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31 夕焼け
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「冬馬、戻って来てもらえて切に嬉しい。雪冬の具合が悪くてな。しかし、力が強すぎる故、誰も診る事が出来ぬのだよ。」
「私の息子でもあり、黒の狐憑き。責任を持って面倒をみさせて頂きます。」
「心強い。雪冬は奥の屋敷に居る。」
「わかりました、」
「あと。最近東の国の、鳳右衛門のところだが、何か問題ばかり起きてるそうだが。」
「…清吉の事で御座いますか。」
「渋々置いてやっていたというのに、恩を仇で返しよって。恭亮らの面倒は誰が見るのだ。本家からは寄越せぬぞ。」
本家や他の分家の離れの世話は、安森十四家の遠い親戚か世に憚られる人物が担っている。しかし、安森の内情が複雑化するにつれ、人選が狭まってきていた。
「今は祥庵が面倒をみております。」
「祥庵?あぁ、前に本家に仕えておった生臭坊主か。まぁ良い。逃げた清吉が鳳右衛門の悪事をバラさなければ良いのだが。安森の名に傷が付く。」
何が傷だ。もう安森は死んでいるも同然ではないか。
「奥様も大儀なものです。探しているようですが、既に手遅れと聞いております。」
「爺であったから、話が回る前に死ぬだろう。さ、雪冬のところに行ってお上げ。」
「…はい。」
生まれてすぐに引き離された雪冬は立派な青年になっていた。雪冬という名は詠子様が付けたもの。私が付けた名前は、忘れてしまった。
「雪冬様、これからお世話をさせて頂きます、雪庵と申します。」
「よろしくお願いします。雪庵先生ですか、名前に雪があるのですね。親近感がありますね。」
親子だから。そうか、知らないのか…。
「今、具合が悪いところは御座いますか。」
「わたくしは、自然放出が苦手なのです。力が溜まると辛くてたまりません。」
嘘の狐憑きなのに、力?
「放出技法は習われましたか。」
「はい。しかし、溜まり過ぎてから放出技法を使うと…」
「…どうかされましたか。」
「いえ。放出技法を使うと、災いが起こるのです。」
馬鹿馬鹿しい。
「どういった災いか、お聴かせ願えませんか。」
「人が、死ぬのです。」
……。
「…ちなみに、どなたが亡くなられたのですか。」
「ひとりは、女中、ひとりは専属医師です…怖がらないでいただきたいのですが。決して雪庵先生に力が向かわないようにしますので。」
「大丈夫ですよ、怖くはありません。他には。」
「…前、ご当主、冬嘉様です。わたくしがまだ小さかったため、制御不能になり…この事は詠子様以外知りません。」
病で亡くなられたと聞いたが。
「どんな状況、状態で亡くなられたか、お聞かせ願えませんか。」
「…冬嘉様は、わたくしは覚えておりませんが。詠子様の話によると、身体が裂け、消えて無くなったと。恐ろしい話をして申し訳ありません。」
狐憑きの力を誇示するための作り話か。ならば、安森の人間が知っていておかしくないはず。
「他の者は。」
「同じです。」
「え。目の前で見られたのですか。」
「その、女中は私に悪戯をしてわたくしが激昂した拍子に。専属医師は、わたくしに暴力を…。」
「怒りを覚えた時に起こったのですね。」
「はい。なので、皆わたくしを怒らせないよう、腫れ物を触る様な感じで接してくるので、息苦しく窮屈なのです。」
それはそうだ。怒る度に殺されては敵わない。しかし、これは風鼠ではないのでは…狐憑きの黒。本当なのか。
「冬嘉様の時だけ、何で激昂したのかはわからないのですね。後は、皆目の前で亡くなられている。遠隔ではないのですね。」
「…わかりません。近くにいない人にも向いているかも知れません。なので、力が外にいかない様に冬嘉様の件以来、この部屋から出た事はありません。この部屋は四方を仏間で囲まれております。」
…本当なのか。過去、祥庵が招集会で雪冬に会った後寝込んだと聞いた。狐憑きが存在しないと知ってから、薬を盛られたとばかり思っていた。
もしかして。
「例えば、ですが…雪冬様がある特定の人物に、故意に力をぶつけるという事は可能でしょうか。」
