続 悪いスライムじゃないよ?

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教皇襲来

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教皇に手紙を送って1か月、色々作りました。
トイレに始まり冷暖房器具、自動お掃除ゴーレム(ルンバとも言う)王宮では魔石が尽きるまで流れ続けるお風呂、街では銭湯を作った。
トイレは元々汲み取りだったのを便器と座ってる人のお尻をクリーンで綺麗にする仕様、今迄汲み取りしてた人が仕事にあぶれるので用水路の整備に回って貰った。
用水路の整備と街のゴミ収集を新しく組織して浄化する施設を建設した、これで衛生方面も充実してきた。
後は乗り物にも着手しているが少し時間が係りそうだ。

教皇の方はと言うと、文句垂れながらも出てくるようだ。
一応、教国の方へは分体を複数送って様子を見ているが、最悪としか言えない。
住民は痩せこけ、孤児が溢れて孤児院に入りきれない状態なのだが孤児院に入ってる子供でも成人前に他国に売られている。
救いなのは他国では好待遇とはいかないが毎日食べる位の生活は出来ている、教国以外の国は奴隷だとしても人権は保障されている。
なら、皆教国を出れば良いと想うがそこは神様を崇めてる国民が多いから、なかなか出ようとはしないみたいだ。
教国の司祭は殆どが腐ってるが中には真面な司祭も居るがそういう人程他国の教会に左遷されている、100年以上前はまだましだったのだが此処何代かの教皇が腐りきってる。
腐りきった上層部を排除するのは簡単だが、その後が問題だ。後を任せられる人も居ない事はないが、と悩んでたんだが。
一つ思いついた、俺聖女だから神の言葉を代弁したらいけんじゃね?本当に神様居たら怒られるかもだけども、例え居たとしても今の状況を見て何もしないなら居ないと同じだろうと思うんだ。
一応この国の王様にも話は通しておいた、上層部が入れ替わったとしても直ぐにどうこう出来るはずもないだろうからバックアップを頼んだ。

今朝ようやく教皇が現れた、今は王様と挨拶を交わしている所だ。直ぐに呼ばれるだろう。

目の前の扉が開かれた呼ばれたようだ、さて行きましょうかね。

「此方が教国の教皇様だ、挨拶を」

「初めまして、この国にお世話になってるアリサと申します、お見知りおきを」

「ほぉ、其方がこの国を発展させてる聖女か意外と若いのだな」

「恐縮で御座います、毎夜夢の中で知識を賜り代弁しているに過ぎない事で御座います」

「やはりっ!神からの神託を受けておるのかっ!」

「いえ、夢の中で教わった事を王様に伝えてるだけで御座います」

「それを、神託と言うのだ。其方は聖女なのだから我が国に来なくてはならない」

「何故で御座いましょうか?夢の中ではそういう事は言われた事は御座いませんが」

「何を言っている、神からの御使いなら我が国に居らずどうすると言うのだっ!」

「そうなのですか?王様」

「いや、そんな事は無いと思うがな」

「テンペスト王よ、神の意志が分からぬかっ!この者は我が国に居るのが本筋なのだっ!」

「まぁ、教皇よ落ち着け。それより昨日の夢の話をしなくて良いのか?アリサ殿」

「昨日も夢で神からの神託を受けたのかっ!?」

「はぁ、神託かどうかは不明ですが言われた事はありますよ?」

「それは、どういう物だったのだっ?」

「はい、今日より2週間後に世界各国の教会で伝える事が有ると言うものですが、どうやって伝えるか、何を伝えるかは聞かされませんでした」

「何っ!?2週間後に教会で神託が有ると言うのかっ?」

「さぁ、神託かどうかは知りませんが伝える事が有るとしか聞かされませんでした」

「そうか、よしっ!そなたも私と一緒に教国へ帰るのだ、良いな」

「えっ?嫌ですけど?」

「何を言ってるっ!聖女が教国に居なくてどうするのだっ!」

「いえいえ、私はまだこの国でやらないといけない事が有りますので、夢の中で教わった事をこの国で伝えなければなりませんからね」

「そんなのは教国に帰ってから行えば良いだけだっ!」

「いえいえ、今この国で行ってる事業を進展させる為ですのでこの国以外では出来ませんよ?」

「教皇よ、この者も今は我が国の力になると言ってるのだ。我が国が終われば其方にも出向くであろう、今は帰って神託を受けるのが良いのではないか?」

「・・・わかった、この国が終わったら教国へ来るのだぞっ!」

「夢での指示がそうなら従うまでですよ?」

「待っておるからのっ!では、王よ私は教国へ急ぎ帰るっ!神託の準備をしなくてはなっ!」

はぁ・・・あんなんで教皇とか、無いわぁ~(笑)

「王様、お疲れ様~」

「守護者様こそ、お疲れ様です。どうでした?教皇は」

「無いわぁ~、あれが国のトップとは嘆かわしいとしか思いませんでしたね」

「そうでしょうねぇ、ここ数代の教皇は似たり寄ったりですよ」

「ま、今回ので上層部は総入れ替えに成るでしょうから、100年位は持つかな?」

「そうですか、もう準備はお済でしょうか?」

「うん、後は2週間後って事だね」
「それじゃ、それまで今の事業を続けてるね」

「宜しくお願い致します、守護者様」

さぁ、後は各教会に分体を送っとこうかねぇ。
2週間後が楽しみだっ。

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