3 / 5
私のこと、好き?
しおりを挟む
その日、自分がどうやって家に帰ったかも覚えてない。私はふらふらと、いつの間に家に着いていた。
帰って来た私を見た父と母は、酷く驚いていた。
私は幽霊のようにふらふらと自分の部屋に戻って、ベッドに倒れ込むようにダイブした。
自分の部屋に戻って来て安心できたのか、今更ながら涙が出てきた。外ではまだ気を張ってたみたい。
「……ふっ、くぅ……ううぅ……」
ラルフの方からあれだけ熱心にアプローチしてきたのに!
彼との将来のことも、真剣に考えていたのに!!
この二年間、毎日彼の無事を祈って待ってたのに!!!
——彼のことを信じてた私が、バカみたいじゃない!!!
それでもまだラルフのことを好きな気持ちと、でもどうしようもない現実とで、私の気持ちはぐちゃぐちゃだった。
父も母も「店のことはこっちでやるから」「しばらくゆっくり休みなさい」と、私のことをそっとしておいてくれた。
今はただ、そんな気遣いがありがたかった。
それから三日間は、私はベッドの住人だった。
何も手につかない。
何もする気が起きない。
ただただ泣いてることしかできなかった。
ラルフは見舞いにも来なかった。
でも、共通の友人たちが見舞いに来てくれて、ためらいながらも今のラルフの様子を教えてくれた。
勇者パーティーメンバーは、魔王を倒して世界を救ってくれた英雄だから、街の人たちにかなり持て囃されていた。
勇者様や賢者様、聖女様はにこやかだけど、どこか遠慮がちに街の人たちに対応していたらしい。お忍びだからって。
でも、根が明るくて人懐っこくて何事も深く考えないラルフは、この街が生まれ故郷だってこともあるのだろうけど、歓待してくれる街の人たちと一緒になって騒いでいるらしい。
この街にずっと住んでた人たちは、ラルフが私の番だって知ってるから、遠巻きに見てるみたいなんだけど、最近この街に来た人たちはそんなことは知らないから、ラルフに普通にお酒を勧めたり陽気におしゃべりしたりしてるらしい。もちろん、その中には綺麗な若い女の人たちもいるみたい。
さすがに女の人たちがラルフにベタベタし出すと、勇者パーティーの人たちがラルフを嗜めて、彼女たちを追い払ってくれてるみたいなんだけど、ラルフはお酒が入って気が大きくなってるのか「今は番はいないから」と言って、何も悪びれる様子が無かったらしい。
「ラルフがあんな奴だったなんて! 本っ当サイテー!!」
親友のゲルダが私の代わりに怒ってくれた。ぷくっと頬を膨らませて、赤髪のおさげが荒々しく跳ねる。
「本当はこのことをアンに伝えようかどうか、私たち迷ってたの。アンはこんな様子だし、今伝えたら、もっと具合が悪くなっちゃうんじゃないかって。でも、何も言わないのもアンに悪い気がして……」
もう一人の親友のマリアも、心底心配そうに言ってくれた。綺麗な空色の瞳は、今は少し翳っていた。
二人とも私のことを気遣って、悩んでくれてたみたい。
「……そっか。ありがとね……」
私は二人に感謝して、ベッドからのろのろと起き上がって身支度を始めた。
二人は「大丈夫?」「一緒について行こうか?」って気遣ってくれたけど、これは私のけじめだから、私は首を横に振った。
勇者パーティーは、まだしばらくこの街に滞在する予定だと聞いた。
この街を出た後は、伝説の剣の欠片を探す旅に出るらしい。
ずっと泣いてばかりだと何も変わらない。
きっと、ラルフは変わらないと思う。
だから、私自身が変わらなくちゃ。
——私は、いい加減ラルフと決着をつけることにした。
街の中でラルフを見つけるのは簡単だった。単純に、一番賑やかなところを当たればいい。
街で一番賑やかな酒場の真ん中では、ラルフが酒場のテーブルの上に半分乗り上げて、ブンブンと上機嫌に尻尾を振り、もう何度目かも分からない乾杯の音頭を取っていた。ラルフはすっかりできあがってるみたいで、彼の頬は林檎みたいに真っ赤になってた。
