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第22話 お兄さまのお泊まり会開催
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本日はお日柄もよく、などといっている場合ではないのです。
今日は、お兄さまのご学友が泊まりにくる日です。第二皇子殿下もいらっしゃるということで、朝から大忙し。
そして、続々と馬車が入ってきた。着替えと下着だけ持ってきてくださいと言っておいたので、荷物は少ないはず。
第二王子殿下は宮廷魔導士アグリ様の転移魔法でやってきた。なぜか、ちびっ子が足元にいるが、その子はどなたですか?
第三王子殿下、4歳らしい。
そういえば、名前の紹介をしていなかったですね。
第二王子殿下 カイデール ベルゼルム スカイプ ド フォールズ
第三王子殿下 フェルナンド ベルゼラント スカイプ デ フォールズ
フォールズ王国の王子たちである。この王国の国王は側妃は持たない主義。王妃様一筋。ちなみに、王太子殿下、第二王子殿下には双子の女の子、王女さまがいるらしい。18歳になるまで、引きこもる?といっているらしい。どうしたのだろう。
そして、第三王子殿下 フェルナンド様がなぜ足元にいるのかな。カイデール殿下の足をガシッと離さず、こちらの様子をチラッと伺っている。かわいいぞ。
それにしてもカイデール殿下の足、長いなぁ。うちのお兄さまだって、足長いわよ、と兄自慢をここで披露。
お父さまが、
「ようこそいらっしゃいました。ごゆるりとお過ごしください。何か御用がありましたら、こちらの執事侍女メイドにお申し付けください。」
「こちらこそ、みんなでまた押しかけてすまない。世話になる。すまない、これなのだか、自分も行くと言って聞かなかったのだ。帰りはまた、宮廷魔導士のアグリが迎えにくる。それまでよろしく頼む」
といって、私をみる。
これとは??よろしく頼むと?弟たちと遊ばせましょう。
第三王子殿下 フェルナンド様の前に屈み、同じ目線になって、
「フェルナンド様、お兄さまたちはこれからお勉強なので、私の弟たちと一緒にあちらで遊びましょう。そしてお昼にまた、ご一緒にお昼ご飯を食べましょう」
と、お誘いする。
うん、と頷き、お手手を繋いで、部屋を出た。
お母さまと一緒に弟たちのいる部屋へ入った。、
「フェルナンド様、こちらが弟たちのカイルとレオンです。カイル、レオン挨拶できますか」
「はじめまちて、かいるでちゅ」
「は、はじめまちて、レオンでしゅ」
かわいいぞ、うちの弟たち。モジモジとしながら、自己紹介をしている。えらいぞ、えらいぞ、いい子いい子してあげました。
「フェルナンドでしゅ、よろちくおねがいちます」
ひぇー、こっちもかわいい、かわいいぞ。ぺこりとしている。なんだ、このかわいい生き物は。
王子にもいい子いい子してしまった。
護衛騎士と侍女にギロっとされた。あははは。
「さて、これからどうしましょう」
「おねえちゃま、おうたとおどりをしたいでしゅ」
「フェルナンドさま、おうたとおどりでよろしいですか」
「あい。おうたうたいましゅ」
「では、まずカイル、レオン。この前教えたお歌と踊りをフェルナンド様にお見せしましょう」
「あい!」
もう2人とも可愛すぎる。返事までかわいい。何してもかわいい。どうしよう、かわいいのですがー。天高く叫びたい。
気を取り直して、私はピアノを開いて、ぐーちょき◯ーで何作ろうを弾いて歌った。
その後もトントントントン◯◯爺さんの歌と手遊びをみんなで楽しんだ。みんなというのは護衛騎士や侍女さんたちも一緒にみんなでお歌と踊りをした。
紙芝居もピアノ付きでやってみた。弾き語りです。侍女さんには紙をめくってもらうことをお願いした。
もう、3人ともキャッキャ、キャッキャと楽しんでいた。かわいい✖️3です。
お昼ご飯の時間になり、ちびっ子たちはお子様ランチとプリンを用意した。こちらも好評。
