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はじめの一歩
素敵な出会い(運命の)がありました!
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わたくしは感覚で進みたい方へ進みます。もちろん木に印をつけるのも忘れないで。
和足を足しの道を歩みます。木に印は、ほとんど保険みたいなものです。
プツッ 何かが切れたような音?…………
何を言っているんでしょう、わたくしは。流石に木に印をつけるのは忘れませんよ!それがなきゃ、ただ当てずっぽうに感覚で歩いているわたくしは普通にアホになりますから。
一度は王妃にもなったのですから、その品格を落としてはいけません。わたくしのプライドに関わります。
それなのにその場を離れるという危険行為をしたのは、そう、〈勘〉です。勘は大切なんですよ。まじで~という顔をされる方もいるかと思いますけれど、勘は当たるんです。わたくし、勘は自分で考え、観察して考えた一つの可能性だと思っているんです。感を完全に否定するのは、自分自身を否定することになると思います。
もし勘を否定して従わないと…後で、
「どうしてあの時私は自分の考えを信じなかったんだ、信じて実行していれば…」
っなることが多いと思います。勘は、突然やってくることが多いですよね?それって私としての私が何かを感じたからではないでしょうか。つまり、私達人間の本能なんです。本能ですから、そりゃ、従えば成功する確率が高くなりますよね?例えば、怒っている人がいたとして顔には出ていないのにやばい!という〈勘〉で逃げ出すときとか。それってたいていあってませんか?まぁ、本能に任せてしまったせいで破滅した人も中にはいますが。それは動物でも同じでしょう。本能に任せて成功した者は幸せになり、本能に任せて失敗した者には破滅が待っています。魔物の様に。
これもわたくしの〈勘〉ですが…
『そうじゃのそうじゃの~ たしかにそうじゃ。お主はすごいの。わらわもそう思うぞ。勘は大事じゃ。』
誰かとわたくしは振り向くと…
「きれい…」
そこにはボンキュボンの妖艶だけど優しそうで威厳のある、とっても尊敬できそうな人が立っています。
ですが…光り輝くちょうちょのような羽根が生えているのは気のせいでしょうか?
『気のせいじゃないのじゃ。じゃがお主、本当にすごいの。羽まで見えるなんての…』
え?わたくし声に出していたでしょうか?
え?え?なんかすごい人なのでしょうか。考えていることがわかるなんて…とにかくひざまずくのが一番だと勘が言っています。
わたくしはこの素晴らしく素敵な人の前にひざまずきます。
『やはりお主はすごいのじゃ。この勘を使いこなす頭のよさ、この容姿、性格、礼儀作法、喋り方!それに加えてありえないほどの清らかな心、そして人生経験。』
な、なんのことでしょうか?というかやはり、心を読まれている…なぜでしょう。
『気になるかの?(ニヤニヤ)』
「発言をお許しいただいているということでしょうか?」
『許しているのじゃ。(そんな堅苦しくなくてもいいのじゃが…)』
「では…はい、もちろん気になります。」
『覚悟はいいかの?(ニヤニヤ)』
「はい、勿論です。(相手にして聞きそびれると後で絶対後悔します。)」
『よかろう。精霊には下位から王までの位があるんじゃ。王に近ければ近いほど力が強くなる。上位と王は、心を読む力があるんじゃよ。だからじゃ。ちなみにわらわは無の精霊王じゃ。無、という才能を持っているからじゃ。他に土、火、水、風、氷、雷、光、闇がある。それぞれに精霊王がいる。』
「やはりわたくしの勘はあっていましたね。」
『じゃな。お主はすごいからの。』
「無の精霊王様にそう言ってもらえるなんて、恐縮です。」
『そんなことないのじゃ。お主はわらわから見ても凄いのじゃから。』
「なぜ…」
『わらわはそういうこと専門なのじゃよ。お主のこともなんでも知っておる。(お主のことも、あの男と女のことも。)』
そんな会話を無の精霊王様とやりました。
しかし、何を思って最後の言葉を言ったのでしょう?
"なんでも知っておる"ですか…
わたくしは意を決して口を開きます。
この言葉は(たくさん教えてもらったのに)不敬になると思います。だけど今がチャンスなんです。
「私が迷子になった時幼児みたいになったり意気揚々と歩いていたりと、色々おかしくなっていたんですが…無の精霊王様関わってますよね?」
『そのことを聞くのか!?もっとこう…(自分の事とか母親の事とか…まつのじゃ、この質問、それら全部言わないと説明しきれないのじゃ。してやられたのじゃ。)』
あら、気づいたようですね。とりあえず反応を示しておきましょう。ニンマリ。怪しかったんですよ。
『まず、表向きにお主が聞いてきたことは全てわらわがやった。わらわの無の弱点は、心が清い人ほど効きやすく、汚れているほど効きにくいんじゃ。その性質を今回は利用しての…わらわ達精霊に会えるかどうかを調べたんじゃ。…お主はわらわの無がありえないほど効きやすかった。つまり心が清すぎるのじゃ!