ラルフの周りには、若くて綺麗な女の人たちが、一緒になってお酒を乾杯して盛り上がっていた。
彼女たちは、ラルフに「魔王討伐の話を聞かせて」とねだって、ベタベタと彼の背中や腕を触ったり、しなだれかかったりしていた。
ラルフの後ろでは、勇者様が彼らに話しかけようとする人たちを、やんわりと押し戻していた。
賢者様と聖女様は、丁度ラルフを嗜めようとしてくれてたみたいで、むすっと怒り顔をしていた。
「ラルフ」
私は小さく彼の名前を呼んだ。
ラルフはハッとして、私がいる酒場の出入り口の方をすごい勢いで振り向いてきた。
ラルフはまるで一瞬で正気に戻ったかのように、みるみる赤かった顔が真っ白になって、それまで笑顔だった表情もすっかり抜け落ちていった。
そして、周りの女の人たちに「ちょっとごめん」と断りを入れて、私のところにやって来た。
「アン、どうしたの?」
ラルフは、まるでこれから叱られる子供のように不安そうに見つめてきた。
「少し話したいんだけど、今、いい?」
「……うん……」
私はラルフを連れて、またあの噴水のところまで行った。
夕方過ぎで暗くなり始めていた公園は、人もまばらだった。
ラルフの尻尾は、しゅんと垂れたままだった。
いつものように噴水の縁に二人して座る。
いつもとは違って、二人の間には少し隙間ができていた。
「別れましょう」
「えっ、でも、それだとアンが……」
私がキッパリ伝えると、今更になってラルフが慌て出した。
「ラルフはもう私のことは好きじゃないんでしょう?」
「それは……好きかどうか分からないってだけで……」
「それを『好きじゃない』っていうのよ」
私は思い切って言ってやった。
「好き」が分からないなら、つまりそういうことじゃない!
久々に真っ直ぐに見つめたラルフの青い瞳は、酷く傷ついたような色をしていた。——でもね、絶対に私の方がその百万倍は傷つけられたんだから!!
「私が臥せってる間に見舞いにも来ないで、綺麗な人たちと楽しくやってたっていうし」
「いや、それは……」
「そ れ は?」
「……ごめんなさい……」
ラルフが大きな背を丸め、しゅんと項垂れる。
私が好きだった人は、こんなに情けない人だったかしら?
あれだけ大好きだった気持ちも、今はもう思い出せないくらいにすっからかんになってた。
それから後もう一つ、私には確認することがある。
「ラルフは、勇者様たちと一緒にまた旅に出るんでしょう?」
「え、それは、その……」
ラルフの視線が泳ぐ。彼の尻尾も、そわそわと落ち着きなく揺れている。
彼のことだもの。癪だけど、長い付き合いだから、きっとラルフはまた旅に出たがるんだろうな、ってことは分かってた。明るくて人懐っこくて何事も陽気に楽しめる彼にとっては、旅は刺激がいっぱいで、きっと毎日が楽しい生活なんだろうって。
私は家族も店もあるし、今のこの街での生活のことも気に入っているし、ここを離れる気は無い。
でも、旅の楽しさを知ってしまったラルフをこの街にずっと留めてしまうのも、彼に悪いなって考えてた。——そんな悩みも、もうする必要もなくなるけど!
「いってらっしゃい。でももう私はラルフを待たないわ」
「そんな……!」
「だってそうでしょう? 別れるんだから」
「ゔっ……」
ラルフは見捨てられた仔犬のように悲しそうな表情をしていた。
でも彼の尻尾は、どこかワクワクと嬉しそうに揺れていた——本当の気持ちを隠しきれていなかった。
「じゃあね、そういうことだから。さようなら」
「待ってよ、アン!」
話すことは話したし、私はサッと立ち上がった。
すかさずラルフが、きゅっと私の腕を掴む。
「……私のこと、好き?」
「ゔっ……」
呼び止めておきながら、そこで詰まるんじゃないよ!
