アイドルグループ脱退メンバーは人生をやり直す 〜もう芸能界とは関わらない〜

ちゃろ

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辞めてからの日々

05




俺は今日、カメラマン伊月を引き連れて久しぶりに事務所の練習室に居た。
第3の実家と呼ぶ程に入り浸っていた頃が懐かしくすら思え、時間の経過を実感する。
とはいえ、まだ2ヶ月程度ではあるが。


人が少ない時間帯を選び、社長から許可を頂いて1番小さな部屋を貸切にさせてもらっている。


「ちょっとは腕が落ちてるかと思ったけど全然だね」
「いや、やっぱり日頃ちゃんと練習しないとなまるわ。動きが悪い」
「これで?言っても誤差の範囲でしょ?」


伊月は笑ってそう言うが、実際俺は動きが鈍くなったと感じている。
ランニングだけじゃダンスで使う筋肉全部を維持するにはやはり無理があったと反省する。


「今何本目?」
「次で5本目かなー?」
「もうちょっと練習挟んで勘を取り戻したいから、その間休憩してていいよ」
「はいはーい。飲み物買ってくるわ。その間も録画はしてるけどね♡」


スマホ用の三脚に固定してあるスマホを操作してから伊月はそのまま出て行った。
俺は汗をタオルで拭いてから大面鏡の前で口頭カウントを取りながら再び動き出す。それを見ながら自分のイメージ通りに行かないとどこか納得できないでいた。衰えた筋肉がすぐに元通りになるなんて思っちゃいないが、感覚と勘を取り戻すことでもう少しマシになるとは踏んでいる。
久しぶりに踊っていることもあって、のめり込むように振りの確認をしていた。



今日は留学した際にお世話になる人へ送る動画を撮っている。
どうやらレッスンに参加させてもらう留学先の事務所に俺のダンスの実力がわかる動画を送らないといけないらしい。
社長からそう連絡があり、俺は練習室を借りて撮影することになった。
スマホ用の三脚があるので1人で来る予定だったのだが、伊月が凄い勢いでカメラマンを名乗り出た。断ろうとしたのだが、「仕事をキャンセルしてでも絶対に俺が撮るんだぁぁあああ!」と大人とは思えない程の駄々を捏ね出したので、俺は最終的に根負けした。
それで人の少なさそうな時間帯で伊月のスケジュールが空いてる今日この時間になったというわけだった。


何曲か送ろうとK-POPと洋楽からそれぞれ5曲ずつ選曲したのだが、4本目まで撮影しても自分の中でどこか納得できる仕上がりじゃなかった。
できたら10本くらい撮るつもりだったが、もっとでもいいかもしれない。その中から出来の良いものを選別して複数送りたい。



曲を口ずさみながら合わせて身体を動かしていく内に、以前までの感覚を僅かながらに取り戻せてきたような気がした。これなら先程までよりは納得できる動きになるだろうか。
鏡で自分の動きを見ながら、記憶の中の動画の振りや自分のイメージと比較して差異が無いか細かく確認していく。
やっぱり久しぶりのダンスは楽しくて、心もついつい弾んでしまう。


「──は?お前何やってんの?」


練習室のドアが開く音がして伊月が帰って来たと思っていたら、よく知った機嫌の悪そうな冷たい声がはっきり聞こえた。
俺は動きを止めざるを得なかった。


「……何って練習だけど」
「は?仕事もねぇのに何を練習すんだよ?」
「お前に関係ない。邪魔だから出てくれ」
「ハッ、社長のお気に入り様は仕事がなくても態度がでけぇな?」

俺はようやく調子が出てきたのもあったので、練習をいいところで中断させられたことにイライラする。
殿岡は嘲笑うように口元を歪めた。


「動画が必要でこれから撮影するんだよ。練習なら違う部屋でやってくれ」
「俺はここがいいんだよ」
「まだ当分ここは俺らが使う。そんなにここが良いなら時間を改めろ」
「おーおー、辞めた奴が急に強気じゃん?」


殿岡は挑発的な表情と物言いで俺を見据える。
昔からこの男は、それこそグループ結成より前の養成スクール時代から俺に対しての態度が最悪だった。ありありと敵意を漂わせ、何かと張り合って来る、そんな男だった。
それでも、グループ内で険悪になるまではまだ会話や意思疎通はちゃんとできていたし、どこか可愛げがあった。だがそれも気付けば親の仇のような目で見られるようになっていたが。
今はそれを越えて、俺を殺したくて仕方がないという憎しみに近いものを感じる。
きっと大炎上の件が原因なのだろう。
俺は頭を抱えて重い溜め息を吐き出した。
せっかく取り戻してきた感覚と時間を無駄にしたくなくて、多少の妥協を思案する。


「俺が移動すればお前は納得するのか?」
「いんや?お前が居なくなれば納得するんじゃねぇの?」
「グループを抜けたのにそれ以上を求めるのか?」
「そうだ」


ここまで来るといっそ清々しい。
一体何が気に入らないのか。不快なら無視して立ち去ればいいものを。最早憂さ晴らしを兼ねて因縁を付けているとしか思えない。
今までは関係性を悪化させたくなくて自分を押し殺していた。でも今は俺が妥協しなければいけない理由は何1つだって無い。妥協を見せるのが間違っていたのだ。
もう俺は、譲れないことを我慢してまで人に譲歩する必要はないのだから。

