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5話
6 *
しおりを挟む峰谷が手早く下着を脱ぐと、立派な性器がぼろんと飛びだした。太さも長さも俺以上で、俺はくぎ付けになってしまう。今からこれを挿れられるのだと思うと、きゅうんと腹の奥が切なくなる。
「川元、物欲しそうな顔になってる」
峰谷にくすくすと笑われ、俺は慌てて表情を引き締める。「ちょっと待って」と言いながら、峰谷は性器にゴムを被せた。準備万端になった峰谷を見て、ついにセックスをしてしまうのだと緊張に襲われる。ディルドで経験したことがあるからと言っても、本番は本番だ。俺は緊張を和らげるために、深呼吸をした。
「大丈夫、痛くしないから。俺に任せて」
俺の緊張に気づいた峰谷が、優しく声をかけてくれる。俺はそれだけで、少し安心した。
峰谷は俺の腰の下に枕を置いて、体勢を整えてくれる。慣れた手つき、丁寧な準備に、経験値の差を思い知らされる。
「川元、入れるよ」
俺が頷くと、峰谷は俺の後孔に先端を宛てがう。性器の熱さに腰が引けるが、峰谷に腰を固定されているので、逃げられなかった。
「力抜いて……、ゆっくり、深呼吸して……」
いつもの音声のように、峰谷の低い声が俺の鼓膜を震わせる。俺は身体の力を抜き、峰谷を受け入れる。ディルドよりも太くて熱い性器が、縁を押し広げる感覚に、俺は首を横に振った。
「待って、むりっ……、入らない……」
「大丈夫、力抜いて……。息を吸って、吐いて……。俺に委ねて、そう……上手……」
性器が突き刺さる感覚に、俺ははふはふと浅い息を繰り返した。結合部が焼けるように熱い。
「っあ……んんっ、……あ、はいって、くる……」
カリの太いところがぐぷんと入ると、あとはゆっくりと性器が入ってくる。ディルドとは違う、熱くて弾力がある。性器を通じて、腹の中から峰谷の鼓動が伝わってくる。
「みね、や……っ、腹の中、あつい……」
「俺も、川元の中熱くて、ちんこ溶けそう….」
峰谷は熱い息を吐きながら、少しずつ腰を進める。圧迫感はあるものの、痛みはない。峰谷のテクニックのおかげか、俺のオナニーの賜物かはわからない。
「川元、そのまま、力抜いて……。俺のちんこ受け入れて……」
ずっ、ずっ、と峰谷の性器が押し入ってくる。力を抜こうとするが、前立腺を掠め、思わず締め付けてしまう。峰谷自身の形を腹の中で拾い上げ、ぞわりと肌がひりつく。
峰谷自身はさらに奥に入ってくる。すでにディルドが届いたことない場所まで暴かれていて、腹の中はどうなってるんだろうと不思議になった。けど、とにかく身体の力を抜いて、峰谷に任せるしかない。俺は熱さに眩暈をしながら、深呼吸を繰り返した。
「川元、奥まで入ったの、わかる?」
峰谷が動きを止め、尋ねてくる。腹の中に意識を集中させると、みっちりと詰まっている性器の存在を感じた。「ほら」と峰谷が腰を揺らすと、奥の肉壁をとんとんとノックされる感覚がわかった。
「俺のちんこ、川元のおまんこに入っちゃった」
峰谷の言葉で、視線が下半身へと導かれる。枕を腰の下に置かれているせいで、俺の身体に峰谷の性器が突き刺さっている様が見えた。
「俺たち今セックスしてるんだよ」
峰谷の手のひらが、俺の腹に置かれた。軽く押されると、内側と外側から、性器の存在を認識させられる。そして、にやりと妖艶に笑う峰谷に、俺は嫌な予感がした。
「峰谷、待って……」
「イけ」
「っ、ひっ……あ、あああぁっ……」
突然の命令に、俺の身体は素直に従った。びくんと身体が跳ねた後、中イキの快感が全身を駆け抜けた。身体の熱が一気にあがり、思考が快感に支配される。俺自身は勃ったままで、射精はできなかった苦しさも渦巻く。
「っあ……はぁ……」
「メスイキしてるの、すごく可愛い……」
峰谷は恍惚とした表情で、俺の頬を撫でた。敏感になった俺の身体は、それすら快感に変換し、身体が跳ねる。
「もっと気持ちよくなろうね」
「……みね、やっ……待って……」
ずるりと性器が抜けていく。内側の喪失感があったのは一瞬で、次の瞬間にはばちゅんと中を穿たれた。
「川元、イって」
「ひああぁっ……あ、あっ……」
あまりの衝撃に、俺の口からは悲鳴のような声が飛びだした。視界が一瞬ちかちかした後、腰から蕩けるように快感が広がる。腹に液体がかかったと思ったら、俺の精液だった。無意識に射精してしまったことに気づく。
「み、ねやっ、あ、イって、るからぁ……っあ、あ」
「川元、可愛い。ちんこもおまんこも、びしょびしょになってる」
峰谷の腰の動きは止まらない。前も後ろも達した後のせいで、快感で身体が悲鳴を上げる。俺を見下ろす峰谷の表情は獰猛な肉食獣のようで、その視線で俺の身体の熱があがった。
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