そして少しアドバイスを言うとな、わらわは無を創り出す事ができる。この世にないことなら何でもできるのじゃ。転移とか逆行とか無から麻薬のもとの木を創り出すことも、じゃ。お主を逆行させたのもわらわ。実はお主、いろんな世界で転生を繰り返していての、本当は前回で終わりだったんじゃ。一番最初に生まれた世界に帰ってきていたから。それが転生終了の合図なのじゃよ。本来お主はああなることはなかったんじゃ。その原因の元凶も、本来は現れないはずだったのじゃが…お主の両親の結婚で、それが狂ってしまった。母親はちと特殊での。詳しいことは言わぬ。それは世界の理に反するからの。あと、あくまでもアドバイスなのじゃから。世界の理、それは精霊王の地位では破ることは許されない。そんなこんなでお主は幸せになれなかったのじゃ。』
「そうなのですか…なんか複雑な気分…
!!そういえば、母様って亡くなってしまわれたんじゃなかったんですか?!(正確には行方不明ですけれど…今まで帰ってきませんでしたし…)」
『あやつは死なぬぞ?(即死でない限り。)』
今変な言葉を言ってましたけど、聞き間違いですよね!
えぇきっと。「死んでない」と言ったんですよね!
「そうなんですか」
母様って亡くなられてないんですね…
なんか沸々と怒りが…子供を置いて行方不明のまま帰らない?ひどすぎますよ!母失格の最低な人ですね。こんな母なら要らな…
『待つのじゃ!確かに怒るのは当然じゃが、最後の言葉は取り消してやっておくれ…』
あっ、心の中も読めてしまうんでしたね。
なら、口で言ったほうが…なんて思いませんよ?
思ったことを口に出さないでおくことも、公爵の令嬢としての礼儀作法に関わるのですから。公爵令嬢としてふさわしい振る舞いを心がけなければいけません。しかし…
「なぜ取り消さなければならないのですか?」
『なぜじゃろうな?』
そんな悲しそうで切なそうで、羨ましそうな顔で言わないでください…問い詰められないじゃないですか…
「無の精霊王様、もう一つ聞きたいことがあるのですが…」
『なんじゃ?』
「精霊はどうして人から離れて知られないようにして生きているのに、こうやって会ってくれたり、時間を遡らせたりと人に干渉をしようとするんですか?離れたいなら離れればいいのに…もしかして理由があるんですか?」
『それは話そうと思っていたのじゃ。
精霊がなぜ人から離れていったか、精霊の秘密について…』
和足を足しの道を歩みます。木に印は、ほとんど保険みたいなものです。
プツッ 何かが切れたような音?…………
何を言っているんでしょう、わたくしは。流石に木に印をつけるのは忘れませんよ!それがなきゃ、ただ当てずっぽうに感覚で歩いているわたくしは普通にアホになりますから。
一度は王妃にもなったのですから、その品格を落としてはいけません。わたくしのプライドに関わります。
それなのにその場を離れるという危険行為をしたのは、そう、〈勘〉です。勘は大切なんですよ。まじで~という顔をされる方もいるかと思いますけれど、勘は当たるんです。わたくし、勘は自分で考え、観察して考えた一つの可能性だと思っているんです。感を完全に否定するのは、自分自身を否定することになると思います。
もし勘を否定して従わないと…後で、
「どうしてあの時私は自分の考えを信じなかったんだ、信じて実行していれば…」
っなることが多いと思います。勘は、突然やってくることが多いですよね?それって私としての私が何かを感じたからではないでしょうか。つまり、私達人間の本能なんです。本能ですから、そりゃ、従えば成功する確率が高くなりますよね?例えば、怒っている人がいたとして顔には出ていないのにやばい!という〈勘〉で逃げ出すときとか。それってたいていあってませんか?まぁ、本能に任せてしまったせいで破滅した人も中にはいますが。それは動物でも同じでしょう。本能に任せて成功した者は幸せになり、本能に任せて失敗した者には破滅が待っています。魔物の様に。
これもわたくしの〈勘〉ですが…
『そうじゃのそうじゃの~ たしかにそうじゃ。お主はすごいの。わらわもそう思うぞ。勘は大事じゃ。』
誰かとわたくしは振り向くと…
「きれい…」
そこにはボンキュボンの妖艶だけど優しそうで威厳のある、とっても尊敬できそうな人が立っています。
ですが…光り輝くちょうちょのような羽根が生えているのは気のせいでしょうか?
『気のせいじゃないのじゃ。じゃがお主、本当にすごいの。羽まで見えるなんての…』
え?わたくし声に出していたでしょうか?