そう思うと、自分で驚くほどの冷え切った声が喉から出た。


「邪魔するなら出てけ。出て行かないなら終わるまで大人しく見学でもしてろ」
「……何だと?」
「お前に付き合うのもこれまでだ。俺はお前に構える程ヒマじゃない」


険悪で不穏な雰囲気の中で睨み合っていると、のんびり緩い伊月の少し掠れ気味な声が扉を開く音と共に空気をぶち壊して室内に響き渡った。


「あれー?バカ殿じゃん。何でここにいるの?」


殿岡は伊月の存在を認識すると苦々しく顔を歪めて引き攣らせた。どうやら伊月が苦手なのは相変わらずらしい。
殿岡は昔から見て直ぐにわかる程に伊月のことが大の苦手だった。
幼い頃からの付き合いの俺はいまいちピンと来ないが、他人曰く、伊月はクセが強すぎるらしい。計算された造形美のように整った完璧な相貌に合わないトチ狂った性格故に、伊月という人間は人を選ぶ。
これに関しては殿岡だけじゃなく、現レゾブンメンバー全員が同じような感情を昔から伊月に対して抱いている様子だった。


そんな伊月は口調こそ獲物を見つけた猫みたいに実に愉しそうだが、その表情はニコリともしない冷酷なものだった。口調と表情が乖離しすぎている。


「……何でテメェもここに居るんだ」
「バカ殿に関係なくない?」
「そのバカ殿ってのやめろ!!」
「えー、バカ岡の方が良かった?思い上がったバカにはぴったりじゃん?」


煽るわ煽る。
侮蔑の籠った視線を隠すことなく殿岡にぶつけ、掛ける言葉は悪気が無いようなトーンの下で刃物の切れ味を潜ませ、そして一切の躊躇いすらなく殿岡を攻撃する。
いつの間にか殿岡VS伊月の構図になってしまい、殿岡はいつ伊月に掴み掛かってもおかしくなかった。だからこそ俺はハラハラする。


「誰が思い上がってるだと!?」
「思い上がって調子にノッてないと何もかも上の相手に喧嘩なんて売れなくない?」
「誰が……上の相手だって……?」
「え、そんなことすらわからないのに今まで喧嘩売ってたってこと?バカだからわかんなかったんだね。バカってある意味無敵だね?」
「テメェ……!!」


何故伊月はこんなにも戦闘態勢なんだろうか。俺は伊月が殴られやしないかヒヤヒヤして気が気でなかった。間に入ろうとするも、殿岡の矛先は完全に伊月に向いており、こちらは視界に入っていない様子だった。


「俺が負けてるみたいな言い方してくれるじゃねぇか。テメェの贔屓目だけで判断してんじゃねぇぞ」
「事実を言ってるだけなんだけどな?お前のどこに勝つ要素があるの?」
「おい、2人とも、」
「コイツが全てに於いて上?冗談でも面白くねぇぞ芸人堕ちが。下積みからやり直してこいクソ野郎」
「お前こそいい加減現実見たら?莉音に劣等感を抱えてるからずっと莉音を敵視してたんだろ?」


2人の距離が言い合いを重ねる毎に近くなっていく。このままでは掴み合って殴り合いが始まるのも恐らく秒読みだ。
俺は伊月に寄って制止を掛ける。
だが動きは止まっても、伊月の視線は殿岡から外れない。そして殿岡も止まることはなかった。


「……誰が?劣ってるって……?」


まるで自分の弱い所を突かれたように殿岡の声が地を這う低さになった。静かに低く問い掛ける分、怒りの度合いが限界突破寸前なのが窺える。
伊月は殿岡の地雷を踏み抜いたようだ。きっと伊月本人は計算ずくの目論見だったのだろう。ほんのりと口角を釣り上げたのを俺は見逃さなかった。

殿岡は怒りに燃えながらも何とか踏み止まっているが、それもいつまで保つか。殿岡の性格を考えるといつ爆発してもおかしくない。


「フフ、わかるよ。俺、そういう奴らいっぱい見てきたから。お前そいつらと同じ眼してる」
「おい伊月、やめろって、」
「俺は負けてねぇ!負けてるはずがねぇ!!」
「勝ってるってはっきり言えない時点でもう答えわかってるじゃん」
「クソ野郎が……!」
「やめろって言ってんだろ!!!」


殴り掛かりそうな殿岡が手を出す前に俺は大声を上げた。


「喧嘩するなら外でやれ。練習の邪魔だ」
「ごめんね?莉音の邪魔するつもりは無かったんだ♡」
「お前はちょっと反省しろ。言い過ぎだ」
「莉音がそう言うなら反省する♡」

