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夜の語らい
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あの婚約白紙してくれたおかげで、レオナルド様と結婚、そして友達もできた。
そこだけはあの2人に感謝だわ。
レオナルド様が賜わる伯爵領。カサブランガーデン伯爵となる。ルイーザ フェザリア カサブランガーデン伯爵夫人となるのよ。実家であるローズルクセンガーデン公爵の寄子として支えていくことになる。
領地は比較的温暖で公爵領が管理している領地は概ね同じ温暖で過ごしやすいらしい。
今、伯爵領は、おじい様とおばあ様が管理している。結婚後、始め、私たちは2人に領地経営を教わりながら一緒に管理していく。おじい様達は本邸ではなく別邸で暮らしている。つかず離れずお互いが尊重できる距離感で過ごしましょうということだった。ひ孫の面倒は見わよ、何人でもいいわよと言って張り切っている。
ひ孫って早いですよ。
2人で伯爵領に来て、結婚後に必要なものなどの確認しに来ていた。今日は2人でここに泊まることになっている。まだ本邸の方に使用人を置いていないため、結婚前に使用人を決めることになっている。執事は代々ローズルクセンガーデン公爵に仕える執事の家系が就くことになっている。
今日は別邸でレオナルド様の祖父母と食事をとり、本邸でレオナルド様と夜を過ごすと言っても隣り合っているが別々の部屋です。
この国は婚約した後愛し合っていれば、夜をともにして良いらしい。政略結婚でもお互いが了承すればいいということだ。
王家はそこは厳しい。婚姻後に夜を過ごす。婚前交渉はいけない、婚姻時純潔が必須。托卵の恐れがある行為はさせないということだ。
そこが王家との違いである。
おばあ様達にも明日はゆっくり起きてきていいのよ、2人とも、言われましたがなにが?ごゆっくりなの、おばあ様。ふふふっと含みのある笑いをされる。
用意された部屋は私たちが夫婦として過ごす寝室だったことにびっくりした。別々の部屋と聞いていたので夫婦の部屋だなんてはずかしい。落ち着いた木目調の部屋。そこにはレオナルド様のような大柄な人が3人ぐらい寝ても大丈夫なほどの大きなベッド。頑丈に作られているわね。
余談であるが、おじい様とおばあ様の経験談でこの頑丈なベッドが作られたそうだ。華奢なベッドは壊れるということだ。お祖父様が大柄で壊れるのか、それとも激しいのかそこはご想像にお任せすると言葉を濁された。
ということで、大きなベッドに腰を下ろしてレオナルド様を待っていた。
しかしレオナルド様が来ない?先に寝てもいいかしらと思っていたところ、ドアが静かに開いた。
大柄の影が入る。私が起きていることにびっくりしていたようだ。
「もう寝ているかと思った。待っていてくれたのか?」
神妙な面持ちのレオナルド様だった。まさか後悔しているのだろうか。心配になり尋ねた。
「それはもうあなたは私との結婚を後悔しているということですか?」
焦ったように近づき、私の前に跪いたが、なかなか顔を上げて目を合わせてくれない。やはり後悔しているのだろうか。
「す、すまない。そ、その、俺は、俺は今まで一度も女性とそういう関係になったことがないんだ。だから、俺は貴女が初めてで、貴女に嫌な思いをさせてしまう、幻滅させてしまうと思う。それに貴女を傷つけてしまう恐れがあるんだ。だから、その」
私は、レオナルド様の手を取り、レオナルド様の目を見つめた。
「私は嬉しいですよ。レオナルド様が他の女性と関係を持っていないこと。その、一緒に歩んでいければいいと思ってます。嫌ですか?」
「い、嫌なものか!私は、あなたと出会ってから貴女のことを想っていました。あっ、でも幼女趣味と思わないでください。私は貴女をずっと愛してきました。貴女とその夜を共にしたい。ただあなたを満足させられない、自分だけが先に、その、えーと先にイッてしまう懸念があるので、その今謝っておきます、すみません」
「ふふふっ、では謝罪は受け入れますわ。私もレオナルド様、あなたを愛しています。今夜、私を愛していただけますか?」
