18 / 50
はじめの一歩
精霊の秘密
しおりを挟む
『わらわ達精霊は、遥か昔、人間を守護する神の代理、使徒として造られた。人間と共存し、正しい道へ導く。そして気に入った人間と〈契約〉し、人間に自分の力を貸し与える。そんな事をしていた。その頃は魔法と言うものがあっての。精霊召喚というのがあったんじゃ。それでわらわ達精霊を呼び出して契約することで、魔法を使っていた。その頃人は、心の汚れを持っているものがとても少なかった。ただ、わらわ達は精霊召喚で呼ばれた時しか人間には見えない存在での、だんだんと進行は薄れていって精霊召喚も忘れ去られていったんじゃ。それでもわらわ達精霊は、使徒の役目を果たすべく、人間を導こうとした。じゃが何故かその頃から人間に関わろうとしただけで気分や体調を悪くする精霊が続出したんじゃ。被害を出した人間の年齢も性別も出身も性格も何もかもがバラバラで当時わらわたちはすごく混乱した。人間を助けたら"具合が悪くなる"それが精霊達の間で定着してしまった。実際、もともと精霊達はあふれるほど居たのに、数えるほどの数に激減してしまっていたからの。本来助けなければならない人間を恐れて、近寄らなくなってしまう者だらけになってしまった。じゃが…わらわは諦めなかった!(わらわはとっても偉くて勇敢でかっこいいからの。)』
なんか今、ナルシスト発言が聞こえたような…聞こえなかったような…
でも、これって心が汚れている人が増えてきたということですよね…
…っ!どうしたのでしょう?頭の中に記憶が流れてきます。
『ここからはもう、話さなくて良さそうじゃの。力が目覚めたようじゃ。今のお主なら、この問題の解決に力を注いだ後の精霊王達の姿をすべて正確にそれぞれの視点で知る事ができるじゃろう。知ることができるのは神とお主だけじゃし。(いつか事実を知る時が来たとき、全ての謎が解けるじゃろう。わらわはお主いや■■■■■
■を応援するぞ。)』
わたくしと神だけ?どういうことですか?
力が目覚めた?知ることができるってこの頭に流れてくる記憶のことですか?ああ、わたくしにはわかりません。どうしてそんなに愛しそうな申し訳なさそうな眼差しをするのですか?
っ!わかります。
ふむふむ、なる程…簡単にまとめますと、
無の精霊王様は元凶を調べた。
闇の精霊王様は元凶を持つ者を見つけた。
光の精霊王様は元凶を打ち消す力を持つ者を見つけた。
雷の精霊王様は元凶全てをリセットした。
氷の精霊王様は偽物の力を創って元凶をおびき寄せた。
土の精霊王様はリセットされた元凶を1から創り直した。
風の精霊王様は怯えきった精霊たちに元凶の事を伝えた。
水の精霊王様はリセットされて残ったカスを水に流した。
火の精霊王様は流されたカスを燃やした。
そして神様に伝えた。
「君達は、人間を支えるのは最低限でいい。
そして海底 地上 上空に一つずつ土地を与える。これからはそこに住んでくれ。」
そう言われた。そして
このことを調べて解決した9人の精霊たちは、それぞれ調べて解決したときに使った魔法の頂点に君臨した。
そして、精霊たちは属性という物を持つようになった。
属性とはたくさんの精霊がそれぞれ9個の属性で一番素質のあるものしか使えなくなる代わりに自分の属性がとても上手くなるという事。
そして水と氷属性の精霊達は海底に、土と火と無属性の精霊達は地上に風と雷と光と闇属性の精霊達は上空に国を作った。
そして今に至る。しかし、
風の精霊王が行方不明となっている。
昔居眠りしていて空から落ちて即死だったらしい。生まれ変わってくるはずなのに、未だ新しく生まれた精霊の中に、風の精霊王の生まれ変わりはいない。
ということですね。でもなぜなのでしょう。
こんな力、今までありませんでした。
前も今も。無の精霊王様はこの力のこともわかっているようでした。きっと教えてはくれないでしょうが。
『おぉそうじゃそうじゃ。忘れておった。ここに来てもらった本題はまだ言っておらんかった。』
急に無の精霊王様が口を開きました。びっくりしました…
「本題ですか?」
『そうじゃ!お主には精霊召喚をして、精霊と契約してほしい。』
「精霊召喚をするんですか?精霊と契約して、魔法という力を手に入れて…無の精霊王様は何をしてほしいんですか。」
わたくしは色々教えていただいて有り難さでいっぱいなんですが…親切にしてくださる無の精霊王様には感謝してもしきれません。
