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動乱篇
第三十九話:朽ち竜の番人
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竜の骨が山脈を成す、あの異様な光景の中を、一行は進んでいた。
やがて、巨大な肋骨がアーチのように折り重なる、広大な空間へとたどり着く。その中央、高さ10メートルほどの、祭壇のように盛り上がった場所に、淡い光を放つ物体が見えた。
「…おそらく、あれが魂の宝珠…」
ルシアンが、静かに呟いた。
一行が意を決して祭壇へと歩みを進めた、その瞬間。宝珠が、警報のようにまばゆい光を放った!
ゴゴゴゴゴ…!
地鳴りと共に、祭壇の周りに溜まっていた、黒い泥のような「淀み」が、まるで意思を持つかのように蠢き、一つの巨大な姿を形作っていく。
空気が鉛のように重くなり、呼吸すらままならない。それは、ただの魔力ではない。魂そのものを直接握り潰すかのような、純粋な悪意の塊だった。
やがて、それは体長20メートルほどの、竜に似た異形の怪物と化す。目も口もない、のっぺりとした頭部。しかし、その代わりに、八つの赤い瞳が不気味に輝き、全ての瞳が独立して動き、一行の動きを完全に捉えていた。
その八つの瞳が一斉に四人を見据えた瞬間、甲高い雄叫びとも、断末魔の悲鳴ともつかぬ、精神に直接響く絶叫が、戦いの開始を告げた。
◇
「散開しろ! 距離を取って動きを読め!」
ルシアンの指示が飛ぶ。四人は即座に散開し、八目の黒竜を囲むように陣形を組んだ。
「牽制します!」
レンの放った真空の刃が、黒竜の巨体を襲う。しかし、八つの赤い瞳は、その全てを完璧に予測していた。巨体は滑るように動き、風の刃は空しく岩壁を削る。
「右翼は任せろ!」
ユリウスが炎の壁を展開し、黒竜の退路を塞ぐ。だが、黒竜は壁が完成するよりも早く、触手のような腕を伸ばし、その魔力の中心を的確に叩き潰した。
「くっ…! なら、こっちよ!」
エリアナが、死角から回り込み、炎の鳥を放つ。しかし、それすらも別の瞳に捉えられ、振り下ろされた尻尾によって、いとも容易く叩き落とされた。全く隙がない。
(駄目だ…! 全ての動きが、読まれている…!)
膠着状態を打破するため、エリアナが動いた。
「私が、隙を作る!」
彼女はスキル【炎身】を発動。その体が陽炎のように揺らめくと、これまでにない高速で黒竜の懐へと潜り込み、至近距離から、極限まで密度を高めた炎の槍を放とうとする。
しかし、その瞬間。八つの瞳の一つが、不気味な赤い光を強く放った。
エリアナめがけて、紅蓮の光線が放たれる!
「エリアナ!」
ルシアンは、咄嗟に【星命創造】の力を解放。地面から無数の蔦を伸ばし、光線が直撃する寸前で、エリアナの体を危険な軌道から強引に引き剥がした。
これを皮切りに、八目の黒竜は複数の瞳から次々と光線を乱射し始めた。遠距離からの、逃げ場のない無数の光の雨。一行は、防戦一方に追い込まれる。
「くっ…!」
レンの風の障壁が貫かれ、ユリウスの肩が光線に灼かれる。すぐに彼の治癒の炎が傷を癒すが、その消耗は激しい。
ルシアンもまた、決定的な一撃を入れられずにいた。
◇
「くっ…! このままじゃ、ジリ貧だ…!」
ルシアンは、八つの瞳が、彼の神速の動きすら完全に見切っていることに、焦りを覚えていた。下手に懐に飛び込めば、光線の一斉掃射で蒸発させられるのがオチだろう。
その、絶望的な膠着状態を破ったのは、誰の指示でもない、小さな影だった。
物陰に潜んでいたネロが、主の危機を察知し、自らの意志で黒い弾丸のように飛び出したのだ!
