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第24話
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そして我々はダンジョンに入る。
ハルカやアヤメが変身した銃、ハルカガンとアヤメガンを自分の装備だと工藤さんに説明して手にする。
その際工藤さんは「珍しい装備を持っているんですね」と言ってきた。
やっぱり銃ってダンジョンでは珍しい装備なのだろうか。
今はそんなことどうでもいいか。
銃を持つと若干その銃が動く、つまりそっち方面にモンスターが現れるということだねハルカ。
当然モンスターが現れるのは海の上なので我々は砂浜を歩いて移動する。
移動が終わったことを知らせるのは海に向かって銃が向くように動くことで分かる。
どうやらここらしい。
「工藤さんおそらくこの辺りにモンスターが現れるはずです」
「分かりました、出てくるモンスターはスケルトンで間違いないんですか?」
「はい前回は大量のスケルトンでした。最もその時は……」
スケルトンシップについて話そうと思った時である。海の向こうの方に大きな魔法陣が見えた。
「……どうやら来たみたいですね」
「あれって……船ですよね?」
魔法陣によって召喚された船である。やはり来たかスケルトンシップ!
「その通りです。あの船の上にスケルトンが大量に乗っています」
「あれにスケルトンがですか!?」
さすがに工藤さんも船を操るスケルトンは知らなかったようだな。
私だってスケルトンがそんなこと出来るんだなんてまるで知らなかったのだからしょうがない。
「そうですこのダンジョンに現れるスケルトンは船を操るみたいなんですよ、通常のダンジョンのスケルトンよりも知能が高いのかもしれません……それでは戦闘を開始しましょう」
「わっ分かりました!」
事前の打ち合わせで工藤さんは剣を使って戦う近距離戦闘、そしてスキルを使っての中距離、遠距離戦闘の全てが可能なオールラウンダーだという話だった。
なので船が遠くにあるうちはスキルによる遠距離攻撃をお願いし、万が一あの船が我がダンジョンに上陸してきた時は近接戦闘をお願いし私(と言うかダンジョンコアである2人を)守って欲しいという風にお願いした。
今回も海上だけで倒せればあとは採取でもして過ごそうと考えるてる……が戦闘というのは油断ができないからな。
まずは先制で船を数を減らさせてもらう。
「『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!」
アヤメの攻撃スキルだ。
アヤメガン放たれた黒い弾丸が一直線にスケルトンシップへと飛んでいく。
そして着弾したところから黒い鎖が出現しスケルトンシップと船のスケルトンを捕らえて動きを阻害する。
よしもういっちょうだ。
「『黒刃弾』!『黒刃弾』!『黒刃弾』!『黒刃弾』!」
今度はハルカの攻撃スキルだ、ハルカガンも火を噴くぜ。
工藤さんから見ればまるで私がいくつもの攻撃スキルを使っているように見えるだろう、軽く騙してるみたいで申し訳ない気持ちになる。
「一河さん……実は物凄い探索者だったりします?」
「……すみません」
「何で謝るんですか?」
こちらも黒い弾丸はスケルトンシップへと飛んで行き船の船体に当たるとそっから黒い刃が出現しその刃が船の船体に切り裂き船を沈没させる。
以前と同じ工程で二隻のスケルトンシップを鎮めることができた。そして海上に残った三隻目も…そう考えてた時である。
「後は……ッ!?」
なんと我々の目の前、海上とはいえ人が問題なく歩ける浅いのところにいくつもの魔法陣が出現した。
どうしても遠目でしか見ていないので確信を持てないのだが、その魔法陣はスケルトンシップが我がダンジョンの海上付近に出現する時に現れるあの魔法陣と同じものではないかと思った。
そう直感した。
工藤さんに警戒するように言う。
「工藤さん! あの魔法陣は攻撃魔法……いえっおそらくはスケルトンたちをここに召喚する魔法陣かもしれません!」
「臨戦態勢を取ります!」
抜刀し剣を構える工藤さん、こちらは少し後方に下がる。
そして私の予想通り魔法陣からスケルトンたちが次々と現れた現れた。
その数ざっと見積もっても20体以上である。
遂に……ヤツらの上陸を許してしまったか。
だが今回は助っ人がいる。
まだ諦める時ではないんだ、やってやるぞ。
ヤツらは槍や剣、後は盾など様々な武器を装備していた。
そして最後に現れたスケルトンが魔術師か何かのような格好をして手には分厚い魔導書のような本を持っていた。
工藤さんが私に説明してくれる。
「…おそらく最後に現れたスケルトンが他のスケルトンたちをここにあの船にいたスケルトンを召喚した存在、スケルトンサモナーだと思うわ」
見てみると残った一隻の船だがこちらへ移動する こともなく海上で完全に止まっている。
あの船の動かしていたスケルトンたちがこちらに来たという話はおそらく正しいと思われる。
「以前の戦闘ではあんなスケルトンが現れることはなかったのですが……」
やはりこのモンスター襲撃、難易度が確実に上がってきている。
内心結構ビビってると工藤さんは私に笑顔を向けて言った。
「大丈夫ここからは私の仕事です、スケルトンは全て私が対処しますから一河さんは支援をお願いします!」
「……分かりました」
工藤さんはあの数のスケルトンに全く怯むことなく剣を手に突撃した。
ハルカやアヤメが変身した銃、ハルカガンとアヤメガンを自分の装備だと工藤さんに説明して手にする。
その際工藤さんは「珍しい装備を持っているんですね」と言ってきた。
やっぱり銃ってダンジョンでは珍しい装備なのだろうか。
今はそんなことどうでもいいか。
銃を持つと若干その銃が動く、つまりそっち方面にモンスターが現れるということだねハルカ。
当然モンスターが現れるのは海の上なので我々は砂浜を歩いて移動する。
移動が終わったことを知らせるのは海に向かって銃が向くように動くことで分かる。
どうやらここらしい。
「工藤さんおそらくこの辺りにモンスターが現れるはずです」
「分かりました、出てくるモンスターはスケルトンで間違いないんですか?」
「はい前回は大量のスケルトンでした。最もその時は……」
スケルトンシップについて話そうと思った時である。海の向こうの方に大きな魔法陣が見えた。
「……どうやら来たみたいですね」
「あれって……船ですよね?」
魔法陣によって召喚された船である。やはり来たかスケルトンシップ!