お子様ランチ、それはケチャップライスに、ハンバーグ、ナポリタン、グラタン、ポテトフライ、サラダをワンプレートにしたもの。そしてデザートはプリン。ホイップ付きさくらんぼのせ、です。メロンソーダが欲しいところですが、炭酸をまだ開発していないので、リンゴジュースです。
兄たちは、以前お母さまがお茶会でやったアフタヌーンティーをしたいと。そのほかビュッフェ スタイル、取り放題食べ放題形式にした。なんでも食べてください。
さすが若者。すでにビュッフェで、山盛りにしている。アフタヌーンティーじゃなくてもよかったのではないか?優雅さのかけらもない。
食べ盛りら料理がすぐなくなってしまうので、料理人たちはひっきりなしに補充していった。時々、新しい料理が並ぶと、また群がっていた。
よかった、いっぱい料理を作っておいて。でも、こんなに食べたら、昼は眠くなるかな。
合間にカイデール殿下が、弟のフェルナンドさまの様子を見にきました。弟のことを気にかける優しいお兄さまですね。
「フェル、美味しそうなものを食べているな」
「あい!おにいたま、これ美味しいです」
とハンバーグとグラタンを指した。
「本当に美味しそうなものがワンプレートとあるなんて夢のようだな」
「おにいたま、これ、あーん」
マカロニグラタンをアーンさせていた。
「う、うまいな、これ」
「あい、おいしいでちゅ」
兄弟のやりとりを見ているとほっこりするなぁ。この兄弟は仲がいいな。
「モンテスキュー侯爵夫人、アイリ嬢、今日はフェルナンドが急遽きてしまい、迷惑をかけた。申し訳ない。」
「カイデール殿下、フェルナンド殿下はうちの息子たちと仲良く遊んでいるので、大丈夫ですよ。とてもいい子です」
「午後はお昼寝するだろう。宮廷魔導士のアグリが来るまで、よろしく頼む」
「かしこまりました。カイデール殿下」
もちろん護衛騎士さん、侍女さんたちにもお昼ご飯を提供。ビュッフェ形式。交代で食べてくださいね。デザートもあります。アグリ様の結界魔法があるので、護衛騎士さんたちはいらないのではないのか?任務ですね。ご苦労様です。
今日は、お兄さまのご学友が泊まりにくる日です。第二皇子殿下もいらっしゃるということで、朝から大忙し。
そして、続々と馬車が入ってきた。着替えと下着だけ持ってきてくださいと言っておいたので、荷物は少ないはず。
第二王子殿下は宮廷魔導士アグリ様の転移魔法でやってきた。なぜか、ちびっ子が足元にいるが、その子はどなたですか?
第三王子殿下、4歳らしい。
そういえば、名前の紹介をしていなかったですね。
第二王子殿下 カイデール ベルゼルム スカイプ ド フォールズ
第三王子殿下 フェルナンド ベルゼラント スカイプ デ フォールズ
フォールズ王国の王子たちである。この王国の国王は側妃は持たない主義。王妃様一筋。ちなみに、王太子殿下、第二王子殿下には双子の女の子、王女さまがいるらしい。18歳になるまで、引きこもる?といっているらしい。どうしたのだろう。
そして、第三王子殿下 フェルナンド様がなぜ足元にいるのかな。カイデール殿下の足をガシッと離さず、こちらの様子をチラッと伺っている。かわいいぞ。
それにしてもカイデール殿下の足、長いなぁ。うちのお兄さまだって、足長いわよ、と兄自慢をここで披露。
お父さまが、
「ようこそいらっしゃいました。ごゆるりとお過ごしください。何か御用がありましたら、こちらの執事侍女メイドにお申し付けください。」
「こちらこそ、みんなでまた押しかけてすまない。世話になる。すまない、これなのだか、自分も行くと言って聞かなかったのだ。帰りはまた、宮廷魔導士のアグリが迎えにくる。それまでよろしく頼む」
といって、私をみる。
これとは??よろしく頼むと?弟たちと遊ばせましょう。
第三王子殿下 フェルナンド様の前に屈み、同じ目線になって、
「フェルナンド様、お兄さまたちはこれからお勉強なので、私の弟たちと一緒にあちらで遊びましょう。そしてお昼にまた、ご一緒にお昼ご飯を食べましょう」
と、お誘いする。
うん、と頷き、お手手を繋いで、部屋を出た。
お母さまと一緒に弟たちのいる部屋へ入った。、
「フェルナンド様、こちらが弟たちのカイルとレオンです。カイル、レオン挨拶できますか」
「はじめまちて、かいるでちゅ」
「は、はじめまちて、レオンでしゅ」
かわいいぞ、うちの弟たち。モジモジとしながら、自己紹介をしている。えらいぞ、えらいぞ、いい子いい子してあげました。
「フェルナンドでしゅ、よろちくおねがいちます」
ひぇー、こっちもかわいい、かわいいぞ。ぺこりとしている。なんだ、このかわいい生き物は。
王子にもいい子いい子してしまった。
護衛騎士と侍女にギロっとされた。あははは。
「さて、これからどうしましょう」
「おねえちゃま、おうたとおどりをしたいでしゅ」
「フェルナンドさま、おうたとおどりでよろしいですか」
「あい。おうたうたいましゅ」
「では、まずカイル、レオン。この前教えたお歌と踊りをフェルナンド様にお見せしましょう」
「あい!」
もう2人とも可愛すぎる。返事までかわいい。何してもかわいい。どうしよう、かわいいのですがー。天高く叫びたい。
気を取り直して、私はピアノを開いて、ぐーちょき◯ーで何作ろうを弾いて歌った。
その後もトントントントン◯◯爺さんの歌と手遊びをみんなで楽しんだ。みんなというのは護衛騎士や侍女さんたちも一緒にみんなでお歌と踊りをした。
紙芝居もピアノ付きでやってみた。弾き語りです。侍女さんには紙をめくってもらうことをお願いした。
もう、3人ともキャッキャ、キャッキャと楽しんでいた。かわいい✖️3です。
お昼ご飯の時間になり、ちびっ子たちはお子様ランチとプリンを用意した。こちらも好評。
お子様ランチ、それはケチャップライスに、ハンバーグ、ナポリタン、グラタン、ポテトフライ、サラダをワンプレートにしたもの。そしてデザートはプリン。ホイップ付きさくらんぼのせ、です。メロンソーダが欲しいところですが、炭酸をまだ開発していないので、リンゴジュースです。
兄たちは、以前お母さまがお茶会でやったアフタヌーンティーをしたいと。そのほかビュッフェ スタイル、取り放題食べ放題形式にした。なんでも食べてください。
さすが若者。すでにビュッフェで、山盛りにしている。アフタヌーンティーじゃなくてもよかったのではないか?優雅さのかけらもない。
食べ盛りら料理がすぐなくなってしまうので、料理人たちはひっきりなしに補充していった。時々、新しい料理が並ぶと、また群がっていた。
よかった、いっぱい料理を作っておいて。でも、こんなに食べたら、昼は眠くなるかな。
合間にカイデール殿下が、弟のフェルナンドさまの様子を見にきました。弟のことを気にかける優しいお兄さまですね。
「フェル、美味しそうなものを食べているな」
「あい!おにいたま、これ美味しいです」
とハンバーグとグラタンを指した。
「本当に美味しそうなものがワンプレートとあるなんて夢のようだな」
「おにいたま、これ、あーん」
マカロニグラタンをアーンさせていた。
「う、うまいな、これ」
「あい、おいしいでちゅ」
兄弟のやりとりを見ているとほっこりするなぁ。この兄弟は仲がいいな。
「モンテスキュー侯爵夫人、アイリ嬢、今日はフェルナンドが急遽きてしまい、迷惑をかけた。申し訳ない。」
「カイデール殿下、フェルナンド殿下はうちの息子たちと仲良く遊んでいるので、大丈夫ですよ。とてもいい子です」
「午後はお昼寝するだろう。宮廷魔導士のアグリが来るまで、よろしく頼む」
「かしこまりました。カイデール殿下」
もちろん護衛騎士さん、侍女さんたちにもお昼ご飯を提供。ビュッフェ形式。交代で食べてくださいね。デザートもあります。アグリ様の結界魔法があるので、護衛騎士さんたちはいらないのではないのか?任務ですね。ご苦労様です。
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