余計に傷ついたじゃない!!
ラルフの手が緩んだ隙に、私は思いっきり腕を払うと、さっさと家の方に帰って行った。
——彼もここまでくると、別れられてむしろ清々しいくらいだわ!!!
帰って来た私を見た父と母は、酷く驚いていた。
私は幽霊のようにふらふらと自分の部屋に戻って、ベッドに倒れ込むようにダイブした。
自分の部屋に戻って来て安心できたのか、今更ながら涙が出てきた。外ではまだ気を張ってたみたい。
「……ふっ、くぅ……ううぅ……」
ラルフの方からあれだけ熱心にアプローチしてきたのに!
彼との将来のことも、真剣に考えていたのに!!
この二年間、毎日彼の無事を祈って待ってたのに!!!
——彼のことを信じてた私が、バカみたいじゃない!!!
それでもまだラルフのことを好きな気持ちと、でもどうしようもない現実とで、私の気持ちはぐちゃぐちゃだった。
父も母も「店のことはこっちでやるから」「しばらくゆっくり休みなさい」と、私のことをそっとしておいてくれた。
今はただ、そんな気遣いがありがたかった。
それから三日間は、私はベッドの住人だった。
何も手につかない。
何もする気が起きない。
ただただ泣いてることしかできなかった。
ラルフは見舞いにも来なかった。
でも、共通の友人たちが見舞いに来てくれて、ためらいながらも今のラルフの様子を教えてくれた。
勇者パーティーメンバーは、魔王を倒して世界を救ってくれた英雄だから、街の人たちにかなり持て囃されていた。
勇者様や賢者様、聖女様はにこやかだけど、どこか遠慮がちに街の人たちに対応していたらしい。お忍びだからって。
でも、根が明るくて人懐っこくて何事も深く考えないラルフは、この街が生まれ故郷だってこともあるのだろうけど、歓待してくれる街の人たちと一緒になって騒いでいるらしい。
この街にずっと住んでた人たちは、ラルフが私の番だって知ってるから、遠巻きに見てるみたいなんだけど、最近この街に来た人たちはそんなことは知らないから、ラルフに普通にお酒を勧めたり陽気におしゃべりしたりしてるらしい。もちろん、その中には綺麗な若い女の人たちもいるみたい。
さすがに女の人たちがラルフにベタベタし出すと、勇者パーティーの人たちがラルフを嗜めて、彼女たちを追い払ってくれてるみたいなんだけど、ラルフはお酒が入って気が大きくなってるのか「今は番はいないから」と言って、何も悪びれる様子が無かったらしい。
「ラルフがあんな奴だったなんて! 本っ当サイテー!!」
親友のゲルダが私の代わりに怒ってくれた。ぷくっと頬を膨らませて、赤髪のおさげが荒々しく跳ねる。
「本当はこのことをアンに伝えようかどうか、私たち迷ってたの。アンはこんな様子だし、今伝えたら、もっと具合が悪くなっちゃうんじゃないかって。でも、何も言わないのもアンに悪い気がして……」
もう一人の親友のマリアも、心底心配そうに言ってくれた。綺麗な空色の瞳は、今は少し翳っていた。
二人とも私のことを気遣って、悩んでくれてたみたい。
「……そっか。ありがとね……」
私は二人に感謝して、ベッドからのろのろと起き上がって身支度を始めた。
二人は「大丈夫?」「一緒について行こうか?」って気遣ってくれたけど、これは私のけじめだから、私は首を横に振った。
勇者パーティーは、まだしばらくこの街に滞在する予定だと聞いた。
この街を出た後は、伝説の剣の欠片を探す旅に出るらしい。
ずっと泣いてばかりだと何も変わらない。
きっと、ラルフは変わらないと思う。
だから、私自身が変わらなくちゃ。
