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クリスマスイブ
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クリスマスイブの今日俺は俊の家に来ていた
「あー!またかよー」
「ほんと奏太はゲーム下手だな!」
ゲームをしていると俊が煽ってくるのはいつものことだ
「お前いつもやってるんだから勝てて当然だろ!」
「まー確かに。じゃあハンデ付けよか?」
ハンデをつけてもう一回
そして――
「これが実力ってもんかな」
「参りました」
結局ハンデをもらっても勝てなかった俺は清々しく負けを認めた
それから1時間後――
「あー疲れた」
「それなー」
「てかこうして奏太とゲームやるのも久しぶりだよなー」
「そう言われるとそうだな」
「で、どうなの?」
「なにが?」
「何がって愛沢さんの事だよー明日も遊びに行くんだろ?」
「まあそうだけど」
「やっぱり付き合ってんの?」
「付き合ってるわけないって」
「じゃあお前は愛沢さんの事好きなの?」
「真央は友達」
俺は真央のことが異性として好きなのか今は分からない
でも真央には俺なんかよりもっと良い人がいるはずだし、俺が真央のことを好きになったとしても告白をすることはないと思う
「けど愛沢さんはお奏太の事好きかもしれないよ?」
そう言われて一瞬体がビクッと震えた
心の中ではありえない話だと思っていても、真央と一緒にいると、たまに真央は俺のことが好きなのではないかと頭によぎる時がある。そのたび自分の自意識過剰に嫌悪するし、真央に対して申し訳なさを感じるときがある
「ありえないって」
「まあ俺が女なら好きでもない奴をクリスマスに誘ったりしないけどな」
「俊と真央は違うし友達でも誘うでしょ」
「そんなもんなのかなー」
「そんなもんだよ」
「でも愛沢さんが転校してきてくれてよかったよな」
「うん。おかげで学校が楽しくなった」
「そういえば最近は女とも普通に話せるようになっただろ?あれも愛沢さんのおかげか?」
そう。真央と話すようになって2カ月近く経ったが最近ではほとんど違和感なく女子と話せるようになった。真央に出会ったおかげで女子に対してのトラウマとか偏見、そう言う考えをもつ自分を変えてくれた
「うん。それも真央のおかげ」
こうして考えると真央はたくさん俺に与えてくれてるけど俺自身は何も返せてない気がしてきた
「じゃあそろそろプレゼント選びに行くか!」
「そうだな」
俺が今日俊に頼んだのは明日の明日真央に渡すプレゼントを一緒に探してもらうことだった
俊の家の近くにお店はあった
普段は入ることのない女物のお店
お店に入ると俊は
「俺もちょっと小花用のプレゼント買わなきゃだから奥まで見てくるわ!」
そう言ってほんとに俺を置いて奥の方へ行ってしまった
俺が俊に頼んだ意味は何だったんだ
すると、俺が入り口であたふたしてるのを気遣ってか店員さんが
「なにかお探しですか?」
「女性へのプレゼントを買いたくて……」
「そうしましたらこちらがおすすめですよ~」
「あ、それいいですね」
店員さんが連れてきてくれたスペースにはいろんな種類のマフラーが置かれていた
「ですよね~かわいいですしプレゼントには人気がありますよ」
「へぇー」
確かに冬だしプレゼントにちょうどいいからこれにしよう
でもたくさんの種類でどれにしようか迷う
すると――
「女性はどんな方なんですか?」
「えっと金髪で俺より背は小さいです」
「髪の長さはどれくらいですか?」
「ボブです」
「そうしましたらこちらとかどうでしょう?」
店員さんに渡されたのはおしゃれな模様をした可愛いいマフラーだった
さすが店員さん。すごくいいなと思った。絶対真央に似合う
「これにします!」
店員さんは驚いたように
「えっ!ありがとうございます!お買い物が以上でしたらレジまでご案内します!」
「お願いします」
そして会計を終えた後俊と一緒に店を出た
店員さんには会計の時に「プレゼント喜んでもらえるといいですねっ!」とそう言われた
すごく雰囲気のいい店員さんとお店だった
メンズの服とかも売ってたしまた買いに来よう
そして明日はクリスマス。プレゼントだけじゃなく明日は真央をたくさん楽しませたい