全然反省しているように見えない伊月は俺の冷え切った表情に焦ることなく、寧ろ嬉しそうに蕩けた笑顔を浮かべる。
そして俺は殿岡にも同じ表情で声を掛けた。


「お前も。くだらないことでムキになるな」
「くだらないだと……!?そもそもコイツが……!」
「伊月は言い過ぎだったが、俺の為にお前を追い出そうとしたことだ。元々お前が邪魔するからだろ」
「そんなの今は関係ねぇだろ!」
「いい加減にしろ!勝ってるとか負けてるとかお前は何の勝負をしてるんだ。そんなくだらないことで言い合って殴ろうとするなんてどうかしてる」
「そんな…?くだらない…?お前にとっては大したことじゃないって言うのか……?」
「俺は誰かと勝ち負けを競ったことはない。自分が誰かに勝ってる負けてるなんて考えたこともない。1人で張り合ってる勝負なんて自分を潰すだけだぞ」
「お前は……!!」


殿岡はグッと何かを言いたげにしながらも言葉を呑み、激情を抑えるように黙り込んだ。握り締めた拳は震えていた。何だかその姿が悔しそうに、それでいて泣きそうに見えた気がした。
けれどそれに構ってやるほど、付き合ってやるほど俺はヒマではない。状況的にも、心情的にも。
俺のやることは最初から決まっているし、今は自分のことだけを考えるので精一杯だ。


「見学するなら好きにしろ。邪魔するなら出てけ。伊月、続きやるぞ」
「はぁい♡」


突っ立ったまま動かない殿岡をカメラ側の隅に寄らせて、俺は立ち位置に立つ。この状況の後ぐに、ステージに立っている時と同様の笑顔で踊るものは正直言ってキツいものがある。
だが俺は今までもっとしんどい中から頭と気持ちを切り替えてカメラの前やライブに挑んで来た。呼吸を整えて、何回か深く息を吸って気合を入れる。そうすれば、プロとしてやってきた自分に簡単に切り替わる。
軽く頷いて、伊月に目で合図を送ると音楽が流れ出す。俺は足を踏み込んだ。


踊り出すと練習を挟む前より身体が軽く感じた。出だしも好調だった。床を鳴らす靴の音さえも自分のコンディションが上がってきたとわかる鳴り方で。ちょっと前まで僅かにもたついていたと感じていたものが嘘のようになくなった。
勘を少し取り戻せたと思えたのは気のせいではなかったようだ。感覚が徐々に研ぎ澄まされているのを感じる。完璧までとはいかないが、納得できるものになったという手応えが自分の中に確かにあった。
踊り終えた俺は伊月の元へ駆け寄り、肩で息する呼吸を整えながら録画をチェックする。


「どう?」
「これはOKだな。このまま次いこう」
「はーい♡」


撮影を続行する為に立ち位置に戻ろうとスマホから顔を上げる。
ふと、殿岡の居る方から射殺さんばかりの鋭い視線が刺さるのを感じた。顔を向けると抜け落ちた表情で昏い眼をした殿岡と目が合った。
どういった感情でこちらを見ているのかわからないが、少なくともいい感情ではないのだろう。俺は邪魔さえされなければどうでも良かったので気にしないことにした。


同時にバカだな、と思う。
伊月の言ったことが本当ならアイツはどうしようもないバカだ。なんてもったいない人生を送ってきたのだろう。
支え合う同じグループのメンバー相手に勝手に勝ち負けを競っているなんて。疲れるだけだろうに。
そもそも張り合う程キャラの方向性が被っているわけでもないし、勝負の判断基準さえも曖昧だ。初めから勝負になんてならない。
お前にはお前にしかないお前だけの良さがあるというのに……。
それぞれが他にない特別なものがあって選ばれているのだ。お互いに無いものを埋めるように。
本来ならグループは協力し合うもので、敵じゃなくて味方なのに。メンバーとはお互いを高め合っていくものなのに。
この考え方はもしかしたら俺の理想論なのかもしれない。だけど長年生き抜いて存続しているグループは絶対にどこかでそうしているのだ。それだけは結果を残してきている彼らがそれを証明している。

だからこそグループ内で争うなんて不毛以外の何ものでもない。ライバル意識なら意識の持ちようによっては成長に結び付くものでもあるからまだいい。だが殿岡はよりによって敵対心を持ってしまった。敵対心だけ持ち合わせたところで、足の引っ張り合いや蹴落とし合いで落ちぶれていくことはあっても、上に行くことはないというのに。
それがとても残念でならない。もし敵対心を持っていなかったら違う関係性や未来があったのかもしれないと思ったら尚更に。
けれど、どう後悔したところで時間も殿岡の選択も元に戻ることはない。
しかし幸いなことに、敵である俺はグループを既に抜けている。これからはコイツらの心掛けとやり方次第でまた立て直していけるだろう。きっとまだ遅くはない。これからは間違わないことだけを心の中でそっと願いながら俺は完全に背を向けた。


「っ、何でだよ……」


そんな呟きが背後から聞こえたような気がしたが、音楽が流れ出して俺の意識は完全にそれへと移る。
何曲か踊り続けている内に、気付けば殿岡の姿は練習室から消えていた。


   

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