お互い抱き締め合い、口づけを交わした。
「ルイーザ、愛しています。貴女に出会えてよかった。一生貴女を愛し抜きます」
そこだけはあの2人に感謝だわ。
レオナルド様が賜わる伯爵領。カサブランガーデン伯爵となる。ルイーザ フェザリア カサブランガーデン伯爵夫人となるのよ。実家であるローズルクセンガーデン公爵の寄子として支えていくことになる。
領地は比較的温暖で公爵領が管理している領地は概ね同じ温暖で過ごしやすいらしい。
今、伯爵領は、おじい様とおばあ様が管理している。結婚後、始め、私たちは2人に領地経営を教わりながら一緒に管理していく。おじい様達は本邸ではなく別邸で暮らしている。つかず離れずお互いが尊重できる距離感で過ごしましょうということだった。ひ孫の面倒は見わよ、何人でもいいわよと言って張り切っている。
ひ孫って早いですよ。
2人で伯爵領に来て、結婚後に必要なものなどの確認しに来ていた。今日は2人でここに泊まることになっている。まだ本邸の方に使用人を置いていないため、結婚前に使用人を決めることになっている。執事は代々ローズルクセンガーデン公爵に仕える執事の家系が就くことになっている。
今日は別邸でレオナルド様の祖父母と食事をとり、本邸でレオナルド様と夜を過ごすと言っても隣り合っているが別々の部屋です。
この国は婚約した後愛し合っていれば、夜をともにして良いらしい。政略結婚でもお互いが了承すればいいということだ。
王家はそこは厳しい。婚姻後に夜を過ごす。婚前交渉はいけない、婚姻時純潔が必須。托卵の恐れがある行為はさせないということだ。
そこが王家との違いである。
おばあ様達にも明日はゆっくり起きてきていいのよ、2人とも、言われましたがなにが?ごゆっくりなの、おばあ様。ふふふっと含みのある笑いをされる。
用意された部屋は私たちが夫婦として過ごす寝室だったことにびっくりした。別々の部屋と聞いていたので夫婦の部屋だなんてはずかしい。落ち着いた木目調の部屋。そこにはレオナルド様のような大柄な人が3人ぐらい寝ても大丈夫なほどの大きなベッド。頑丈に作られているわね。
余談であるが、おじい様とおばあ様の経験談でこの頑丈なベッドが作られたそうだ。華奢なベッドは壊れるということだ。お祖父様が大柄で壊れるのか、それとも激しいのかそこはご想像にお任せすると言葉を濁された。
ということで、大きなベッドに腰を下ろしてレオナルド様を待っていた。
しかしレオナルド様が来ない?先に寝てもいいかしらと思っていたところ、ドアが静かに開いた。
大柄の影が入る。私が起きていることにびっくりしていたようだ。
「もう寝ているかと思った。待っていてくれたのか?」
神妙な面持ちのレオナルド様だった。まさか後悔しているのだろうか。心配になり尋ねた。
「それはもうあなたは私との結婚を後悔しているということですか?」
焦ったように近づき、私の前に跪いたが、なかなか顔を上げて目を合わせてくれない。やはり後悔しているのだろうか。
「す、すまない。そ、その、俺は、俺は今まで一度も女性とそういう関係になったことがないんだ。だから、俺は貴女が初めてで、貴女に嫌な思いをさせてしまう、幻滅させてしまうと思う。それに貴女を傷つけてしまう恐れがあるんだ。だから、その」
私は、レオナルド様の手を取り、レオナルド様の目を見つめた。
「私は嬉しいですよ。レオナルド様が他の女性と関係を持っていないこと。その、一緒に歩んでいければいいと思ってます。嫌ですか?」
「い、嫌なものか!私は、あなたと出会ってから貴女のことを想っていました。あっ、でも幼女趣味と思わないでください。私は貴女をずっと愛してきました。貴女とその夜を共にしたい。ただあなたを満足させられない、自分だけが先に、その、えーと先にイッてしまう懸念があるので、その今謝っておきます、すみません」
「ふふふっ、では謝罪は受け入れますわ。私もレオナルド様、あなたを愛しています。今夜、私を愛していただけますか?」
お互い抱き締め合い、口づけを交わした。
「ルイーザ、愛しています。貴女に出会えてよかった。一生貴女を愛し抜きます」
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