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バレット商会フー支店2
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レイたちが通されたのは、とびきり豪華な部屋だった。
脚の無いふかふかのL字型の床ソファが置かれ、その対面には、ソファと揃いのクッションが置かれている。どちらも繊細で美しい刺繍入りだ。
マホガニーのローテーブルの上には、人数分の冷たいミントティーが、輪切りレモンを添えられてすぐに出された。茶請けに、デーツとナッツが載ったクッキーも付いている。
床全面には上等な絨毯が敷かれ、部屋の角にある大きな陶器の花瓶には、瑞々しい生花が飾られ、芳しい香りを放っている。
奥の壁には、壁一面の、オレンジ色の広大な砂漠に朝日が昇る、雄大な絵画が飾られていた。
今回、砂漠の装備を買うのは、レイとレヴィだ。
ルーファスは時々、サハリアの王都にある聖鳳教会の支部に訪れるため、既に砂漠用の服装は持っていた。
全員が着席すると、ニールは上機嫌にレイの隣の席に陣取り、早速説明を始めた。
「砂漠の装備ですか。サハリア砂漠の砂は、非常に細かくサラサラとしてますので、すぐに靴に入り込んだり、髪の毛に入り込んだりします。それに砂漠は昼と夜の気温差が激しいので、どの季節でも日光対策と防寒対策は必要ですね」
ニールは魔法のように、空間収納から次々と女物のスカーフやマント、靴やワンピースなどを取り出した。どれも、どことなくレイにしっくり似合いそうな物ばかりだ。
「レイはここら辺の色味が似合いそうですね。鮮やかな色や白に近いほど淡い色、でしょうか。きりりとして、美しいです。逆に、くすみの入った落ち着いた色味では魅力が半減してしまいますね……」
ニールは楽しそうに、レイの体や首元にスカーフやワンピースを合わせていった。
「ふーん。趣味は悪くないね」
カタリーナも釈然としない表情ながらも、ニールの物選びのセンスの良さは認めているようだ。
(うぅっ……どれも、素敵すぎるぅ~~~)
レイは手持ちの予算額に、心の中で涙した。
胸元に幾何学模様の刺繍が入ったふんわりと柔らかいワンピースも、心踊るような配色の綺麗なスカーフも、どれもこれも、レイの好みのものだった。
仕立ての良いマントもレイにぴったりのサイズ感で、袖を通しただけで、うっとりときてしまった。
「あっ! そういえば、ブーツはこれは使えますか?」
レイは空間収納から、最近できあがったばかりのブーツを取り出した。
純白の革には、光の加減でパールのようなキラキラとした細やかな輝きが見える。丸みを帯びたアーモンドトゥと、足首を少しだけきゅっと絞ったデザインで、可憐な雰囲気のブーツだ。
「レイ、これは?」
ブーツを手に取ると、一瞬、ニールの笑顔が固まった。
「アイザックの抜け殻の鱗を使って、モーガンに作ってもらったんです。新しく付与魔術も創作したみたいで、ブーツの中に小石や砂が入らないみたいです」
「何だと!? 新種の付与魔術か!?」
ニールよりも早く、クリフが食いついた。銀縁眼鏡を指先でクイッと上げて、まじまじと純白のブーツを見つめている。
「ブーツの中に砂が入らないのでしたら、大丈夫でしょう。彼の鱗なら、滅多なことで傷ついたり汚れたりはしないでしょうし……それにしても、新種の付与魔術……次にモーガンに会ったら、商品展開の相談が必要ですね」
ニールは色鮮やかな黄金眼をギラリと輝かせて、早くも次の商談内容を決めたようだ。くつくつと悪そうな笑いが小さく漏れている。
(とにかく、靴代は浮いた!! それから、モーガン、ごめんなさい。ニールがかなりやる気満々みたい……)
レイは内心ガッツポーズを決めた。予算額はリアルに痛いのである。
そして、ニールの悪い笑みや、モーガンのこれからの苦労は、完全に無視することを決めた。
結局、レイは足首まである砂漠用のふんわりとしたワンピース、柄が気に入った大判の薄手スカーフ、それからグレージュ色のマントを買った。
(ゔぅっ……お財布の中身が……)
レイは必要経費に涙を飲んだ。
「レイ、本日はたくさんのお買い上げ、誠にありがとうございます。こちらはささやかですが、私からのプレゼントです」
「えっ? いいんですか?」
「ええ、もちろん」
「ありがとうございます!」
手渡されたのは、アンティークの香水瓶のような、繊細な装飾が施されたガラス瓶だ。ガラス瓶の中で、淡い琥珀色の液体がとぷりと揺れる。
レイがガラス瓶に鼻先を近づけると、微かに甘くて爽やかな香りが漂ってきた。
「わぁ、とても綺麗ですね! それに、いい香りがします! これは何ですか?」
「香油ですよ。砂漠は湿気が無くて、乾燥してますからね。もし良かったら、使ってください。レイの魔力と同じ鈴蘭の香りです。魔力に香りがハッキリと乗るのは、三大魔女くらいです。誰かに尋ねられたら、これを使っていると答えれば良いですよ」
「ありがとうございます! 大事に使わせていただきますね!」
キラキラと瞳を輝かせて喜ぶレイを見て、ニールもにっこりと目尻に皺を寄せて微笑んだ。
カタリーナは、今まで見たこともない竜の第二席の行動と笑顔に、「うわぁ……」と引いていた。
「ニール……」
「はい、何でしょうか?」
レヴィに声を掛けられ、ニールは笑顔で振り向いた。レイに喜んでもらえて、彼は上機嫌なのだ。
「私の装備は……」
「ええ、今お出ししますね。このようなものはいかがでしょう?」
ニールは空間収納から、三種類ほど男性用の砂漠装備のコーディネート例を出した。
「あなたの場合は、自分で選ぶにしても、選びきれないでしょう? 実例でお見せした方が、分かりやすいでしょう。試着してみますか?」
「そうですね、お願いします」
ニールの提案に、レヴィはこくりと頷いた。
「……なんでだろう? どれを着ても、すでに現地の人みたいな雰囲気が漂ってるんだけど……」
ルーファスは若干困惑して、レヴィの試着姿の感想を漏らした。
ニールが用意したものは、派手すぎず地味すぎない、現地でも売れ筋の品々だ。
レヴィはどれを試着してもそこそこ似合い、そして、なぜかすでにこの地に何年も住んでいる住人かのような雰囲気を放っていた。
「こっ、ここまで着こなしていただけるとは、私としても想定外ですね……」
ニールも自ら提案しておきながら、若干引いていた。褒め言葉もいささかキレが悪い。
(……十七代目剣聖様、ある意味すごい!)
レイは目をぱちくりさせた。
レヴィの今の姿は、十七代目剣聖の姿を借りたもので、ユグドラの管理者会議で決めたものだ。
ブラウンの髪と瞳で、どこにいても目立たず、どこにいてもおかしくない——要は、十人並みの印象なのだ。その力が、今、最大限に発揮されていた。
「どれがいいのでしょうか?」
「う~~~ん……どれも、いいよ?」
「それでは困ります」
レヴィの質問に、レイは眉を八の字に下げて答えた。どれもこれも、それなりにレヴィに似合っているため、甲乙付け難いのだ。
「じゃあ、レヴィはどれが気に入った?」
「それでしたら……」
レイの質問返しに、レヴィは、ハッとしたような顔をして少し考え込むと、とあるコーディネートを指差した。
***
「「「「「またのお越しをお待ちしております」」」」」
フー支店の店員全員に丁寧に見送られ、レイたちはバレット商会を後にした。
「いいもの買えて、良かったね」
「はい! 『気に入ったもの』を買ったのは、今回が初めてです」
レイが隣を見上げると、レヴィはキラキラと瞳を輝かせていた。
「同じ『買う』という行為なのに、ここまで気持ちが違うのですね。今までのご主人様たちが、買い物の度に一喜一憂していた意味が分かりました」
レヴィは新しい発見があったようで、とても生き生きとした表情をしていた。
「レイは、今日は良い買い物でした?」
「うんっ! 満足だよ!」
レイはにかっと笑ってみせた。
「……それにしても、あの男は、何でレイにあんなにべったりだったんだ?」
カタリーナが不思議そうに、レイを覗き込んだ。
「ニール様は、レイと主従魔術契約を結んでますよ。ちなみに、レイの方が主人です」
ルーファスがこっそり、カタリーナに説明した。
「何だって!? あいつ、いつの間にそんなことを!?」
カタリーナから、驚愕の叫び声が出た。今日一番の大声だ。
「レイ、もしあの男に何か嫌なことされたら、ちゃんと言うんだよ! あたしがぶっ飛ばしてやるから!!」
カタリーナは、ガシッとレイの小さな両肩に手を載せると、心配そうに言ってきた。
「ニールは優しいから、大丈夫ですよ?」
「早くも洗脳されてないかい? 大丈夫かい!? あいつは、腹黒だからね!!」
「……ミーレイ様にも同じことを言われました……」