「その通りです。あの船の上にスケルトンが大量に乗っています」
「あれにスケルトンがですか!?」
さすがに工藤さんも船を操るスケルトンは知らなかったようだな。
私だってスケルトンがそんなこと出来るんだなんてまるで知らなかったのだからしょうがない。
「そうですこのダンジョンに現れるスケルトンは船を操るみたいなんですよ、通常のダンジョンのスケルトンよりも知能が高いのかもしれません……それでは戦闘を開始しましょう」
「わっ分かりました!」
事前の打ち合わせで工藤さんは剣を使って戦う近距離戦闘、そしてスキルを使っての中距離、遠距離戦闘の全てが可能なオールラウンダーだという話だった。
なので船が遠くにあるうちはスキルによる遠距離攻撃をお願いし、万が一あの船が我がダンジョンに上陸してきた時は近接戦闘をお願いし私(と言うかダンジョンコアである2人を)守って欲しいという風にお願いした。
今回も海上だけで倒せればあとは採取でもして過ごそうと考えるてる……が戦闘というのは油断ができないからな。
まずは先制で船を数を減らさせてもらう。
「『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!『黒鎖弾』!」
アヤメの攻撃スキルだ。
アヤメガン放たれた黒い弾丸が一直線にスケルトンシップへと飛んでいく。
そして着弾したところから黒い鎖が出現しスケルトンシップと船のスケルトンを捕らえて動きを阻害する。
よしもういっちょうだ。
「『黒刃弾』!『黒刃弾』!『黒刃弾』!『黒刃弾』!」
今度はハルカの攻撃スキルだ、ハルカガンも火を噴くぜ。
工藤さんから見ればまるで私がいくつもの攻撃スキルを使っているように見えるだろう、軽く騙してるみたいで申し訳ない気持ちになる。
「一河さん……実は物凄い探索者だったりします?」
「……すみません」
「何で謝るんですか?」
こちらも黒い弾丸はスケルトンシップへと飛んで行き船の船体に当たるとそっから黒い刃が出現しその刃が船の船体に切り裂き船を沈没させる。
以前と同じ工程で二隻のスケルトンシップを鎮めることができた。そして海上に残った三隻目も…そう考えてた時である。
「後は……ッ!?」
なんと我々の目の前、海上とはいえ人が問題なく歩ける浅いのところにいくつもの魔法陣が出現した。
どうしても遠目でしか見ていないので確信を持てないのだが、その魔法陣はスケルトンシップが我がダンジョンの海上付近に出現する時に現れるあの魔法陣と同じものではないかと思った。
そう直感した。
工藤さんに警戒するように言う。
「工藤さん! あの魔法陣は攻撃魔法……いえっおそらくはスケルトンたちをここに召喚する魔法陣かもしれません!」
「臨戦態勢を取ります!」
抜刀し剣を構える工藤さん、こちらは少し後方に下がる。
そして私の予想通り魔法陣からスケルトンたちが次々と現れた現れた。
その数ざっと見積もっても20体以上である。
遂に……ヤツらの上陸を許してしまったか。
だが今回は助っ人がいる。
まだ諦める時ではないんだ、やってやるぞ。
ヤツらは槍や剣、後は盾など様々な武器を装備していた。
そして最後に現れたスケルトンが魔術師か何かのような格好をして手には分厚い魔導書のような本を持っていた。
工藤さんが私に説明してくれる。
「…おそらく最後に現れたスケルトンが他のスケルトンたちをここにあの船にいたスケルトンを召喚した存在、スケルトンサモナーだと思うわ」
見てみると残った一隻の船だがこちらへ移動する こともなく海上で完全に止まっている。
あの船の動かしていたスケルトンたちがこちらに来たという話はおそらく正しいと思われる。
「以前の戦闘ではあんなスケルトンが現れることはなかったのですが……」
やはりこのモンスター襲撃、難易度が確実に上がってきている。
内心結構ビビってると工藤さんは私に笑顔を向けて言った。
「大丈夫ここからは私の仕事です、スケルトンは全て私が対処しますから一河さんは支援をお願いします!」
「……分かりました」
工藤さんはあの数のスケルトンに全く怯むことなく剣を手に突撃した。
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