「試した事はありませんが…出来ると思います。何故ですか。」
「雪冬様、今から話す内容は詠子様にも、誰にも口外なさらぬように。」
私は安森の内情、狐憑きに関する情報を伝えた。雪冬は最初冗談を、と聞いていたが、段々と表情が真剣になり、自身疑問に思っていた点と結び付いた様だった。
「では、わたくしは狐憑きではない、と。」
「そう思っておりましたが…雪冬様に関しては、先程の話が誠なら、狐憑きの黒で間違いないかと。」
「…やはり狐憑きですか。」
「私にとっては、万々歳です。」
「は。」
「雪冬様のそのお力、私のこれから話す作戦の終止符として使わせては頂けませんか。」
「…作戦?」
身分証を取りに来た口実が、まさかの安森破滅の要に出会ってしまった。それが実の息子でなければ、もっと喜べたのに。
診察と偽り、雪冬の元へ頻繁に通い作戦を練った。途中辞退すると言ったが、心を鬼にして説得し続けた。決行のその時ぎりぎりまで力を溜めるのも難儀した。毎夜高熱を出し踠き苦しみ、今にも自分に向けられそうで生きた心地がしなかった。
「ここまでして…世話をしてくれた詠子様を…何故。詠子様が居なくなって、そう、変わるのでしょうか。」
「はい。不幸な者達は確実にいなくなります。雪冬様も自由の身です。」
「ですが…わたくしは、間違いなく狐憑きです…そ、外の世界で暮らせますか。」
「大丈夫です、安心なさって下さい。」
「わたくしは…親の顔を…知りません。兄弟もいません…。」
「…ご両親は、生きてらっしゃいますよ。今も雪冬様の事を気に掛けてらっしゃいます。」
「ほ、本当ですか。どんなお方…ですか。」
「雪冬様のように立派で…(花江は立派だ。)しかし、安森に翻弄された人物です。なので、雪冬様の力でご両親も幸せにして差し上げませんか。」
「はい…終わったら…会えるでしょうか。」
「もちろん。この計画も知っておいでです。終わったら一緒に、暮らしたいと…。」
「それは、楽しみです…兄弟はいるのでしょうか。」
「はい、たくさん。大家族で…皆んなで暮らしましょう。」
雪冬の看病をしながら、安森の内部情報の収集をした。それをバレない様に手紙に書き、飛脚に託した。返事はもちろん来ないので、今どういう状況か全くわからなかったが、私が身分証を手に入れて帰る頃には、安森は全て終わっている筈だ。
始め言い伝えた期間より、だいぶ長く滞在している。不安になっているかもしれないが、最初の計画よりこちらの方が被害が少ない。
雪冬の、息子の命に関わるかもしれないが仕方がない。…そして、私も。
日に日に増える掌の赤褐色が、命の期限を刻々と告げていた。
「私の息子でもあり、黒の狐憑き。責任を持って面倒をみさせて頂きます。」
「心強い。雪冬は奥の屋敷に居る。」
「わかりました、」
「あと。最近東の国の、鳳右衛門のところだが、何か問題ばかり起きてるそうだが。」
「…清吉の事で御座いますか。」
「渋々置いてやっていたというのに、恩を仇で返しよって。恭亮らの面倒は誰が見るのだ。本家からは寄越せぬぞ。」
本家や他の分家の離れの世話は、安森十四家の遠い親戚か世に憚られる人物が担っている。しかし、安森の内情が複雑化するにつれ、人選が狭まってきていた。
「今は祥庵が面倒をみております。」
「祥庵?あぁ、前に本家に仕えておった生臭坊主か。まぁ良い。逃げた清吉が鳳右衛門の悪事をバラさなければ良いのだが。安森の名に傷が付く。」
何が傷だ。もう安森は死んでいるも同然ではないか。
「奥様も大儀なものです。探しているようですが、既に手遅れと聞いております。」
「爺であったから、話が回る前に死ぬだろう。さ、雪冬のところに行ってお上げ。」
「…はい。」
生まれてすぐに引き離された雪冬は立派な青年になっていた。雪冬という名は詠子様が付けたもの。私が付けた名前は、忘れてしまった。
「雪冬様、これからお世話をさせて頂きます、雪庵と申します。」
「よろしくお願いします。雪庵先生ですか、名前に雪があるのですね。親近感がありますね。」
親子だから。そうか、知らないのか…。
「今、具合が悪いところは御座いますか。」
「わたくしは、自然放出が苦手なのです。力が溜まると辛くてたまりません。」
嘘の狐憑きなのに、力?
