8 / 21
第八話:お呼びで無いのに?
しおりを挟む「リリアーヌ様、ご機嫌麗しゅうございますぅ~(ぽっ)」
「リリアーヌ様、おはようございます。今日もお美しい(ぽっ)」
いやちょっと、あんたら隣の教室でしょうに?
朝からマリアーナを愛でようとしたら隣のクラスにいるはずのイザーラとアスラーズがいた。
「リ、リリアーヌ様おはようございます」
ふるふるふる
ズッキューン!
ああっ!
もう朝から可愛いわねマリアーナ!
イザーラとアスラーズの後ろで震えながらも私に朝の挨拶をしてくれる。
私は二人に挨拶もそこそこにマリアーナの手を取り挨拶をする。
「ご機嫌よう、マリアーナ! 今日も可愛いですわね!!」
「そ、そんな、リリアーヌ様(ぽっ)」
くぅうううぅっ!
これよこれ!
モジモジしながらも嫌がらず顔を赤くして恥じらう仕草!
もうたまんない!!
「んんっ、おはようございますリリアーヌ殿」
私はマリアーナの可愛さ成分を補充していると声を掛けられる。
振り向いてみればソリオン様がにこやかにこちらを向いている?
「あらソリオン様、ご機嫌麗しゅうございます」
一応許嫁で王家の人で第三王子様。
無下には出来ないので挨拶をする。
と、ここでベルが鳴って授業が始まる。
仕方なく席に着きイザーラたちは残念そうに自分の教室に帰っていく。
講師が入って来たけどその後ろに男の子がついてきている?
「えー、今日から編入することになった‥‥‥」
「ラズベル=ボンレス・シーナ・ザイナスです。皆さまよろしく」
優雅にお辞儀をするその男の子に私は思わず驚きわなわなとする。
「ラ、ラズベル!? 何故あなたがここにいるのですの!?」
「姉さま、何を言ってるんです? 僕も十三歳ですよ? 離れの別荘からここへ来るのに時間がかかりましたけどね」
にこやかに笑顔で挨拶するこいつは紛れもなく私の異母姉弟だったのだ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる