もふもふ好きの異世界召喚士

海月 結城

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仲直り

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 お昼の時間。僕は食堂でミルさん達を探していた。

「あれ? 居ないな。そろそろ来ると思うんだけど」

 入り口付近で適当に待っていると、ミルさん達が来たが、ミルさん達は、一言も話さずに入って来た。

「……ミルさん!」

 僕が、声を掛けると、ビクッ! として、振り向いた。

「「「……イサミ……くん」」」
「あの、少し……話せませんか?」

 僕がそう言うと、ミルさん達は小さく頷いた。

「で、では、こっちで……」

 人の迷惑にならない様に、端っこの席に移動した。

「……」
「「「……」」」

 端っこの席に移動した、のは良いが、なんて話しかけたら良いのか分からない。

「あ、あの。お久しぶりです」
「う、うん」
「久しぶり」
「だね」
「「「「……」」」」

 どうしよう。話が続かない。

「実は、ね。私たちも、イサミくんと話したかったんだ」

 ミルさんが、そう話しはじめた。

「イサミくんが、あの人を倒してから私たちの生活は劇的に変わったの」
「今まで、あの人達が何か問題を起こして私たちが謝ってだけど、それも無くなった」
「イサミくんには、感謝してるの。でも、あの時、私たちは……」

 そう言って、3人は伏せてしまった。

「僕も、あんな戦い方以外にも何か解決方法があったんじゃないのかなって、ここ数日ずっと考えてました」
「「「……」」」
「イサミくん。ごめんなさい!! あの時、確かにイサミくんが怖かった。でも、あの時そんな顔しちゃダメだった。イサミくんを傷つけちゃった」
「私たちも、ずっと謝りたかったしお礼をしたかった。でも、どんな顔で会ったら良いのか分からなかった。イサミくん、改めてありがとう。イサミくんのお陰で私達は救われた。本当にありがとう」

 そう言って、イヤさんの感謝の言葉で3人は僕に頭を下げて来た。

「それじゃ、ミルさん、メイさん、イヤさん。一緒にお昼ご飯食べませんか?」

 僕は、笑顔でそう言った。

 それからは、あの決闘以前の関係に戻り、お昼は一緒に食べる様になった。
 そして、僕に決心を付けさせてくれた、リュメルに何かお礼をしたいと考えていた。

「ねぇ、リュメル。何かお礼をしたいんだけど、何か欲しい物とか無い?」
「え? いきなりどうしたの?」
「リュメルのお陰で、また4人で仲良くご飯出来る様になったから、そのきっかけを作ってくれたリュメルにお礼をしたいんだよ」
「あぁ、そんな事気にしなくて良いのに」
「いいから、何か無い?」
「引きそうに無いね。それじゃ、お言葉に甘えさせて貰うよ」

 少し考えて、リュメルは手をポンッと叩いた。

「それじゃ、明後日っての休み、買い物に付き合ってよ」
「うん。分かった!」

 そして、2日が経過して、僕は今集合場所の噴水前に来ていた。
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