「ネロ!?」
ルシアンの制止の声も届かない。ネロは、降り注ぐ光線を紙一重で躱しながら、八目の黒竜の巨体へと喰らいつく。そして、その黒い体から、光すら飲み込むほどの禍々しい闇の渦を発生させた。
渦は、黒竜の体を覆う黒い「淀み」を、まるで掃除機のように、少しずつ、しかし確実に吸い込んでいく。
すると、黒竜の体が、わずかに薄くなった。そして、その背中の一点に、これまで見えなかった、鉱石のような鈍い輝きが、一瞬だけ現れた。
その一瞬を、ルシアンの【星見の瞳】は見逃さなかった。
(あれは…! 奴の魔力が、異常に集中している一点だ…!)
「そこだ!」
彼は、全員に叫んだ。「背中の鉱石が、奴の弱点だ! 全員、そこへ集中攻撃を!」
その指示に、仲間たちは最後の力を振り絞った。
「風よ、道を切り拓け!」
レンが放った真空の刃が、黒竜の体勢をわずかに崩す。
「太陽の炎よ!」
ユリウスとエリアナ、二人の炎が一つとなり、巨大な螺旋を描きながら、背中の核へと突き刺さった。
ヴォォォォォ!!!
初めて、黒竜が苦悶の絶叫のような重低音で唸った。その動きが、一瞬、完全に止まる。
好機は、今、この一瞬しかない。
ルシアンは、自らの身に迫る触手や光線を意に介さず、一直線に突進した。体に走る灼けるような痛みも、砕けるような衝撃も、全て無視する。
ただ一点、あの輝きだけを見据えて。
彼は、天高く跳躍すると、光の剣を逆手に持ち替え、自らの体重の全てを乗せて、剥き出しになった鉱石へと、渾身の力で突き立てた。
――砕けろッ!!
◇
バキィッッ!!!
甲高い破壊音と共に、ルシアンの光の剣が、背中の鉱石を完全に砕き割った。
すると、八目の黒竜の巨体を覆っていた黒い「淀み」が、まるで陽光に晒された闇のように、じゅわじゅわと音を立てて溶け落ちていく。
断末魔の叫びを上げる間もなく、その巨体は形を失い、黒い泥の海となって地面に広がった。
「…やった…!」
ユリウスが、安堵の息を漏らす。
エリアナは、ただ息を切らし、目の前の光景を信じられないといった表情で見つめている。
しかし、ルシアンだけは、まだ剣を構えたまま、その視線を黒い泥の中心から外していなかった。
【星見の瞳】が、その奥に、これまでとは比較にならないほど、巨大で、禍々しい「何か」の気配を捉えていたからだ。
「…まだだ! 何か来るぞ!」
ルシアンの叫びと同時に、黒い泥の中から、ゆっくりと、何かが姿を現し始める。
それは、全身の肉がそげ落ち、骨が剥き出しになった、あまりにも巨大な、朽ち果てたドラゴンの亡骸だった。先程の八目の黒竜は、この亡骸を操るための、ただの鎧に過ぎなかったのだ。
「嘘…でしょう…?」
エリアナの声が、絶望に震える。
「ドラゴン…本物の、ドラゴンだと…?」
ユリウスは、書物でしか見たことのない、伝説そのものの存在を前に、ただ呆然と立ち尽くす。
レンは、乾いた笑みを浮かべるでもなく、ただその顔から血の気を失い、目の前の光景を凝視していた。
朽ちたドラゴンは、ゆっくりと、その巨大な頭蓋骨を上げた。
そして、空っぽのはずの眼窩に、死そのものを凝縮したかのような、禍々しい紫色の光が、二つ、灯った。
仲間たちが、その圧倒的な存在感を前に、絶望に支配されかける中、ルシアンは、ただ一人、光の剣を構え直した。
その瞳には、恐怖も、絶望もない。ただ、目の前の理不尽な存在を、斬り伏せるという、静かな闘志だけが燃えていた。
「…さあ、始めようか」
やがて、巨大な肋骨がアーチのように折り重なる、広大な空間へとたどり着く。その中央、高さ10メートルほどの、祭壇のように盛り上がった場所に、淡い光を放つ物体が見えた。
「…おそらく、あれが魂の宝珠…」
ルシアンが、静かに呟いた。
一行が意を決して祭壇へと歩みを進めた、その瞬間。宝珠が、警報のようにまばゆい光を放った!
