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断罪の公爵令嬢
天啓の日に向けて〜お茶会〜
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「ユリア様、最近はやっているブランドの服を持っていますの?」
「一応持っていますわよ。」
「公爵家というのですから、さぞやお美しいドレスなのでしょうね。」
「はい、とても。わたくしも、いいドレスだと思っておりますの。」
「今回のドレスもとてもお美しゅうございますわ。」
「まぁ、それは嬉しゅうございますわ。お父様から頂いたドレスなんですの。」
只今わたくし、お茶会を開いております。
呼んだのは、近くに住む、ベーネ侯爵家のチア様、リュッセル公爵家の、リューネ様、ルガー伯爵家のノワール様です。
お互いに堅苦しく、腹の探り合いをしています。
正直言って楽しくないです。でも、天啓の日までに人脈は広げておくべきですからね。
チア様はおそらくですが、リューネ様の御友人だと思います。ノワール様は、今のところ謎です。わたくしのお茶会の誘いにも、最初遠慮していましたから。
わたくし、公爵家の令嬢が主催の、うまく行けば公爵家などの爵位の高いお家柄との人脈も作れますのに。
ノワール様のお家だけ爵位が伯爵というのはありますが、ルガー家は広大で土地柄もいい領地を持っています。しかも、領地の経営もうまく行っているようです。しかも、近年は危険度Aの魔物、ヴァンパイア亜種も倒したという功績もあります。じき、爵位も上がるのでは、という噂も聞いています。
『魔物の危険度はFから始まってSSSまであるのじゃ。Cからは、マイナスとプラスもつく。つまりの、C-、C、C+というふうになるわけじゃ。説明がないと、危険度とか、わからないからの。』
『なるほど~。僕知らなかったよ。』
『私は知っておりました。』
『ぼ、僕も知ってた…』
『私も知っておりましたわ。』
『えっ?!なんで?!』
まぁ、そういう事ですね。
ノワール様には敵意も感じられませんし。しいて言うならば無関心、ですね。
他のお二人方はわたくしに言葉での詮索をしておりましたし。
"公爵家というのですから、さぞやお美しいドレスなのでしょうね。"なんて、完全な嫌味ですよ。
その点、ノワール様は無言でした。
「皆様、お菓子やお茶はお気に召したかしら?」
「ふんっ。まあ、いいんじゃないかしら。」
「私も同意見ですわ。」
「美味しかった、です。」
「そうですか。それは良かったですわ。では、次のプラン、予定でもお伝えしたとおり、家の庭をご案内いたしますわ。」
ノワール様が、机の上のお菓子を名残惜しそうに見ていたことは見なかったことにしましょう。
「お菓子はお持ち帰りできますの。ぜひお土産に。」
パッと顔が輝いたことも見なかったことにしておきましょう。一応、微笑んではおきますが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まず、ここがメインストリートですわ。家の玄関に繋がっておりますの。アーチ型のバラの壁が特徴ですわ。」
「まぁ。綺麗っちゃ綺麗ね。でもこれくらいならうちにもあるわ。ここよりは小さいけれど。」
「綺麗ですぅ。」「…綺麗、だとは思う。」
十人十色ですね。
『そうじゃのぉ。』『十人十色って何?』
『呆れました。』『本当ですわ。水の精霊王なのに情けないのですわ。』
『十人十色、確かにそうだね。』
メインストリートの辺りを少し見て回り、次に移ります。
「次からは迷いやすいんですの。しっかりわたくしについてきてくださいね。」
「ふんっ。迷子にはなりたくないから、仕方なくついていってあげるわ。」
「そうですわね。」
「迷いたくは、ないです。だからついてく…ついて来ます。」
「では…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「皆様、庭は楽しめましたか?今日回った以外にも、沢山ありますから、また、案内できる日を心待ちにしておりますわ。(わたくしの家にはこの庭を維持できるくらいの財力があります。だからわたくしのほ誘いは断らないでくださいね。)」
ちょっと意味を含んで見ました。理解していただけたでしょうか。
「ふんっ。まあ考えておくわ。」
「そうですね。」「楽しみにして、ます。(主にお菓子とお茶…)」
そうして三人は帰っていきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自室にて
「これでまぁ、有力貴族の三人とは関係を築けましたね。」
実は今回のお茶会、ただ、近い所に住んでる、爵位が高い、だけで選んだわけじゃないんです。ノワール様の所は話しましたよね。他のお二人も、今とても力を持っている貴族の令嬢に当たるんです。他にもいるのですが、近めのところに住んでいる人はなかなかいなくてですね…このメンバーになりました。
今度お茶会を開くときは、少し招く方の範囲を広げて、よりいろんな人と関われるようにしましょう。
それにしても、ノワール様はかわいらしかったです。
お菓子やお茶を痛く気に入っているようで、お菓子のお持ち帰りの話をしたときは無表情が崩れて、満面の笑みになっていましたからね。
見ててとても面白かったです。
コンコン
あら、ノック音が。
「どうぞ。」
「失礼します。エリナです。」
「どうしたの?この時間に入ってくるなんて珍しいですね。」
「実は、リュッセル公爵家のリューネ様からお茶会のお誘いが…。」
!!早いです!
