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車中泊
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夜が明けるまでオレたちは車の中で過ごした。
叶多は宿をとろうとしたけど、人目につくだろうと思ってオレがやめようと言った。
なのでオレたちはそれぞれの座席シートをギリギリまで倒して横になった。
どちらも話すこともなく、沈黙が続いた。
なんか思わずキスとかしちゃったけど、これからどうすればいいんだ!?
とりあえずこのまま寝てしまおう!とオレは決めた。
が、真冬の車内は想像以上に冷えた。
自分から車中泊を言い出した手前、寒いと言い出せず、じっと黙ってちぢこまっていた。
う………ヤバイぞ。
鼻がムズムズする。
「ぶ、びぇっくし!」
オレのくしゃみが静かな車内に響き渡った。
叶多はオレと目が合うと、はあ、とため息をついた。
「真冬に毛布も無しで車中泊とかやってられねえよ」
「な、ならそう言えばいいだろっ!」
仕方ないじゃん、知らなかったんだから!
「ま、こうしてりゃ何とかなるだろ」
「え、うわ!」
叶多が助手席のほうに体を滑り込ませてきた。
そして、オレの頭の下に左腕を敷いて、オレたちはピッタリと密着した。
何だよこれっ!
腕枕じゃんかよっ!
オレの鼻は、ちょうど叶多の胸元に埋もれるところにきていた。
だから、叶多の匂いがすごく近い。
「ダ、ダメだって。
誰かに見られるとマズイって」
「だから、どっか泊まるって言っただろうが」
「泊まるって、そういうつもりだったのかよ!
早すぎだろうが!!」
「…お前は生娘か」
ガーーーーン。
何で節操ある人間がバカにされなきゃいけないんだ。
「大丈夫だって。
周りには誰もいないし、第一空を隠す必要もないし…それに」
「!」
叶多はオレの股間をつかんでニヤリと笑った。
「でかくなってる」
オレをつかんでいた手は力を緩めて、今度はユルユルと前後になで始めた。
叶多の動きに合わせて体がビクビクと震えた。 めっちゃ恥ずい。
「~~~じゃあ!
叶多はどうなんだよ!」
ぎゅ!と握ってやろうと思って叶多に触れた瞬間、オレは驚いてすぐに手を引っ込めた。
叶多のそれは、オレよりもずっと硬く張り詰めて今にもはじけそうになっていたから。
「挿れる」
「ムリムリムリ!」
有無を言わせず叶多はオレをうつ伏せにして、ズボンをズルズルと脱がしにかかってきた。
「俺が我慢するほうが無理」
「あっ、」
すぽっと叶多の指がオレの中に収納された。
とっくに湿っていたオレの深い部分は二本、三本と叶多の指をどんどん咥えこんでいく。
「もう大丈夫じゃんかよ。
お前も、キスした時から疼いてたんだろ?」
「んっ、お、おまえもって・・・、あ!」
「俺もずっとこうしたかった」
遠慮なくオレの入り口を押し分けて叶多が進入してくる。
「あっ…!」
一発で叶多のすべてを打ち込まれたのがめちゃくちゃ痛くて、助手席のヘッドレストにしがみついた。
「かな、た、いたい・・・」
「悪い。男に挿れるのは初めてだから。
じゃあ、これは?」
「あっ」
叶多がオレの腰を片手で浮かせて勃ちあがった証をしごきながら、ゆるゆると中をこすった。
後ろの痛みは薄れて、引き換えに二か所からの快感が湧き上がってくる。
「気持ちいいか?」
叶多のほうを向かされて、半開きになった口に絡めとるようなキスをされた。
熱のこもった叶多の甘い視線とぶつかった。
その瞬間、オレの欲望が叶多の手に放たれた。
オレが放った雫を叶多はぺろりと舐めると、繋がったままオレをくるりと回転させた。
そして、なおも叶多はオレの中で動き続ける。
揺らされながらオレは叶多にしがみついた。
繋がっている場所がぴたりとくっついて、痛みが和らいだ。
密着したまま中を押されると、快感で体が震え上がった。
もっと深く繋がりたくて、両脚を叶多の腰に絡める。
それに反応して叶多はオレの腰を両手でつかんだ。
「俺もいく」
「っ、かなた、あっ!」
激しく穿たれてオレは今まで出したこともない声を上げた。
思いきり突かれて全く痛みがなかったわけじゃなかった。
それなのにオレは満たされた嬉しさに押しつぶされそうだった。
喜びは痛みさえも快感に変換していく。
再びオレの中に熱がこもっていく。
自分の体の奥に叶多の熱が放たれたのを感じた瞬間、オレは再び昇りつめた。
叶多は宿をとろうとしたけど、人目につくだろうと思ってオレがやめようと言った。
なのでオレたちはそれぞれの座席シートをギリギリまで倒して横になった。
どちらも話すこともなく、沈黙が続いた。
なんか思わずキスとかしちゃったけど、これからどうすればいいんだ!?