ゴゴゴゴゴ…!
地鳴りと共に、祭壇の周りに溜まっていた、黒い泥のような「淀み」が、まるで意思を持つかのように蠢き、一つの巨大な姿を形作っていく。
空気が鉛のように重くなり、呼吸すらままならない。それは、ただの魔力ではない。魂そのものを直接握り潰すかのような、純粋な悪意の塊だった。
やがて、それは体長20メートルほどの、竜に似た異形の怪物と化す。目も口もない、のっぺりとした頭部。しかし、その代わりに、八つの赤い瞳が不気味に輝き、全ての瞳が独立して動き、一行の動きを完全に捉えていた。
その八つの瞳が一斉に四人を見据えた瞬間、甲高い雄叫びとも、断末魔の悲鳴ともつかぬ、精神に直接響く絶叫が、戦いの開始を告げた。
◇
「散開しろ! 距離を取って動きを読め!」
ルシアンの指示が飛ぶ。四人は即座に散開し、八目の黒竜を囲むように陣形を組んだ。
「牽制します!」
レンの放った真空の刃が、黒竜の巨体を襲う。しかし、八つの赤い瞳は、その全てを完璧に予測していた。巨体は滑るように動き、風の刃は空しく岩壁を削る。
「右翼は任せろ!」
ユリウスが炎の壁を展開し、黒竜の退路を塞ぐ。だが、黒竜は壁が完成するよりも早く、触手のような腕を伸ばし、その魔力の中心を的確に叩き潰した。
「くっ…! なら、こっちよ!」
エリアナが、死角から回り込み、炎の鳥を放つ。しかし、それすらも別の瞳に捉えられ、振り下ろされた尻尾によって、いとも容易く叩き落とされた。全く隙がない。
(駄目だ…! 全ての動きが、読まれている…!)
膠着状態を打破するため、エリアナが動いた。
「私が、隙を作る!」
彼女はスキル【炎身】を発動。その体が陽炎のように揺らめくと、これまでにない高速で黒竜の懐へと潜り込み、至近距離から、極限まで密度を高めた炎の槍を放とうとする。
しかし、その瞬間。八つの瞳の一つが、不気味な赤い光を強く放った。
エリアナめがけて、紅蓮の光線が放たれる!
「エリアナ!」
ルシアンは、咄嗟に【星命創造】の力を解放。地面から無数の蔦を伸ばし、光線が直撃する寸前で、エリアナの体を危険な軌道から強引に引き剥がした。
これを皮切りに、八目の黒竜は複数の瞳から次々と光線を乱射し始めた。遠距離からの、逃げ場のない無数の光の雨。一行は、防戦一方に追い込まれる。
「くっ…!」
レンの風の障壁が貫かれ、ユリウスの肩が光線に灼かれる。すぐに彼の治癒の炎が傷を癒すが、その消耗は激しい。
ルシアンもまた、決定的な一撃を入れられずにいた。
◇
「くっ…! このままじゃ、ジリ貧だ…!」
ルシアンは、八つの瞳が、彼の神速の動きすら完全に見切っていることに、焦りを覚えていた。下手に懐に飛び込めば、光線の一斉掃射で蒸発させられるのがオチだろう。
その、絶望的な膠着状態を破ったのは、誰の指示でもない、小さな影だった。
物陰に潜んでいたネロが、主の危機を察知し、自らの意志で黒い弾丸のように飛び出したのだ!