だって真央にはたくさんもらってるから
その恩返しもかねて――
「あー!またかよー」
「ほんと奏太はゲーム下手だな!」
ゲームをしていると俊が煽ってくるのはいつものことだ
「お前いつもやってるんだから勝てて当然だろ!」
「まー確かに。じゃあハンデ付けよか?」
ハンデをつけてもう一回
そして――
「これが実力ってもんかな」
「参りました」
結局ハンデをもらっても勝てなかった俺は清々しく負けを認めた
それから1時間後――
「あー疲れた」
「それなー」
「てかこうして奏太とゲームやるのも久しぶりだよなー」
「そう言われるとそうだな」
「で、どうなの?」
「なにが?」
「何がって愛沢さんの事だよー明日も遊びに行くんだろ?」
「まあそうだけど」
「やっぱり付き合ってんの?」
「付き合ってるわけないって」
「じゃあお前は愛沢さんの事好きなの?」
「真央は友達」
俺は真央のことが異性として好きなのか今は分からない
でも真央には俺なんかよりもっと良い人がいるはずだし、俺が真央のことを好きになったとしても告白をすることはないと思う
「けど愛沢さんはお奏太の事好きかもしれないよ?」
そう言われて一瞬体がビクッと震えた
心の中ではありえない話だと思っていても、真央と一緒にいると、たまに真央は俺のことが好きなのではないかと頭によぎる時がある。そのたび自分の自意識過剰に嫌悪するし、真央に対して申し訳なさを感じるときがある
「ありえないって」
「まあ俺が女なら好きでもない奴をクリスマスに誘ったりしないけどな」
「俊と真央は違うし友達でも誘うでしょ」
「そんなもんなのかなー」
「そんなもんだよ」
「でも愛沢さんが転校してきてくれてよかったよな」
「うん。おかげで学校が楽しくなった」
「そういえば最近は女とも普通に話せるようになっただろ?あれも愛沢さんのおかげか?」
そう。真央と話すようになって2カ月近く経ったが最近ではほとんど違和感なく女子と話せるようになった。真央に出会ったおかげで女子に対してのトラウマとか偏見、そう言う考えをもつ自分を変えてくれた
「うん。それも真央のおかげ」
こうして考えると真央はたくさん俺に与えてくれてるけど俺自身は何も返せてない気がしてきた
「じゃあそろそろプレゼント選びに行くか!」
「そうだな」
俺が今日俊に頼んだのは明日の明日真央に渡すプレゼントを一緒に探してもらうことだった
俊の家の近くにお店はあった
普段は入ることのない女物のお店
お店に入ると俊は
「俺もちょっと小花用のプレゼント買わなきゃだから奥まで見てくるわ!」
そう言ってほんとに俺を置いて奥の方へ行ってしまった
俺が俊に頼んだ意味は何だったんだ
すると、俺が入り口であたふたしてるのを気遣ってか店員さんが
「なにかお探しですか?」
「女性へのプレゼントを買いたくて……」
「そうしましたらこちらがおすすめですよ~」
「あ、それいいですね」
店員さんが連れてきてくれたスペースにはいろんな種類のマフラーが置かれていた
「ですよね~かわいいですしプレゼントには人気がありますよ」
「へぇー」
確かに冬だしプレゼントにちょうどいいからこれにしよう
でもたくさんの種類でどれにしようか迷う
すると――
「女性はどんな方なんですか?」
「えっと金髪で俺より背は小さいです」
「髪の長さはどれくらいですか?」
「ボブです」
「そうしましたらこちらとかどうでしょう?」
店員さんに渡されたのはおしゃれな模様をした可愛いいマフラーだった
さすが店員さん。すごくいいなと思った。絶対真央に似合う
「これにします!」
店員さんは驚いたように
「えっ!ありがとうございます!お買い物が以上でしたらレジまでご案内します!」
「お願いします」
そして会計を終えた後俊と一緒に店を出た
店員さんには会計の時に「プレゼント喜んでもらえるといいですねっ!」とそう言われた
すごく雰囲気のいい店員さんとお店だった
メンズの服とかも売ってたしまた買いに来よう
そして明日はクリスマス。プレゼントだけじゃなく明日は真央をたくさん楽しませたい
だって真央にはたくさんもらってるから
その恩返しもかねて――
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