とりあえずこのまま寝てしまおう!とオレは決めた。
が、真冬の車内は想像以上に冷えた。
自分から車中泊を言い出した手前、寒いと言い出せず、じっと黙ってちぢこまっていた。
う………ヤバイぞ。
鼻がムズムズする。
「ぶ、びぇっくし!」
オレのくしゃみが静かな車内に響き渡った。
叶多はオレと目が合うと、はあ、とため息をついた。
「真冬に毛布も無しで車中泊とかやってられねえよ」
「な、ならそう言えばいいだろっ!」
仕方ないじゃん、知らなかったんだから!
「ま、こうしてりゃ何とかなるだろ」
「え、うわ!」
叶多が助手席のほうに体を滑り込ませてきた。
そして、オレの頭の下に左腕を敷いて、オレたちはピッタリと密着した。
何だよこれっ!
腕枕じゃんかよっ!
オレの鼻は、ちょうど叶多の胸元に埋もれるところにきていた。
だから、叶多の匂いがすごく近い。
「ダ、ダメだって。
誰かに見られるとマズイって」
「だから、どっか泊まるって言っただろうが」
「泊まるって、そういうつもりだったのかよ!
早すぎだろうが!!」
「…お前は生娘か」
ガーーーーン。
何で節操ある人間がバカにされなきゃいけないんだ。
「大丈夫だって。
周りには誰もいないし、第一空を隠す必要もないし…それに」
「!」
叶多はオレの股間をつかんでニヤリと笑った。
「でかくなってる」
オレをつかんでいた手は力を緩めて、今度はユルユルと前後になで始めた。
叶多の動きに合わせて体がビクビクと震えた。 めっちゃ恥ずい。
「~~~じゃあ!
叶多はどうなんだよ!」
ぎゅ!と握ってやろうと思って叶多に触れた瞬間、オレは驚いてすぐに手を引っ込めた。
叶多のそれは、オレよりもずっと硬く張り詰めて今にもはじけそうになっていたから。
「挿れる」
「ムリムリムリ!」
有無を言わせず叶多はオレをうつ伏せにして、ズボンをズルズルと脱がしにかかってきた。
「俺が我慢するほうが無理」
「あっ、」
すぽっと叶多の指がオレの中に収納された。
とっくに湿っていたオレの深い部分は二本、三本と叶多の指をどんどん咥えこんでいく。
「もう大丈夫じゃんかよ。
お前も、キスした時から疼いてたんだろ?」
「んっ、お、おまえもって・・・、あ!」
「俺もずっとこうしたかった」
遠慮なくオレの入り口を押し分けて叶多が進入してくる。
「あっ…!」
一発で叶多のすべてを打ち込まれたのがめちゃくちゃ痛くて、助手席のヘッドレストにしがみついた。
「かな、た、いたい・・・」
「悪い。男に挿れるのは初めてだから。
じゃあ、これは?」
「あっ」
叶多がオレの腰を片手で浮かせて勃ちあがった証をしごきながら、ゆるゆると中をこすった。
後ろの痛みは薄れて、引き換えに二か所からの快感が湧き上がってくる。
「気持ちいいか?」
叶多のほうを向かされて、半開きになった口に絡めとるようなキスをされた。
熱のこもった叶多の甘い視線とぶつかった。
その瞬間、オレの欲望が叶多の手に放たれた。
オレが放った雫を叶多はぺろりと舐めると、繋がったままオレをくるりと回転させた。
そして、なおも叶多はオレの中で動き続ける。
揺らされながらオレは叶多にしがみついた。
繋がっている場所がぴたりとくっついて、痛みが和らいだ。
密着したまま中を押されると、快感で体が震え上がった。
もっと深く繋がりたくて、両脚を叶多の腰に絡める。
それに反応して叶多はオレの腰を両手でつかんだ。
「俺もいく」
「っ、かなた、あっ!」
激しく穿たれてオレは今まで出したこともない声を上げた。
思いきり突かれて全く痛みがなかったわけじゃなかった。
それなのにオレは満たされた嬉しさに押しつぶされそうだった。
喜びは痛みさえも快感に変換していく。
再びオレの中に熱がこもっていく。
自分の体の奥に叶多の熱が放たれたのを感じた瞬間、オレは再び昇りつめた。
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