく知っている。
「……最近、お前、素直になったよな」
ふと呟くように言うと、セラフィナが僅かに息を詰めた。その反応が、何よりも答えになっている。
「……別に」
短く返す彼女の声が、ほんの少しだけ震えていた。
「本当に?」
囁きながら、ルークはさらに深く口づける。触れ合うたび、セラフィナの鼓動が速まるのを感じた。
前より敏感になった——それはきっと、ルークを意識するようになった証拠なのだろう。
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