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しおりを挟むそろそろ僕の初の社交の時期です。まぁ、次男だから下手なことしないでおとな~しくしてれば大丈夫、なハズ。
「悠陽もそろそろ社交か。はやいもんだなぁ.......。」
「身体は伸びたけどやっぱり悠陽は可愛いからな......。不安だよ。お兄様が絶対に悠陽を守るからね。父上みたいに気を抜いたりなんてしないから......っ」
「うッ..........」
「かっこいいじゃないの.......?そして何があったのお父様.........?」
「悠陽は可愛いんだ。そろそろ12歳になるだろう?自覚して?そして悠陽は知らなくていいこともあるんだよ。」
「ふ、ふーん.....?」
お、お兄様の圧に負けた..........。
「悠陽。服は何色がいいかしら?悠陽だったら何色でも似合いそうだわあ!」
「服?」
「社交会での服だよ。何色が好き?」
服かぁ.......。うーーーん......。あ!
「風磨とお揃いにする!」
「「「駄目だ(よ)」」」
なんでだ!!!!!
「どうして!」
「マナーの先生に習わなかったかい?お揃いや相手の髪や目の色の服を着ることは、そういう間柄だと公言することになるんだ。」
「んむぅ.........。じゃあ僕が似合う服お兄様とお母様が選んで。」
「「よしきた」」
「お、お父様は.......?」
「お父様はすぐピンク選ぶから嫌だ!ダサい!却下!」
前に薄いピンクのレースがついたパジャマを買ってきた罪は清算されていないのです。(勿体無いから着てるけどぉ!)ぷん!
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