もふもふ好きの異世界召喚士

海月 結城

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お稲荷さん〜2〜

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 出汁を作り終えたので、次は油揚げの油抜きをする。
 その理由は、油揚げの油を抜く事で食べる時に油臭さが無くなり、味付けをする時に味がよく染み込み味が良くなるからだ。

「それは、何をやってるの?」
「これは油抜きです」

 ただの油揚げを約3分間熱湯で煮ると多くの油抜きが出来る。

 ここには寸胴があったのでまとめて沢山の油揚げをまとめて油抜きが出来た。

「よし、これは一旦置いておいて、お米を炊こうかな」

 と、その前に、油抜きした油揚げをさっき作った出汁に漬けておこうか。
 魔力袋からお米を取り出す。

「なにそれ?」
「ちっちゃい粒をどうするの?」
「これはお米と言って、パンの替わりにできる物です。と、言ってもこのままじゃ食べられないので、これを炊きます」

 お米を鍋に入れて2回研いで火にかける。

「これは、炊き上がるまで時間が掛かるので、一旦置いておきます」

 そして、特にやる事が無くなったので、その間は食堂のおばちゃんと話して時間を潰していた。

「お、そろそろお米が炊けそうですね」

 鍋を開けると、そこにはふっくらと出来上がり、美味しそうな匂いを出しているお米がちゃんと炊けてあった。

「それじゃ、少しこれ食べてみて下さい」
「それじゃ、頂くわ」

 一口ほどそれぞれに分けて、食べてもらう。

「ん、噛めば噛むほど甘味が出て来て、これは美味いわね」
「ほんと、初めて食べたけど、これはハマるわね」
「これ好きだわ。新しいメニューに使えないかしら?」

 食堂のおばちゃん達は、それぞれ何に合うかを考え出してしまった。

「え、えっと、先作って良いですか?」
「あ、ご、ごめんね。続きお願い」
「はい。それで、この炊き上がったご飯にこの酢を入れます」
「それは、王宮にあったわね」
「はい。王様から貰いました」
「「「王様から!?」」」
「はい。友達になりましたから」
「「「凄いわね、貴方」」」
「あはは、それで、この酢をこのご飯に入れて、切るように混ぜて行きます」

 そして、サッサっと酢飯を作っり、もう少しでお稲荷さんが完成する。

「これを、かき混ぜながら少し冷まして行きます。あの、誰か風魔法使えませんか?」
「私使えるわ」
「では、少しづつこの酢飯を冷ますような感じで風を送ってもらえませんか?」
「はいよ」

 風魔法を使い、冷ましながらかき混ぜ、大体人肌と同じぐらいの温度になったら終わりだ。

「ありがとうございます」
「はいよ」
「そしたら、出汁に漬けていた油揚げを取り出して、少し両手で潰すように絞ります。そしたら、穴を開けるように包丁で切り込みを入れて」

 そして、出来た穴に酢飯をゆっくり入れる。ここで、油揚げが破れない様に入れるのだ。

「これで、お稲荷さんの完成です」
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