——私は、いい加減ラルフと決着をつけることにした。
街の中でラルフを見つけるのは簡単だった。単純に、一番賑やかなところを当たればいい。
街で一番賑やかな酒場の真ん中では、ラルフが酒場のテーブルの上に半分乗り上げて、ブンブンと上機嫌に尻尾を振り、もう何度目かも分からない乾杯の音頭を取っていた。ラルフはすっかりできあがってるみたいで、彼の頬は林檎みたいに真っ赤になってた。
ラルフの周りには、若くて綺麗な女の人たちが、一緒になってお酒を乾杯して盛り上がっていた。
彼女たちは、ラルフに「魔王討伐の話を聞かせて」とねだって、ベタベタと彼の背中や腕を触ったり、しなだれかかったりしていた。
ラルフの後ろでは、勇者様が彼らに話しかけようとする人たちを、やんわりと押し戻していた。
賢者様と聖女様は、丁度ラルフを嗜めようとしてくれてたみたいで、むすっと怒り顔をしていた。
「ラルフ」
私は小さく彼の名前を呼んだ。
ラルフはハッとして、私がいる酒場の出入り口の方をすごい勢いで振り向いてきた。
ラルフはまるで一瞬で正気に戻ったかのように、みるみる赤かった顔が真っ白になって、それまで笑顔だった表情もすっかり抜け落ちていった。
そして、周りの女の人たちに「ちょっとごめん」と断りを入れて、私のところにやって来た。
「アン、どうしたの?」
ラルフは、まるでこれから叱られる子供のように不安そうに見つめてきた。
「少し話したいんだけど、今、いい?」
「……うん……」
私はラルフを連れて、またあの噴水のところまで行った。
夕方過ぎで暗くなり始めていた公園は、人もまばらだった。
ラルフの尻尾は、しゅんと垂れたままだった。
いつものように噴水の縁に二人して座る。
いつもとは違って、二人の間には少し隙間ができていた。
「別れましょう」
「えっ、でも、それだとアンが……」
私がキッパリ伝えると、今更になってラルフが慌て出した。
「ラルフはもう私のことは好きじゃないんでしょう?」
「それは……好きかどうか分からないってだけで……」
「それを『好きじゃない』っていうのよ」
私は思い切って言ってやった。
「好き」が分からないなら、つまりそういうことじゃない!
久々に真っ直ぐに見つめたラルフの青い瞳は、酷く傷ついたような色をしていた。——でもね、絶対に私の方がその百万倍は傷つけられたんだから!!
「私が臥せってる間に見舞いにも来ないで、綺麗な人たちと楽しくやってたっていうし」
「いや、それは……」
「そ れ は?」
「……ごめんなさい……」
ラルフが大きな背を丸め、しゅんと項垂れる。
私が好きだった人は、こんなに情けない人だったかしら?
あれだけ大好きだった気持ちも、今はもう思い出せないくらいにすっからかんになってた。
それから後もう一つ、私には確認することがある。
「ラルフは、勇者様たちと一緒にまた旅に出るんでしょう?」
「え、それは、その……」
ラルフの視線が泳ぐ。彼の尻尾も、そわそわと落ち着きなく揺れている。
彼のことだもの。癪だけど、長い付き合いだから、きっとラルフはまた旅に出たがるんだろうな、ってことは分かってた。明るくて人懐っこくて何事も陽気に楽しめる彼にとっては、旅は刺激がいっぱいで、きっと毎日が楽しい生活なんだろうって。
私は家族も店もあるし、今のこの街での生活のことも気に入っているし、ここを離れる気は無い。
でも、旅の楽しさを知ってしまったラルフをこの街にずっと留めてしまうのも、彼に悪いなって考えてた。——そんな悩みも、もうする必要もなくなるけど!