「放出技法は習われましたか。」
「はい。しかし、溜まり過ぎてから放出技法を使うと…」
「…どうかされましたか。」
「いえ。放出技法を使うと、災いが起こるのです。」
馬鹿馬鹿しい。
「どういった災いか、お聴かせ願えませんか。」
「人が、死ぬのです。」
……。
「…ちなみに、どなたが亡くなられたのですか。」
「ひとりは、女中、ひとりは専属医師です…怖がらないでいただきたいのですが。決して雪庵先生に力が向かわないようにしますので。」
「大丈夫ですよ、怖くはありません。他には。」
「…前、ご当主、冬嘉様です。わたくしがまだ小さかったため、制御不能になり…この事は詠子様以外知りません。」
病で亡くなられたと聞いたが。
「どんな状況、状態で亡くなられたか、お聞かせ願えませんか。」
「…冬嘉様は、わたくしは覚えておりませんが。詠子様の話によると、身体が裂け、消えて無くなったと。恐ろしい話をして申し訳ありません。」
狐憑きの力を誇示するための作り話か。ならば、安森の人間が知っていておかしくないはず。
「他の者は。」
「同じです。」
「え。目の前で見られたのですか。」
「その、女中は私に悪戯をしてわたくしが激昂した拍子に。専属医師は、わたくしに暴力を…。」
「怒りを覚えた時に起こったのですね。」
「はい。なので、皆わたくしを怒らせないよう、腫れ物を触る様な感じで接してくるので、息苦しく窮屈なのです。」
それはそうだ。怒る度に殺されては敵わない。しかし、これは風鼠ではないのでは…狐憑きの黒。本当なのか。
「冬嘉様の時だけ、何で激昂したのかはわからないのですね。後は、皆目の前で亡くなられている。遠隔ではないのですね。」
「…わかりません。近くにいない人にも向いているかも知れません。なので、力が外にいかない様に冬嘉様の件以来、この部屋から出た事はありません。この部屋は四方を仏間で囲まれております。」
…本当なのか。過去、祥庵が招集会で雪冬に会った後寝込んだと聞いた。狐憑きが存在しないと知ってから、薬を盛られたとばかり思っていた。
もしかして。
「例えば、ですが…雪冬様がある特定の人物に、故意に力をぶつけるという事は可能でしょうか。」
「試した事はありませんが…出来ると思います。何故ですか。」
「雪冬様、今から話す内容は詠子様にも、誰にも口外なさらぬように。」
私は安森の内情、狐憑きに関する情報を伝えた。雪冬は最初冗談を、と聞いていたが、段々と表情が真剣になり、自身疑問に思っていた点と結び付いた様だった。
「では、わたくしは狐憑きではない、と。」
「そう思っておりましたが…雪冬様に関しては、先程の話が誠なら、狐憑きの黒で間違いないかと。」
「…やはり狐憑きですか。」
「私にとっては、万々歳です。」
「は。」
「雪冬様のそのお力、私のこれから話す作戦の終止符として使わせては頂けませんか。」
「…作戦?」
身分証を取りに来た口実が、まさかの安森破滅の要に出会ってしまった。それが実の息子でなければ、もっと喜べたのに。
診察と偽り、雪冬の元へ頻繁に通い作戦を練った。途中辞退すると言ったが、心を鬼にして説得し続けた。決行のその時ぎりぎりまで力を溜めるのも難儀した。毎夜高熱を出し踠き苦しみ、今にも自分に向けられそうで生きた心地がしなかった。
「ここまでして…世話をしてくれた詠子様を…何故。詠子様が居なくなって、そう、変わるのでしょうか。」
「はい。不幸な者達は確実にいなくなります。雪冬様も自由の身です。」
「ですが…わたくしは、間違いなく狐憑きです…そ、外の世界で暮らせますか。」
「大丈夫です、安心なさって下さい。」
「わたくしは…親の顔を…知りません。兄弟もいません…。」
「…ご両親は、生きてらっしゃいますよ。今も雪冬様の事を気に掛けてらっしゃいます。」
「ほ、本当ですか。どんなお方…ですか。」
「雪冬様のように立派で…(花江は立派だ。)しかし、安森に翻弄された人物です。なので、雪冬様の力でご両親も幸せにして差し上げませんか。」
「はい…終わったら…会えるでしょうか。」
「もちろん。この計画も知っておいでです。終わったら一緒に、暮らしたいと…。」
「それは、楽しみです…兄弟はいるのでしょうか。」
「はい、たくさん。大家族で…皆んなで暮らしましょう。」
雪冬の看病をしながら、安森の内部情報の収集をした。それをバレない様に手紙に書き、飛脚に託した。返事はもちろん来ないので、今どういう状況か全くわからなかったが、私が身分証を手に入れて帰る頃には、安森は全て終わっている筈だ。
始め言い伝えた期間より、だいぶ長く滞在している。不安になっているかもしれないが、最初の計画よりこちらの方が被害が少ない。
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