(……ニールの信用が、あまりにも無さすぎる……)
レイは遠い目をして、自らの契約の竜の心配をした。
脚の無いふかふかのL字型の床ソファが置かれ、その対面には、ソファと揃いのクッションが置かれている。どちらも繊細で美しい刺繍入りだ。
マホガニーのローテーブルの上には、人数分の冷たいミントティーが、輪切りレモンを添えられてすぐに出された。茶請けに、デーツとナッツが載ったクッキーも付いている。
床全面には上等な絨毯が敷かれ、部屋の角にある大きな陶器の花瓶には、瑞々しい生花が飾られ、芳しい香りを放っている。
奥の壁には、壁一面の、オレンジ色の広大な砂漠に朝日が昇る、雄大な絵画が飾られていた。
今回、砂漠の装備を買うのは、レイとレヴィだ。
ルーファスは時々、サハリアの王都にある聖鳳教会の支部に訪れるため、既に砂漠用の服装は持っていた。
全員が着席すると、ニールは上機嫌にレイの隣の席に陣取り、早速説明を始めた。
「砂漠の装備ですか。サハリア砂漠の砂は、非常に細かくサラサラとしてますので、すぐに靴に入り込んだり、髪の毛に入り込んだりします。それに砂漠は昼と夜の気温差が激しいので、どの季節でも日光対策と防寒対策は必要ですね」
ニールは魔法のように、空間収納から次々と女物のスカーフやマント、靴やワンピースなどを取り出した。どれも、どことなくレイにしっくり似合いそうな物ばかりだ。
「レイはここら辺の色味が似合いそうですね。鮮やかな色や白に近いほど淡い色、でしょうか。きりりとして、美しいです。逆に、くすみの入った落ち着いた色味では魅力が半減してしまいますね……」
ニールは楽しそうに、レイの体や首元にスカーフやワンピースを合わせていった。
「ふーん。趣味は悪くないね」
カタリーナも釈然としない表情ながらも、ニールの物選びのセンスの良さは認めているようだ。
(うぅっ……どれも、素敵すぎるぅ~~~)
レイは手持ちの予算額に、心の中で涙した。
胸元に幾何学模様の刺繍が入ったふんわりと柔らかいワンピースも、心踊るような配色の綺麗なスカーフも、どれもこれも、レイの好みのものだった。
仕立ての良いマントもレイにぴったりのサイズ感で、袖を通しただけで、うっとりときてしまった。
「あっ! そういえば、ブーツはこれは使えますか?」
レイは空間収納から、最近できあがったばかりのブーツを取り出した。
純白の革には、光の加減でパールのようなキラキラとした細やかな輝きが見える。丸みを帯びたアーモンドトゥと、足首を少しだけきゅっと絞ったデザインで、可憐な雰囲気のブーツだ。
「レイ、これは?」
ブーツを手に取ると、一瞬、ニールの笑顔が固まった。
「アイザックの抜け殻の鱗を使って、モーガンに作ってもらったんです。新しく付与魔術も創作したみたいで、ブーツの中に小石や砂が入らないみたいです」
「何だと!? 新種の付与魔術か!?」
ニールよりも早く、クリフが食いついた。銀縁眼鏡を指先でクイッと上げて、まじまじと純白のブーツを見つめている。
「ブーツの中に砂が入らないのでしたら、大丈夫でしょう。彼の鱗なら、滅多なことで傷ついたり汚れたりはしないでしょうし……それにしても、新種の付与魔術……次にモーガンに会ったら、商品展開の相談が必要ですね」
ニールは色鮮やかな黄金眼をギラリと輝かせて、早くも次の商談内容を決めたようだ。くつくつと悪そうな笑いが小さく漏れている。
(とにかく、靴代は浮いた!! それから、モーガン、ごめんなさい。ニールがかなりやる気満々みたい……)
レイは内心ガッツポーズを決めた。予算額はリアルに痛いのである。
そして、ニールの悪い笑みや、モーガンのこれからの苦労は、完全に無視することを決めた。
結局、レイは足首まである砂漠用のふんわりとしたワンピース、柄が気に入った大判の薄手スカーフ、それからグレージュ色のマントを買った。
(ゔぅっ……お財布の中身が……)
レイは必要経費に涙を飲んだ。
「レイ、本日はたくさんのお買い上げ、誠にありがとうございます。こちらはささやかですが、私からのプレゼントです」
「えっ? いいんですか?」
「ええ、もちろん」
「ありがとうございます!」
手渡されたのは、アンティークの香水瓶のような、繊細な装飾が施されたガラス瓶だ。ガラス瓶の中で、淡い琥珀色の液体がとぷりと揺れる。
レイがガラス瓶に鼻先を近づけると、微かに甘くて爽やかな香りが漂ってきた。