「いってらっしゃい。でももう私はラルフを待たないわ」
「そんな……!」
「だってそうでしょう? 別れるんだから」
「ゔっ……」
ラルフは見捨てられた仔犬のように悲しそうな表情をしていた。
でも彼の尻尾は、どこかワクワクと嬉しそうに揺れていた——本当の気持ちを隠しきれていなかった。
「じゃあね、そういうことだから。さようなら」
「待ってよ、アン!」
話すことは話したし、私はサッと立ち上がった。
すかさずラルフが、きゅっと私の腕を掴む。
「……私のこと、好き?」
「ゔっ……」
呼び止めておきながら、そこで詰まるんじゃないよ!
余計に傷ついたじゃない!!
ラルフの手が緩んだ隙に、私は思いっきり腕を払うと、さっさと家の方に帰って行った。
——彼もここまでくると、別れられてむしろ清々しいくらいだわ!!!
1,075
あなたにおすすめの小説
婚約者の番
ありがとうございました。さようなら
恋愛
私の婚約者は、獅子の獣人だ。
大切にされる日々を過ごして、私はある日1番恐れていた事が起こってしまった。
「彼を譲ってくれない?」
とうとう彼の番が現れてしまった。
完結 貴方が忘れたと言うのなら私も全て忘却しましょう
音爽(ネソウ)
恋愛
商談に出立した恋人で婚約者、だが出向いた地で事故が発生。
幸い大怪我は負わなかったが頭を強打したせいで記憶を失ったという。
事故前はあれほど愛しいと言っていた容姿までバカにしてくる恋人に深く傷つく。
しかし、それはすべて大嘘だった。商談の失敗を隠蔽し、愛人を侍らせる為に偽りを語ったのだ。
己の事も婚約者の事も忘れ去った振りをして彼は甲斐甲斐しく世話をする愛人に愛を囁く。
修復不可能と判断した恋人は別れを決断した。
前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。
義弟の婚約者が私の婚約者の番でした
五珠 izumi
ファンタジー
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい私の義弟が、一筋の涙を流しながら言った。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟は、こんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視界の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。
番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
私の好きな人は異母妹が好き。だと思っていました。
棗
恋愛
帝国の公爵令嬢アマビリスには片思いをしている相手がいた。
青みがかった銀髪と同じ瞳の色の第二皇子アルマン。何故かアマビリスにだけ冷たく、いつも睨んでばかりでアマビリスの異母妹リンダには優しい瞳を向ける。片思いをしている相手に長年嫌われていると思っているアマビリスは、嫌っているくせに婚約が決まったと告げたアルマンを拒絶して、とある人の許へ逃げ出した。
そこでアルマンを拒絶してしまった事、本当は嬉しかったのにと泣いてしまい、泣き付かれたアマビリスは眠ってしまう。
今日は屋敷に帰らないと決めたアマビリスの許にアルマンが駆け付けた。
※小説家になろうさんにも公開しています。
私のことは愛さなくても結構です
ありがとうございました。さようなら
恋愛
サブリナは、聖騎士ジークムントからの婚約の打診の手紙をもらって有頂天になった。
一緒になって喜ぶ父親の姿を見た瞬間に前世の記憶が蘇った。
彼女は、自分が本の世界の中に生まれ変わったことに気がついた。
サブリナは、ジークムントと愛のない結婚をした後に、彼の愛する聖女アルネを嫉妬心の末に殺害しようとする。
いわゆる悪女だった。
サブリナは、ジークムントに首を切り落とされて、彼女の家族は全員死刑となった。
全ての記憶を思い出した後、サブリナは熱を出して寝込んでしまった。
そして、サブリナの妹クラリスが代打としてジークムントの婚約者になってしまう。
主役は、いわゆる悪役の妹です
夫は運命の相手ではありませんでした…もう関わりたくないので、私は喜んで離縁します─。
coco
恋愛
夫は、私の運命の相手ではなかった。
彼の本当の相手は…別に居るのだ。
もう夫に関わりたくないので、私は喜んで離縁します─。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる