星を継ぐ少年 ~祈りを受け継ぎし救世主、星命創造の力で世界を変え、星の危機に挑む~

cocososho

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立国篇

第五十五話:血と金の円舞曲(ワルツ)

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リベラポリス最大手と謳われる、イーグル商会。その会頭室は、金と権力の匂いで満ちていた。
「――以上だ。今回の地下闘技大会、優勝賞金は一億ゴールドとする」

会頭であるヴァルガスの言葉に、居並ぶ商会の幹部たちが息を呑んだ。
「か、会頭…! 従来の十倍の規模ではございませんか! さすがに、賞金だけで一億は、採算が…」

「案ずるな」
ヴァルガスは、指を二本立てる。
「この街の富裕層は、刺激に飢えている。賞金が一億となれば、賭けに動く金は最低でも二十億は超えるだろう」
彼は、まるで簡単な計算でもするかのように、こともなげに続けた。
「賭場に参加するのは、選りすぐりの資産家百名。一人あたり、平均十口は賭けるだろう。一口二百万ゴールドとして、総賭け金は二十億。そこから、我らが手数料として三割を頂く。それだけで六億だ」

一人の幹部が、なおも食い下がる。「しかし会頭、それほど手数料を取られては、賭けの妙味がなくなり、客足が遠のくのでは?オッズも低くなりましょう」

その言葉に、ヴァルガスは心底愉快そうに笑った。
「素人めが。オッズとは何だ? 我々が身銭を切って支払うものではない。客同士が奪い合う、残りの十四億を、どう分配するかの指標に過ぎんのだよ。賭け金が偏ればオッズは下がり、意外な者が勝てば跳ね上がる。人気の選手でも1.5倍、誰も見向きもしない穴馬なら10倍にもなる。その熱狂こそが、奴らをさらに熱くさせる。我らの取り分である六億は、オッズがどうなろうと、決して揺るがん」
彼は、葉巻に火をつけ、紫煙をくゆらせた。
「賞金の一億など、客を熱狂させるための、ただの撒き餌よ」

その、狡猾な収支計算に、幹部たちはもはや反論の言葉もなく、ただ畏敬の念を込めて頭を垂れるしかなかった。



会頭室の地下にある、牢獄というにはあまりにも豪華な一室で、ヴァルガスは一人の男と向き合っていた。
男の名は、グレイ。今回の闘技大会の「目玉」であり、優勝者と最後に戦うために雇われた、最強の傭兵。

彼は、元帝国軍近衛戦士長。先のグリフォンの砦の戦いでは、ダリウス将軍の直属部隊にいた。
あの日の光景が、今も彼の脳裏に焼き付いて離れない。天から降り注いだ、絶対的な光の奔流。悲鳴を上げる間もなく、司令部も、帝国の切り札であったはずの魔導兵器も、全てが蒸発した。運良く、その直撃を免れた彼は、あまりの衝撃と恐怖に我を忘れ、ただひたすら逃げた。
その後、傭兵として各地を転々としていたところを、その圧倒的な実力を見込んだイーグル商会にスカウトされたのだ。ヴァルガスは、彼の力を確かめるために、商会が飼っている戦闘用のワイバーンと戦わせたが、グレイはそれをこともなげに一刀のもとに斬り伏せてみせた。

「お主の腕は、クロスロードの金級冒険者など比較にならん。素晴らしいものだ」
ヴァルガスの賛辞に、グレイは、虚ろな目で答えた。
「…フッ。数ヶ月前の俺なら、同じことを言っただろうな」

「ほう?」

「世の中には、人間の域を超えた奴らもいるということだ」
彼は、実際に目にはしていないが、肌で感じたあの戦場の、神話のような一撃を思い出す。「あれは、もはや災害だ」
「よく分からんな。お前が、直接負けたとでも言うのか?」
「さあな。実際に目の前にすれば、どうなることか。…だが、俺は『人間』には負けんよ」
「それで十分だ」
ヴァルガスは、満足げに頷いた。

(まあ、最悪、この男が負けても、この大会自体の収益には全く問題ない。だが、このクラスの実力者はそうはいないからな。今後も、継続して大会で稼いでもらうとしよう。念のため、例の『薬』も用意しておくか。どうせ傭兵だ、命に多少影響があっても、我が商会の利益には代えられん)

ヴァルガスは、内心でほくそ笑みながら、その場を後にした。



大会当日。リベラポリスの地下に、これほどの巨大な空間が広がっているとは、誰が想像できただろうか。
すり鉢状の観客席は、千人を超えるであろう人々で埋め尽くされ、その熱気と喧騒が渦を巻いている。特に、上層に設けられた貴賓席には、見るからに裕福な資産家や商人たちが、ワイングラスを片手に、これから始まる真剣勝負を品定めするように見下ろしていた。

「聞いたか? 今回の大会、イーグル商会のヴァルガス会頭は相当な自信らしい」
「ああ。なんでも、とんでもない腕利きの傭兵をスカウトしたとか。あれが、今回の目玉というわけだ」
「優勝賞金も一億ゴールドとは、気前がいい。それだけ、今回の興行は儲かるということだろうな」

闘技場の中心に、今大会の参加者たちが集められる。屈強な鎧に身を包んだ男、両手に歪な刃を持つ目つきのおかしい狂人、騎士のような立ち振る舞いを見せる者、そして、静かながらも達人の風格を漂わせる五十代ほどの剣士。いずれも、それぞれの街で腕自慢とされてきたであろう猛者たちが、四十名ほど集結していた。

主催者であるイーグル商会の幹部が、尊大な態度で大会形式を説明する。
「これより、一次予選を開始する! 参加者は十名ずつの四グループに分かれ、バトルロイヤルを行ってもらう! 各組、勝ち残れるのは四名のみ! 明日の決勝トーナメントに進出するのは、十六名だ!」
「そして、トーナメントを勝ち抜いた、ただ一人の優勝者には、我らが会頭が用意した最強の戦士との、最終決戦に挑む権利が与えられる! それに勝利した者こそが、真のチャンピオン! 賞金一億ゴールドを手にするのだ!」

その宣言に、猛者たちの間から、地鳴りのような雄叫びと歓声が上がった。
「腕が鳴るぜ!」「一億は俺のもんだ!」
誰もが、己の力を証明し、莫大な富を掴むことを夢見ていた。

説明が終わると、参加者たちは用意された箱から札を引き、それぞれの組へと分けられていった。
ルシアンはD組、エリアナはB組、レンはC組。三人は、別々のグループに分けられた。

控室に戻ると、ルシアンたち三人は、他の参加者たちから、あからさまな侮蔑と憐れみの視線を向けられた。
「おいおい、ガキの遊び場じゃねえぞ」
「何か間違って来たんじゃねえか? あのお嬢ちゃんたち」
「もうビビって、リタイアの相談でもしてんじゃねえか、あれ?」
「今のうちに逃げ出した方が、身のためだぜ」

しかし、三人はその下卑た声を意にも介さず、自分たちの作戦会議を始めていた。
「この大会、まずは体術だけで戦おう」
ルシアンの提案に、エリアナとレンが同時に「え?」と聞き返す。
「魔法は使わないの?」

「ああ。俺たちが思っている以上に、俺たちは強くなっている。手加減も難しいだろう。まずは、相手のレベルを、直接肌で感じてみよう」
レンは、その言葉に静かに頷いた。「分かりました。ですが、少し気分を害する要因が多いので、力が入りすぎてしまうかもしれませんね」
「そ、そうだね…」と、エリアナも同意する。

「戦場で感じたけど、本気でやったら、人なんて、こう、ジュッて…」
「だから、だ」と、ルシアンは二人をなだめる。

「俺たちは実力を証明しに来ただけで、誰かを傷つけたいわけじゃない」

「「わかった(わ)」」

その時、闘技場全体に、銅鑼の音が鳴り響いた。

「これより、Aグループの試合を開始する!」



銅鑼の音と共に、Aグループの試合が始まった!

闘技エリアに解き放かれた十人の男たちが、互いの実力と腹を探り合いながら、牽制を繰り返す。やがて、痺れを切らした一人が雄叫びを上げて突撃したのを皮切りに、凄まじい乱戦が始まった。剣と剣がぶつかり合う甲高い音、鈍い打撃音、そして観客の熱狂的な歓声。それは、まさに血と金が渦巻く、リベラポリスの縮図だった。
熟練の傭兵と見られる男が二人を巧みにいなし戦闘不能に追い込むと、別の場所ではスキンヘッドの巨漢が、力任せに相手を壁に叩きつけている。

やがて乱戦は終わり、勝ち残ったのは、下馬評通り、達人風の剣士とスキンヘッドの巨漢、そして二人のベテラン傭兵だった。
貴賓席の資産家たちは、その順当な結果に、ある者は安堵のため息をつき、ある者は「つまらん」と舌打ちをしながら、召使いに新たなワインを注がせていた。

次に、Bグループの選手たちが闘技場へと入場した。

その中に、場違いなほど可憐なエリアナの姿を見つけると、観客席からどよめきと、そして嘲笑が沸き起こる。
彼女のオッズは、勝ち残る可能性が最も低いとされる10倍。貴賓席の商人たちが、面白そうに囁き合っていた。

「ふむ。銀級冒険者か。あの歳で、女ということを考えれば、確かに逸材ではあろう。だが、ここは場所が違う。なぜ出てきたのやら」「まあ、すぐに降参するしかないだろうな。良い見世物だ」


「試合開始!」
主催者の声が、闘技場に響き渡った。


(無駄に体力を使う必要もないわね)
エリアナは、自分から動こうとはしない。まずは、他の者たちが潰し合うのを、冷静に観察することにした。

そんな彼女の姿を、安牌と見たのだろう。一人の大柄な戦士が、ニヤリと下品な笑みを浮かべて襲いかかってきた。
「すまんな、お嬢ちゃん! さっさと退場してもらうぞ!」
戦士が、その大剣を振り上げた、次の瞬間。彼の目の前から、エリアナの姿が消えていた。
「…あ?」
戦士は、どこに行ったのかと周囲を見回す。だが、その背後に、いつの間にかエリアナが立っていることに、彼は気づかない。
(遅い…)
エリアナは、その首筋に、トン、と軽く手刀を当てる。戦士は、白目を剥くと、そのまま前のめりに倒れ、気絶した。

側から見れば、それはまるで、戦士が勢い余って勝手に転倒したかのようにしか見えなかった。貴賓席からは、下品な笑い声が上がる。
「なんだ、あれは! ハハッ、少女相手に緊張して、勝手に転んだぞ!」

闘技場の上には、残り七人の表示。

今度は、二人の男が、挟み撃ちにするように、同時にエリアナへと襲いかかった。
「運良く残っているようだが、終わりだ!」「手加減しねえって言っただろ!」

エリアナは、ただ静かに、二人の動きを見つめていた。

そして、二人がすれ違う、まさにその瞬間。彼女は、コマのようにくるりと回転した。
次の瞬間、二人は同士討ちのような形で、互いの武器で互いを殴りつけ、二人同時に意識を失っていた。バタン、と重い音を立てて、二人が倒れる。

「あの女、すげえ運が良いな!」「全部、相手が勝手に倒れていくぞ!」
観客は、もはや彼女を実力者としてではなく、何か得体の知れない「幸運」の持ち主として見始めていた。

闘技場の上には、残り五人。その時、反対側のサイドで、狂気を漂わせる細身の男が、最後の一人を締め落とした。


「試合終了!」


主催者の声が響き渡る。Bグループの勝ち抜けは、エリアナ、狂気の男、そして残った二人の戦士に決まった。
貴賓席では、予想外の結果にどよめきが起きていた。
「馬鹿な! あの小娘が残っただと!?」「くそっ、賭け金をドブに捨てたわ!」「ははは! 見ろ、私は遊びであの小娘に賭けておいたのだ! まさか、本当に残るとはな!」

控室に戻ったエリアナは、ルシアンとレンの元へ駆け寄ると、少しだけ頬を膨らませて言った。
「うーん…。これ、みんな本気でやってるのかな?」
その、あまりにも純粋な感想に、ルシアンは「それが、彼らの現実なんだ」と静かに答える。

「次は、私の番ですか」

レンが、静かに立ち上がった。
「レン! 怒っちゃダメだよ!」
「私が怒るのは、私と同等の存在以上だけです」
レンは、そう言うと、ルシアンにだけ分かるように、悪戯っぽく微笑んでみせた。


「行ってきます」


その笑みに、エリアナは、逆にぞくりと背筋が寒くなるのを感じていた。
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