「わぁ、とても綺麗ですね! それに、いい香りがします! これは何ですか?」
「香油ですよ。砂漠は湿気が無くて、乾燥してますからね。もし良かったら、使ってください。レイの魔力と同じ鈴蘭の香りです。魔力に香りがハッキリと乗るのは、三大魔女くらいです。誰かに尋ねられたら、これを使っていると答えれば良いですよ」
「ありがとうございます! 大事に使わせていただきますね!」
キラキラと瞳を輝かせて喜ぶレイを見て、ニールもにっこりと目尻に皺を寄せて微笑んだ。
カタリーナは、今まで見たこともない竜の第二席の行動と笑顔に、「うわぁ……」と引いていた。
「ニール……」
「はい、何でしょうか?」
レヴィに声を掛けられ、ニールは笑顔で振り向いた。レイに喜んでもらえて、彼は上機嫌なのだ。
「私の装備は……」
「ええ、今お出ししますね。このようなものはいかがでしょう?」
ニールは空間収納から、三種類ほど男性用の砂漠装備のコーディネート例を出した。
「あなたの場合は、自分で選ぶにしても、選びきれないでしょう? 実例でお見せした方が、分かりやすいでしょう。試着してみますか?」
「そうですね、お願いします」
ニールの提案に、レヴィはこくりと頷いた。
「……なんでだろう? どれを着ても、すでに現地の人みたいな雰囲気が漂ってるんだけど……」
ルーファスは若干困惑して、レヴィの試着姿の感想を漏らした。
ニールが用意したものは、派手すぎず地味すぎない、現地でも売れ筋の品々だ。
レヴィはどれを試着してもそこそこ似合い、そして、なぜかすでにこの地に何年も住んでいる住人かのような雰囲気を放っていた。
「こっ、ここまで着こなしていただけるとは、私としても想定外ですね……」
ニールも自ら提案しておきながら、若干引いていた。褒め言葉もいささかキレが悪い。
(……十七代目剣聖様、ある意味すごい!)
レイは目をぱちくりさせた。
レヴィの今の姿は、十七代目剣聖の姿を借りたもので、ユグドラの管理者会議で決めたものだ。
ブラウンの髪と瞳で、どこにいても目立たず、どこにいてもおかしくない——要は、十人並みの印象なのだ。その力が、今、最大限に発揮されていた。
「どれがいいのでしょうか?」
「う~~~ん……どれも、いいよ?」
「それでは困ります」
レヴィの質問に、レイは眉を八の字に下げて答えた。どれもこれも、それなりにレヴィに似合っているため、甲乙付け難いのだ。
「じゃあ、レヴィはどれが気に入った?」
「それでしたら……」
レイの質問返しに、レヴィは、ハッとしたような顔をして少し考え込むと、とあるコーディネートを指差した。
***
「「「「「またのお越しをお待ちしております」」」」」
フー支店の店員全員に丁寧に見送られ、レイたちはバレット商会を後にした。
「いいもの買えて、良かったね」
「はい! 『気に入ったもの』を買ったのは、今回が初めてです」
レイが隣を見上げると、レヴィはキラキラと瞳を輝かせていた。
「同じ『買う』という行為なのに、ここまで気持ちが違うのですね。今までのご主人様たちが、買い物の度に一喜一憂していた意味が分かりました」
レヴィは新しい発見があったようで、とても生き生きとした表情をしていた。
「レイは、今日は良い買い物でした?」
「うんっ! 満足だよ!」
レイはにかっと笑ってみせた。
「……それにしても、あの男は、何でレイにあんなにべったりだったんだ?」
カタリーナが不思議そうに、レイを覗き込んだ。
「ニール様は、レイと主従魔術契約を結んでますよ。ちなみに、レイの方が主人です」
ルーファスがこっそり、カタリーナに説明した。
「何だって!? あいつ、いつの間にそんなことを!?」
カタリーナから、驚愕の叫び声が出た。今日一番の大声だ。
「レイ、もしあの男に何か嫌なことされたら、ちゃんと言うんだよ! あたしがぶっ飛ばしてやるから!!」
カタリーナは、ガシッとレイの小さな両肩に手を載せると、心配そうに言ってきた。
「ニールは優しいから、大丈夫ですよ?」
「早くも洗脳されてないかい? 大丈夫かい!? あいつは、腹黒だからね!!」
「……ミーレイ様にも同じことを言われました……」
(……ニールの信用が、あまりにも無さすぎる……)
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