姫騎士様は恋を知らない

Sora

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19.素直?②★

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 ルークの視線がセラフィナの下着へと落ちる。騎士団の支給品とは違う、細やかな刺繍の施された高級な布地。上品でありながら、動きやすさも考慮されたデザインだ。

 指先でそっと触れると、しっとりとした感触が指に伝わった。蜜を含んだ布地が肌に貼りつき、わずかに透けている。指がわずかに力を込めると、熱を持った柔らかな感触が下着越しに伝わった。「前はキスと胸だけじゃ濡れなかったのにな」

 そう呟くと、セラフィナは一瞬だけ目をそらし、「そうだったか?」としらばっくれるように返した。しかし、その言葉とは裏腹に、指先が触れた瞬間、彼女の身体が微かに震える。

 ルークはくすりと笑いながら、下着越しにそっと指を滑らせた。薄い布地を通して感じる熱と湿り気に、指先がわずかに沈む。セラフィナの呼吸が乱れ、彼の肩に手を添える。その仕草に、さらに楽しむように指を動かしながら、彼女の反応を確かめるようにゆっくりと押し広げた。

「……っ」

 小さく息を呑むセラフィナ。羞恥に染まる頬と、熱を帯びた視線がルークを見上げる。

 ルークはさらに指を滑らせ、布越しに花芯を探る。わずかに押し当てると、セラフィナの体が跳ね、甘く震えた息が漏れる。「こんなふうに反応するのも、前はなかったよな?」

「ん……っ、ぁ……っ……!」

 セラフィナの指がシーツをきつく握りしめる。布越しに撫でられる感触に抗えず、声がこぼれた。

「まだ下着の上からなのに、すごいな……」

 ルークは囁くように言いながら、さらに指を滑らせる。布越しに感じる柔らかさと湿り気を確かめるように、ゆっくりと円を描く。セラフィナの背が震え、荒い息の合間に、甘い声が漏れる。

「ん……ぁ、……ルー……ク……っ」

 彼の名を呼びながら、セラフィナは腰をわずかに揺らした。その動きに誘われるように、ルークの指は下着越しにゆっくりと押し広げるように圧をかける。湿り気を帯びた布地が指に密着し、彼女の熱をさらに感じさせた。

「セラフィナ、かわいい……もっと感じて」

 ルークの唇が微かに綻び、指の動きを止めることなく、彼女の反応を味わうように見つめていた。

 セラフィナの身体は快感に震え、抑えきれない甘い声が漏れる。ルークの指がさらに深く沈み込むと、彼女の腰がびくりと跳ね、堪えきれずに身を仰け反らせた。

「ん……ぁ、ルーク……っ」

 熱に浮かされた声が零れ落ちる。自分が絶頂を迎えたのだと気づいた瞬間、セラフィナは驚きに目を見開いた。思いがけない波に飲み込まれ、わずかに震えながらルークの腕にしがみつく。

 彼の名前を呼ぶ声は、熱を孕んで揺れる。ルークはその響きに満足そうに微笑みながら、指の動きを緩めることなく、じっくりとセラフィナの反応を楽しんでいた。



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