え?え?なんかすごい人なのでしょうか。考えていることがわかるなんて…とにかくひざまずくのが一番だと勘が言っています。
わたくしはこの素晴らしく素敵な人の前にひざまずきます。
『やはりお主はすごいのじゃ。この勘を使いこなす頭のよさ、この容姿、性格、礼儀作法、喋り方!それに加えてありえないほどの清らかな心、そして人生経験。』
な、なんのことでしょうか?というかやはり、心を読まれている…なぜでしょう。
『気になるかの?(ニヤニヤ)』
「発言をお許しいただいているということでしょうか?」
『許しているのじゃ。(そんな堅苦しくなくてもいいのじゃが…)』
「では…はい、もちろん気になります。」
『覚悟はいいかの?(ニヤニヤ)』
「はい、勿論です。(相手にして聞きそびれると後で絶対後悔します。)」
『よかろう。精霊には下位から王までの位があるんじゃ。王に近ければ近いほど力が強くなる。上位と王は、心を読む力があるんじゃよ。だからじゃ。ちなみにわらわは無の精霊王じゃ。無、という才能を持っているからじゃ。他に土、火、水、風、氷、雷、光、闇がある。それぞれに精霊王がいる。』
「やはりわたくしの勘はあっていましたね。」
『じゃな。お主はすごいからの。』
「無の精霊王様にそう言ってもらえるなんて、恐縮です。」
『そんなことないのじゃ。お主はわらわから見ても凄いのじゃから。』
「なぜ…」
『わらわはそういうこと専門なのじゃよ。お主のこともなんでも知っておる。(お主のことも、あの男と女のことも。)』
そんな会話を無の精霊王様とやりました。
しかし、何を思って最後の言葉を言ったのでしょう?
"なんでも知っておる"ですか…
わたくしは意を決して口を開きます。
この言葉は(たくさん教えてもらったのに)不敬になると思います。だけど今がチャンスなんです。
「私が迷子になった時幼児みたいになったり意気揚々と歩いていたりと、色々おかしくなっていたんですが…無の精霊王様関わってますよね?」
『そのことを聞くのか!?もっとこう…(自分の事とか母親の事とか…まつのじゃ、この質問、それら全部言わないと説明しきれないのじゃ。してやられたのじゃ。)』
あら、気づいたようですね。とりあえず反応を示しておきましょう。ニンマリ。怪しかったんですよ。
『まず、表向きにお主が聞いてきたことは全てわらわがやった。わらわの無の弱点は、心が清い人ほど効きやすく、汚れているほど効きにくいんじゃ。その性質を今回は利用しての…わらわ達精霊に会えるかどうかを調べたんじゃ。…お主はわらわの無がありえないほど効きやすかった。つまり心が清すぎるのじゃ!
そして少しアドバイスを言うとな、わらわは無を創り出す事ができる。この世にないことなら何でもできるのじゃ。転移とか逆行とか無から麻薬のもとの木を創り出すことも、じゃ。お主を逆行させたのもわらわ。実はお主、いろんな世界で転生を繰り返していての、本当は前回で終わりだったんじゃ。一番最初に生まれた世界に帰ってきていたから。それが転生終了の合図なのじゃよ。本来お主はああなることはなかったんじゃ。その原因の元凶も、本来は現れないはずだったのじゃが…お主の両親の結婚で、それが狂ってしまった。母親はちと特殊での。詳しいことは言わぬ。それは世界の理に反するからの。あと、あくまでもアドバイスなのじゃから。世界の理、それは精霊王の地位では破ることは許されない。そんなこんなでお主は幸せになれなかったのじゃ。』
「そうなのですか…なんか複雑な気分…
!!そういえば、母様って亡くなってしまわれたんじゃなかったんですか?!(正確には行方不明ですけれど…今まで帰ってきませんでしたし…)」
『あやつは死なぬぞ?(即死でない限り。)』
今変な言葉を言ってましたけど、聞き間違いですよね!
えぇきっと。「死んでない」と言ったんですよね!
「そうなんですか」
母様って亡くなられてないんですね…
なんか沸々と怒りが…子供を置いて行方不明のまま帰らない?ひどすぎますよ!母失格の最低な人ですね。こんな母なら要らな…
『待つのじゃ!確かに怒るのは当然じゃが、最後の言葉は取り消してやっておくれ…』
あっ、心の中も読めてしまうんでしたね。
なら、口で言ったほうが…なんて思いませんよ?
思ったことを口に出さないでおくことも、公爵の令嬢としての礼儀作法に関わるのですから。公爵令嬢としてふさわしい振る舞いを心がけなければいけません。しかし…
「なぜ取り消さなければならないのですか?」
『なぜじゃろうな?』
そんな悲しそうで切なそうで、羨ましそうな顔で言わないでください…問い詰められないじゃないですか…
「無の精霊王様、もう一つ聞きたいことがあるのですが…」
『なんじゃ?』
「精霊はどうして人から離れて知られないようにして生きているのに、こうやって会ってくれたり、時間を遡らせたりと人に干渉をしようとするんですか?離れたいなら離れればいいのに…もしかして理由があるんですか?」
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