『未来を確実に変えてほしいのじゃ。お主はわらわと会ってしまった時点で力に目覚めてしまった。絶対に、前回と同じ様に死んではならぬ。そして、生きなければならぬ。自由の身で。(事実をすべて知るまで、お主は死んではならないのじゃ。)』
「きっと詳しい理由は言ってくれないのですよね。わかりました。やりましょう。きっとこのことは、未来を変えることに大きく貢献するでしょうから。わたくしの勘がそう言っています。召喚の準備はどうするのですか?召喚と契約の仕方を教えて下さい。」
未来を変えたいのは私も同じです。未来を変えるための大きなチャンスは逃しません。
わたくしは決意と期待と不安でいっぱいの言葉で表せないような顔をしているでしょう。
『ありがとうなのじゃ。召喚には魔法陣というものを書く。そして、
【我に答えし者よ。召喚に応じ姿を見せてくれ。】というのじゃ。そうすれば、お主を気に入った相性のいい精霊が現れるはずじゃ。現れたら、お互いの同意のもとお主が精霊に名前をつけ精霊がその名前を承認すれば成約完了なのじゃ。』
「わかりました。では、魔法陣を…」
『わらわが書く。お主は手伝ってほしいのじゃ。』
「はい!」
楽しみですね!精霊召喚。わたくしを気に入ってくれる精霊はいるのでしょうか。
なんか今、ナルシスト発言が聞こえたような…聞こえなかったような…
でも、これって心が汚れている人が増えてきたということですよね…
…っ!どうしたのでしょう?頭の中に記憶が流れてきます。
『ここからはもう、話さなくて良さそうじゃの。力が目覚めたようじゃ。今のお主なら、この問題の解決に力を注いだ後の精霊王達の姿をすべて正確にそれぞれの視点で知る事ができるじゃろう。知ることができるのは神とお主だけじゃし。(いつか事実を知る時が来たとき、全ての謎が解けるじゃろう。わらわはお主いや■■■■■
■を応援するぞ。)』
わたくしと神だけ?どういうことですか?
力が目覚めた?知ることができるってこの頭に流れてくる記憶のことですか?ああ、わたくしにはわかりません。どうしてそんなに愛しそうな申し訳なさそうな眼差しをするのですか?
っ!わかります。
ふむふむ、なる程…簡単にまとめますと、
無の精霊王様は元凶を調べた。
闇の精霊王様は元凶を持つ者を見つけた。
光の精霊王様は元凶を打ち消す力を持つ者を見つけた。
雷の精霊王様は元凶全てをリセットした。
氷の精霊王様は偽物の力を創って元凶をおびき寄せた。
土の精霊王様はリセットされた元凶を1から創り直した。
風の精霊王様は怯えきった精霊たちに元凶の事を伝えた。
水の精霊王様はリセットされて残ったカスを水に流した。
火の精霊王様は流されたカスを燃やした。
そして神様に伝えた。
「君達は、人間を支えるのは最低限でいい。
そして海底 地上 上空に一つずつ土地を与える。これからはそこに住んでくれ。」
そう言われた。そして
このことを調べて解決した9人の精霊たちは、それぞれ調べて解決したときに使った魔法の頂点に君臨した。
そして、精霊たちは属性という物を持つようになった。
属性とはたくさんの精霊がそれぞれ9個の属性で一番素質のあるものしか使えなくなる代わりに自分の属性がとても上手くなるという事。
そして水と氷属性の精霊達は海底に、土と火と無属性の精霊達は地上に風と雷と光と闇属性の精霊達は上空に国を作った。
そして今に至る。しかし、
風の精霊王が行方不明となっている。
昔居眠りしていて空から落ちて即死だったらしい。生まれ変わってくるはずなのに、未だ新しく生まれた精霊の中に、風の精霊王の生まれ変わりはいない。
ということですね。でもなぜなのでしょう。
こんな力、今までありませんでした。
前も今も。無の精霊王様はこの力のこともわかっているようでした。きっと教えてはくれないでしょうが。
『おぉそうじゃそうじゃ。忘れておった。ここに来てもらった本題はまだ言っておらんかった。』
急に無の精霊王様が口を開きました。びっくりしました…
「本題ですか?」
『そうじゃ!お主には精霊召喚をして、精霊と契約してほしい。』
「精霊召喚をするんですか?精霊と契約して、魔法という力を手に入れて…無の精霊王様は何をしてほしいんですか。」
わたくしは色々教えていただいて有り難さでいっぱいなんですが…親切にしてくださる無の精霊王様には感謝してもしきれません。
『未来を確実に変えてほしいのじゃ。お主はわらわと会ってしまった時点で力に目覚めてしまった。絶対に、前回と同じ様に死んではならぬ。そして、生きなければならぬ。自由の身で。(事実をすべて知るまで、お主は死んではならないのじゃ。)』
