元王妃は時間をさかのぼったため、今度は愛してもらえる様に、(殿下は論外)頑張るらしい。

あはははは

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断罪の公爵令嬢

ツンデレかもしれないです。

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ユリア様へ

今回のお茶会とても楽しかったですわ。
ぜひ私のお茶会にもお越しください。
日時は後ほど決めましょう?
でも、できれば早くやりたいんですの。
いいお返事を期待しておりますわ!

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リュッセル公爵家のリューネ様からのお茶会のお誘いですか…それ自体は今回のお茶会のお返し的な感じで別に普通なのですが何しろ招待の来る速さが尋常じゃありません。
わたくし主催のお茶会は、お昼が終わってすぐから夕方のことですよ?
今は寝る時間、あれから6時間くらいしかたってませんよ?帰っていてからすぐ書いて、届けさせたくらいの速度です。
それだけわたくしのお茶会を楽しんでくれたならいいのですが…
なんかツンツンしてたんですよね。なんというか関わりにくい、といいますか…いい人に見えるんですけどね。
『ツンデレじゃ!』『確かに…』
『ミュア様、ツンデレという言葉は知っているんですね…』
「あのぉ…どういたしますか?」
あまりに驚きすぎて…エリナを忘れていました…
「すみませんね。少し考えます。」
「わかりました。そろそろ夕食ですから、少ししたらまた来ますね。」
「わかりました。」
「では、失礼しました。」
そう言い、一礼してエリナは出ていきました。
さて、どうしましょうか。
いくら早すぎて迷惑と言っても、手紙の内容は丁寧ですし、わたくしの家と爵位も同じですし。
日時も話し合うようですし。というか日時をこちらの都合に合わせてくれるのなら、あまり早いとか関係ありませんね。わざわざこちらの事情も考えようとしてくださるなんて…いい方ですね。
リューネ様のことをもっと知りたいので、お茶会は参加しましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リューネ様へ

お誘い感謝しますわ。
参加させていただこうと考えております。
わたくしは開催する時間によって来れる時間が変わりますの。
まず、そちらの開催予定の時間をお教えくださいませ。
お返事お待ちしております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

手紙の返事を書いて、夕食のことを伝えに来たエリナに、渡しました。てがみは運び屋が、はこんでくれるはずです。
食卓にはパパがいました。久しぶりに一緒の夕食です。嬉しいです。そうだ、お茶会のことを報告しましょう。
起きた出来事は、なるべく伝えておいて、パパの見方やや、パパが知っていて私の知らない情報を教えてもらったりしたいですからね。

私が今回のことを伝えると…
「ふむ…私は別に行ってもいいかと思うぞ?手紙の書き方は悪くないし、別にユリアのお茶会で問題を起こしたわけでもないんだろう?確かに少し手紙が来るのが早かったが、あそこの公爵とは私も長年お付き合いしているからね。まぁ、家の庭を見返したい、とかだけかもしれないが。」
やっぱりそうですよね。手紙の答えは令嬢として相応しいものだったでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝起きると…

コンコン 
いつものノック音です。エリナでしょう。
でも一応…「どなたですか?」
「エリナです。」
やはり。「どうぞ。」
「失礼します。」
いつもの通りエリナに髪を整えてもらって…服を着て…
朝ごはんを食べます。

食べ終わって自室に戻ってきたときにエリナがやってきて、
「リュッセル公爵家のリューネ様の手紙が来ました。」
「ありがとう。そこの机のうえにでも置いておいて。」
「かしこまりました。」
さてさて、私はこのあと先生との勉強がありますが、まだ時間まで一時間ほどあります。なので確認しましょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユリア様へ

本当ですの?本当に来てくれるんです?!
嬉しいですわ。良かったですわ。
実は手紙を送るのが少し早かったんじゃないかと心配しておりましたの。
さて、日時ですが、一週間後の午前か、ニ週間後の午後なんてどうでしょうか?
お返事心待ちにしておりますわ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんかとても、お茶会にいた人と同一人物とは思えませんね…お茶会のときは、少しトゲトゲしていて近寄りがたい雰囲気でしたのに。
『ツンデレじゃ!ほぼ確定じゃ!』
『これで性格がよかったら完璧なツンデレだね!』
『言えてます。』『た、確かに…』
『なんか私と似ていますわねっ?』
??ツンデレとは一体何でしょう?まあいいです。
お返事を書きましょう。お待ちしております、から心待ちにしております、になっていましたからね。しっかりお気持ちには答えなければ…
そんなことで手紙を書きました。
一週間後の午前は確か、パパとの訓練があったはずです。ニ週間後の午後は、まだ予定がないので行けそうですね。
そんなことを考えながら、

カリカリカリ

紙に字を書きます。
そして手紙を出しました。


「ユリアさんご機嫌ですね。」
「そうですか?」
「えぇ。なんかとても楽しそうです。」
きっと生まれてこのかた前の生も含めてここまで親密に手紙をやり取りしなかったからでしょうか?
天啓の前の十歳までは、お茶会なんて開きませんでしたし、天啓のあとはなんだかんだで持ち上げられて、身分がいきなりぐんと上がってしまい…せっかく落ち着いてきたという所で、そこからまた悪女と言われる…まぁ、そうなりますよね。
だから今回のことは少し嬉しいのかもしれません。
「確かにそうかもしれないです。」
ちょっとほっこりしますね。
仲がいいってこんなに嬉しいことなんですね。
前のせいでは無縁ということは無くとも、難しかったからでしょうか?なんかとても心がポカポカします。


ちょっとだけ、ちょっとだけ、友達になれるかな?と期待したユリアでした。
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