「一応持っていますわよ。」
「公爵家というのですから、さぞやお美しいドレスなのでしょうね。」
「はい、とても。わたくしも、いいドレスだと思っておりますの。」
「今回のドレスもとてもお美しゅうございますわ。」
「まぁ、それは嬉しゅうございますわ。お父様から頂いたドレスなんですの。」
只今わたくし、お茶会を開いております。
呼んだのは、近くに住む、ベーネ侯爵家のチア様、リュッセル公爵家の、リューネ様、ルガー伯爵家のノワール様です。
お互いに堅苦しく、腹の探り合いをしています。
正直言って楽しくないです。でも、天啓の日までに人脈は広げておくべきですからね。
チア様はおそらくですが、リューネ様の御友人だと思います。ノワール様は、今のところ謎です。わたくしのお茶会の誘いにも、最初遠慮していましたから。
わたくし、公爵家の令嬢が主催の、うまく行けば公爵家などの爵位の高いお家柄との人脈も作れますのに。
ノワール様のお家だけ爵位が伯爵というのはありますが、ルガー家は広大で土地柄もいい領地を持っています。しかも、領地の経営もうまく行っているようです。しかも、近年は危険度Aの魔物、ヴァンパイア亜種も倒したという功績もあります。じき、爵位も上がるのでは、という噂も聞いています。
『魔物の危険度はFから始まってSSSまであるのじゃ。Cからは、マイナスとプラスもつく。つまりの、C-、C、C+というふうになるわけじゃ。説明がないと、危険度とか、わからないからの。』
『なるほど~。僕知らなかったよ。』
『私は知っておりました。』
『ぼ、僕も知ってた…』
『私も知っておりましたわ。』
『えっ?!なんで?!』
まぁ、そういう事ですね。
ノワール様には敵意も感じられませんし。しいて言うならば無関心、ですね。
他のお二人方はわたくしに言葉での詮索をしておりましたし。
"公爵家というのですから、さぞやお美しいドレスなのでしょうね。"なんて、完全な嫌味ですよ。
その点、ノワール様は無言でした。
「皆様、お菓子やお茶はお気に召したかしら?」
「ふんっ。まあ、いいんじゃないかしら。」
「私も同意見ですわ。」
「美味しかった、です。」
「そうですか。それは良かったですわ。では、次のプラン、予定でもお伝えしたとおり、家の庭をご案内いたしますわ。」
ノワール様が、机の上のお菓子を名残惜しそうに見ていたことは見なかったことにしましょう。
「お菓子はお持ち帰りできますの。ぜひお土産に。」
パッと顔が輝いたことも見なかったことにしておきましょう。一応、微笑んではおきますが。
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「まず、ここがメインストリートですわ。家の玄関に繋がっておりますの。アーチ型のバラの壁が特徴ですわ。」
「まぁ。綺麗っちゃ綺麗ね。でもこれくらいならうちにもあるわ。ここよりは小さいけれど。」
「綺麗ですぅ。」「…綺麗、だとは思う。」
十人十色ですね。
『そうじゃのぉ。』『十人十色って何?』
『呆れました。』『本当ですわ。水の精霊王なのに情けないのですわ。』
『十人十色、確かにそうだね。』
メインストリートの辺りを少し見て回り、次に移ります。
「次からは迷いやすいんですの。しっかりわたくしについてきてくださいね。」
「ふんっ。迷子にはなりたくないから、仕方なくついていってあげるわ。」
「そうですわね。」
「迷いたくは、ないです。だからついてく…ついて来ます。」
「では…」
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「皆様、庭は楽しめましたか?今日回った以外にも、沢山ありますから、また、案内できる日を心待ちにしておりますわ。(わたくしの家にはこの庭を維持できるくらいの財力があります。だからわたくしのほ誘いは断らないでくださいね。)」
ちょっと意味を含んで見ました。理解していただけたでしょうか。
「ふんっ。まあ考えておくわ。」
「そうですね。」「楽しみにして、ます。(主にお菓子とお茶…)」
そうして三人は帰っていきました。
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自室にて
「これでまぁ、有力貴族の三人とは関係を築けましたね。」
実は今回のお茶会、ただ、近い所に住んでる、爵位が高い、だけで選んだわけじゃないんです。ノワール様の所は話しましたよね。他のお二人も、今とても力を持っている貴族の令嬢に当たるんです。他にもいるのですが、近めのところに住んでいる人はなかなかいなくてですね…このメンバーになりました。
今度お茶会を開くときは、少し招く方の範囲を広げて、よりいろんな人と関われるようにしましょう。
それにしても、ノワール様はかわいらしかったです。
お菓子やお茶を痛く気に入っているようで、お菓子のお持ち帰りの話をしたときは無表情が崩れて、満面の笑みになっていましたからね。
見ててとても面白かったです。
コンコン
あら、ノック音が。
「どうぞ。」
「失礼します。エリナです。」
「どうしたの?この時間に入ってくるなんて珍しいですね。」
「実は、リュッセル公爵家のリューネ様からお茶会のお誘いが…。」
!!早いです!
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