「きっと詳しい理由は言ってくれないのですよね。わかりました。やりましょう。きっとこのことは、未来を変えることに大きく貢献するでしょうから。わたくしの勘がそう言っています。召喚の準備はどうするのですか?召喚と契約の仕方を教えて下さい。」
未来を変えたいのは私も同じです。未来を変えるための大きなチャンスは逃しません。
わたくしは決意と期待と不安でいっぱいの言葉で表せないような顔をしているでしょう。
『ありがとうなのじゃ。召喚には魔法陣というものを書く。そして、
【我に答えし者よ。召喚に応じ姿を見せてくれ。】というのじゃ。そうすれば、お主を気に入った相性のいい精霊が現れるはずじゃ。現れたら、お互いの同意のもとお主が精霊に名前をつけ精霊がその名前を承認すれば成約完了なのじゃ。』
「わかりました。では、魔法陣を…」
『わらわが書く。お主は手伝ってほしいのじゃ。』
「はい!」
楽しみですね!精霊召喚。わたくしを気に入ってくれる精霊はいるのでしょうか。
6
あなたにおすすめの小説
出来レースだった王太子妃選に落選した公爵令嬢 役立たずと言われ家を飛び出しました でもあれ? 意外に外の世界は快適です
流空サキ
恋愛
王太子妃に選ばれるのは公爵令嬢であるエステルのはずだった。結果のわかっている出来レースの王太子妃選。けれど結果はまさかの敗北。
父からは勘当され、エステルは家を飛び出した。頼ったのは屋敷を出入りする商人のクレト・ロエラだった。
無一文のエステルはクレトの勧めるままに彼の邸で暮らし始める。それまでほとんど外に出たことのなかったエステルが初めて目にする外の世界。クレトのもとで仕事をしながら過ごすうち、恩人だった彼のことが次第に気になりはじめて……。
純真な公爵令嬢と、ある秘密を持つ商人との恋愛譚。
どうして私にこだわるんですか!?
風見ゆうみ
恋愛
「手柄をたてて君に似合う男になって帰ってくる」そう言って旅立って行った婚約者は三年後、伯爵の爵位をいただくのですが、それと同時に旅先で出会った令嬢との結婚が決まったそうです。
それを知った伯爵令嬢である私、リノア・ブルーミングは悲しい気持ちなんて全くわいてきませんでした。だって、そんな事になるだろうなってわかってましたから!
婚約破棄されて捨てられたという噂が広まり、もう結婚は無理かな、と諦めていたら、なんと辺境伯から結婚の申し出が! その方は冷酷、無口で有名な方。おっとりした私なんて、すぐに捨てられてしまう、そう思ったので、うまーくお断りして田舎でゆっくり過ごそうと思ったら、なぜか結婚のお断りを断られてしまう。
え!? そんな事ってあるんですか? しかもなぜか、元婚約者とその彼女が田舎に引っ越した私を追いかけてきて!?
おっとりマイペースなヒロインとヒロインに恋をしている辺境伯とのラブコメです。ざまぁは後半です。
※独自の世界観ですので、設定はゆるめ、ご都合主義です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定
乙女ゲームの正しい進め方
みおな
恋愛
乙女ゲームの世界に転生しました。
目の前には、ヒロインや攻略対象たちがいます。
私はこの乙女ゲームが大好きでした。
心優しいヒロイン。そのヒロインが出会う王子様たち攻略対象。
だから、彼らが今流行りのザマァされるラノベ展開にならないように、キッチリと指導してあげるつもりです。
彼らには幸せになってもらいたいですから。
【完結】ドアマットに気付かない系夫の謝罪は死んだ妻には届かない
堀 和三盆
恋愛
一年にわたる長期出張から戻ると、愛する妻のシェルタが帰らぬ人になっていた。流行病に罹ったらしく、感染を避けるためにと火葬をされて骨になった妻は墓の下。
信じられなかった。
母を責め使用人を責めて暴れ回って、僕は自らの身に降りかかった突然の不幸を嘆いた。まだ、結婚して3年もたっていないというのに……。
そんな中。僕は遺品の整理中に隠すようにして仕舞われていた妻の日記帳を見つけてしまう。愛する妻が最後に何を考えていたのかを知る手段になるかもしれない。そんな軽い気持ちで日記を開いて戦慄した。
日記には妻がこの家に嫁いでから病に倒れるまでの――母や使用人からの壮絶な嫌がらせの数々が綴られていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる