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5話
3 *
しおりを挟む「いつもおまんこ触ってオナニーしてるの?」
「あっ、おまんこじゃ、ないっ……」
「おまんこ、でしょ。指を美味しそうに咥えて、ぐちょぐちょになって、いやらしく誘って……」
「ひっ……」
犬飼に耳元で囁かれ、俺は声を上げた。思わず後孔が締まり、自分の指を締めつけてしまう。
「ちんこも、おまんこも、びしょびしょに濡れてちゃって、千寿って淫乱」
「っ、ちがっ……」
犬飼から言葉を投げつけられ、俺は興奮する。性器から溢れた先走りが、指に絡む。
先ほどの犬飼の提案で、俺はオナニーを見せることになった。恥ずかしさや抵抗感なくなり、犬飼に見られるということが、俺をオナニーへと駆り立てた。
俺はベッドの上に座り、大きく足を広げていた。犬飼から渡されたローションで性器と後孔を濡らし、いつものようにオナニーをする。アイマスクで見えないが、犬飼の視線だけは肌に刺さる。
「千寿、気持ちいい?」
「きもちいっ……あっ……」
「どこが気持ちいい?」
「……っ、おまんこに指入れて、ぐちゅぐちゅ掻き回すの……、前立腺もコリコリするの、きもち、いい……」
「他には?」
「ちんこ扱いて、先っぽ、あっ……ぐりぐりするの、好きぃ……」
言葉にするだけで、快感が増幅される。俺は一心不乱に、手を動かし、性器と後孔から得られる気持ちよさを追い求める。
「一生懸命で、可愛いね」
可愛いなんて、俺には到底似合わない言葉だが、犬飼に言われると嬉しくなる。
「今おまんこ締まったでしょ」
犬飼にくすくすと笑われて、俺はかぁっと頬が熱くなる。確かに縁が自分の指を締めつけていた。
「っあ、……イきたいっ……、んんっ……」
性器は完全に勃ちあがり、後孔は悦ぶように指を咥える。イきたいのに俺はもう犬飼の声なしでは、イけない身体になっていた。苦しくて、自然と涙が溢れる。
「お願い……、あっ、……イけって、んっ……命令して……」
「どうしようかな」
犬飼の声は楽し気だ。きっと涼しい顔をして、俺のオナニーを観察しているのだろう。
「イきたいっ……、イかせて……」
俺はアイマスク越しに犬飼を見つめる。そんなことをしても意味がないのはわかっているが、我慢の限界だった。
しばらくの沈黙の後、「千寿」と名前を呼ばれる。そして、犬飼が動く気配がし、ベッドが沈む。ベッドはぎしっと小さく音を立て、俺は手を止めた。
「俺のちんこ、千寿のおまんこに、本当に入れてあげようか?」
「え、っ……?」
犬飼の言葉に耳を疑う。想像ではなく、本当にセックスできてしまう。どっと鼓動が速くなり、俺は頭をフル回転させる。断るか、セックスするかの二択だ。
「どうする?すごく、気持ちいいと思うけど……」
先ほどより、犬飼の声が近い。声と共に、熱い吐息が耳に吹き込まれ、俺の思考は熱く蕩けていく。どうなってもいい、とにかく身体の熱を解放して、気持ちよくなりたい。それしか考えられなかった。
「おねがい、します ……。俺のおまんこに、ちんこ入れてっ……」
俺はベッドに寝転がり、足を広げ、後孔が見えるように体勢を変えた。羞恥が襲うが、それすら快感に繋がる。
ベッドが軋み、犬飼の気配が近づいてくる。俺は犬飼に全てを委ねるために、身体の力を抜いた。
しかし、次の瞬間、目の前が明るくなる。まばたきをして、数秒後にアイマスクが取られたことに気づく。今まで暗い世界にいたため、部屋の照明が目に痛い。
ようやく視界が明るさに慣れ、目の前の犬飼の姿を認識する。が、その顔を見て、俺はかなり驚いた。
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