「ネロ!?」
ルシアンの制止の声も届かない。ネロは、降り注ぐ光線を紙一重で躱しながら、八目の黒竜の巨体へと喰らいつく。そして、その黒い体から、光すら飲み込むほどの禍々しい闇の渦を発生させた。
渦は、黒竜の体を覆う黒い「淀み」を、まるで掃除機のように、少しずつ、しかし確実に吸い込んでいく。
すると、黒竜の体が、わずかに薄くなった。そして、その背中の一点に、これまで見えなかった、鉱石のような鈍い輝きが、一瞬だけ現れた。
その一瞬を、ルシアンの【星見の瞳】は見逃さなかった。
(あれは…! 奴の魔力が、異常に集中している一点だ…!)
「そこだ!」
彼は、全員に叫んだ。「背中の鉱石が、奴の弱点だ! 全員、そこへ集中攻撃を!」
その指示に、仲間たちは最後の力を振り絞った。
「風よ、道を切り拓け!」
レンが放った真空の刃が、黒竜の体勢をわずかに崩す。
「太陽の炎よ!」
ユリウスとエリアナ、二人の炎が一つとなり、巨大な螺旋を描きながら、背中の核へと突き刺さった。
ヴォォォォォ!!!
初めて、黒竜が苦悶の絶叫のような重低音で唸った。その動きが、一瞬、完全に止まる。
好機は、今、この一瞬しかない。
ルシアンは、自らの身に迫る触手や光線を意に介さず、一直線に突進した。体に走る灼けるような痛みも、砕けるような衝撃も、全て無視する。
ただ一点、あの輝きだけを見据えて。
彼は、天高く跳躍すると、光の剣を逆手に持ち替え、自らの体重の全てを乗せて、剥き出しになった鉱石へと、渾身の力で突き立てた。
――砕けろッ!!
◇
バキィッッ!!!
甲高い破壊音と共に、ルシアンの光の剣が、背中の鉱石を完全に砕き割った。
すると、八目の黒竜の巨体を覆っていた黒い「淀み」が、まるで陽光に晒された闇のように、じゅわじゅわと音を立てて溶け落ちていく。
断末魔の叫びを上げる間もなく、その巨体は形を失い、黒い泥の海となって地面に広がった。
「…やった…!」
ユリウスが、安堵の息を漏らす。
エリアナは、ただ息を切らし、目の前の光景を信じられないといった表情で見つめている。
しかし、ルシアンだけは、まだ剣を構えたまま、その視線を黒い泥の中心から外していなかった。
【星見の瞳】が、その奥に、これまでとは比較にならないほど、巨大で、禍々しい「何か」の気配を捉えていたからだ。
「…まだだ! 何か来るぞ!」
ルシアンの叫びと同時に、黒い泥の中から、ゆっくりと、何かが姿を現し始める。
それは、全身の肉がそげ落ち、骨が剥き出しになった、あまりにも巨大な、朽ち果てたドラゴンの亡骸だった。先程の八目の黒竜は、この亡骸を操るための、ただの鎧に過ぎなかったのだ。
「嘘…でしょう…?」
エリアナの声が、絶望に震える。
「ドラゴン…本物の、ドラゴンだと…?」
ユリウスは、書物でしか見たことのない、伝説そのものの存在を前に、ただ呆然と立ち尽くす。
レンは、乾いた笑みを浮かべるでもなく、ただその顔から血の気を失い、目の前の光景を凝視していた。
朽ちたドラゴンは、ゆっくりと、その巨大な頭蓋骨を上げた。
そして、空っぽのはずの眼窩に、死そのものを凝縮したかのような、禍々しい紫色の光が、二つ、灯った。
仲間たちが、その圧倒的な存在感を前に、絶望に支配されかける中、ルシアンは、ただ一人、光の剣を構え直した。
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