お義兄様に一目惚れした!

よーこ

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20 薬が効いた

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 媚薬はとても強力なもので、飲んだ人は酩酊状態のようになるらしい。理性や判断力や思考力が著しく低下し、本能の赴くままに行動してしまうという。
 お酒を飲み過ぎた時と同じように記憶が残らない場合も多いというのが、媚薬を売ってくれた商人の説明だ。

 でも、本当に?
 媚薬なんて怪しげなモノ、本当に効果があるのだろうか。

 そんな疑問はお義兄様が媚薬を口にしてから十分後、あっと言う間に解消されることになる。
 息を荒くし、明らかに普通ではないお義兄様に寝室に連れ込まれたわたしは、ベッドの上で剥ぎとられるように服を脱がされ、あっと言う間に全裸されてしまったからだ。
 いつもの優しいお義兄様なら、絶対にしない雑で荒い行動だった。

 そして。

「ふっ……ん、あ……ああ……」
「かわいい、クリス。かわいい」

 深いキスをされた後、わたしの体はどこもかしこも隙間ないくらい、お義兄様に舐めまわされた。

 お義兄様の唾液に濡れたわたしの乳首は、恥ずかしいくらいに硬く尖っている。そこを熱い舌先でチロチロとくすぐられるように舐められて、わたしは気持ち良さのあまりビクッビクッと体を震わせた。

「は……あ、ああっ」
「クリス、とても綺麗だ……舐められて気持ちいいのか? こんなに乳首を硬くして、いやらしい子だ」

 乳首に吸い付きながら、お義兄様の大きな手がわたしの体の至る所を淫靡に撫でまわす。
 気持ちよくて恥ずかしくて、なにより大好きな人に触れてもらえる嬉しさに、はしたないと分かっていながらも、わたしはお義兄様に更なる愛撫を強請ってしまう。

「お義兄様、もっと……もっとして」

 それを耳にしたお義兄様が、わたしの胸から顔を上げ。そして足元に移動すると、わたしの両足首を掴んで大きく左右に割り開いた。

 わたしの恥部が余すところなくお義兄様の目前に晒される。
 恥ずかしいと思うより先に、お義兄様がそこにむしゃぶりついた。べちゃべちゃと音を立てて舐めまわされる。

「やっ……ああっ! だめっ、お義兄様、そんなところ、だめです!」
「どうしてだ、こんなに美味しいのに」

 舐めながら、お義兄様は割れ目の上にある花芽をグリッと親指で圧し潰した。
 その途端、それまでに感じたことのない強い快感が生まれ、わたしの背中を走り抜けて脳に届いた。

「やあぁぁっ! そこやぁ……あ……あんっ!」
「はあ、クリス、かわいくて美味しい……もっと、もっと感じさせたい」

 じゅるっと音をたてて、お義兄様が花芯を吸い上げた。

「いやあぁぁっ、だめっ、そこだめぇ!」

 強すぎる快感にわたしの体が反り返る。お義兄様は嬉しそうに花芯を口に含んだまま、舌先でしつこいくらいに舐めまわした。
 わたしの体がびくっびくっと震えて快感に大きく跳ねる。

「ああ、だめぇ……う……はああっ、あ!」 


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