15 / 17
告白
しおりを挟む
生徒会室の空気は静かだった。
ほぼ告白のようなものを言ってもらったからこそなんて言ったらいいのかわからなかった。
どこか気まずさがあって、告白をしてしまおうと思って会長を呼んでみる。
「あの、会長…」
「しろちゃん、俺に言わせて。」
顔をあげると会長が真剣な目をしながら私のことを見ていた。
少し恥ずかしくなって耳が熱くなる感覚がする。
「…しろちゃんのことが好き。一緒にいて欲しいから付き合ってくれませんか?」
いつもの会長からは考えられないくらい、真剣な言葉で告白された。
「未来とか気にしなくていいですし、私でいいんですか?」
「未来とかじゃなくて、しろちゃんがいい。しろちゃんと一緒にいたい。」
「…不束者ですが、よろしくお願いします。」
「ほんと!?やったー!」
断る理由がなかったし、会長だったら一緒にいて安心できると思い告白を受けた。
「ゆうちゃんに報告しなきゃ!」
「確かにそうですね。キューピッドは結城くんですから。」
会長は徐にスマホを取り出し結城くんに連絡をしていた。
「でさ、恋人になったんだから会長じゃなくて名前呼んでよ。」
「名前ですか…」
「そう。呼べるでしょ?」
「…和樹…くん?」
「あ、やばいわ。破壊力しかない。」
私は2年間の片思いが結ばれ、未来に対しての不安もなくなった。
全部結城くんのおかげだと思う。
うまくお礼が言えていないから次に会ったときにちゃんとお礼を言おうと思う。
「ゆうちゃんから返信きた!」
『会長、白石先輩、僕の分までお幸せに!』
「結城くんらしいメッセージですね。」
祝福をしてくれたことを嬉しく思いながらもどこか心に引っかかった。
なぜ僕の分までと言ったのだろう。
会長…和樹くんは気にしていないようだったから深追いはやめた。
ほぼ告白のようなものを言ってもらったからこそなんて言ったらいいのかわからなかった。
どこか気まずさがあって、告白をしてしまおうと思って会長を呼んでみる。
「あの、会長…」
「しろちゃん、俺に言わせて。」
顔をあげると会長が真剣な目をしながら私のことを見ていた。
少し恥ずかしくなって耳が熱くなる感覚がする。
「…しろちゃんのことが好き。一緒にいて欲しいから付き合ってくれませんか?」
いつもの会長からは考えられないくらい、真剣な言葉で告白された。
「未来とか気にしなくていいですし、私でいいんですか?」
「未来とかじゃなくて、しろちゃんがいい。しろちゃんと一緒にいたい。」
「…不束者ですが、よろしくお願いします。」
「ほんと!?やったー!」
断る理由がなかったし、会長だったら一緒にいて安心できると思い告白を受けた。
「ゆうちゃんに報告しなきゃ!」
「確かにそうですね。キューピッドは結城くんですから。」
会長は徐にスマホを取り出し結城くんに連絡をしていた。
「でさ、恋人になったんだから会長じゃなくて名前呼んでよ。」
「名前ですか…」
「そう。呼べるでしょ?」
「…和樹…くん?」
「あ、やばいわ。破壊力しかない。」
私は2年間の片思いが結ばれ、未来に対しての不安もなくなった。
全部結城くんのおかげだと思う。
うまくお礼が言えていないから次に会ったときにちゃんとお礼を言おうと思う。
「ゆうちゃんから返信きた!」
『会長、白石先輩、僕の分までお幸せに!』
「結城くんらしいメッセージですね。」
祝福をしてくれたことを嬉しく思いながらもどこか心に引っかかった。
なぜ僕の分までと言ったのだろう。
会長…和樹くんは気にしていないようだったから深追いはやめた。
0
あなたにおすすめの小説
後宮なりきり夫婦録
石田空
キャラ文芸
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
僕らの10パーセントは無限大
華子
青春
10%の確率でしか未来を生きられない少女と
過去に辛い経験をしたことがある幼ななじみと
やたらとポジティブなホームレス
「あり得ない今を生きてるんだったら、あり得ない未来だってあるんじゃねえの?」
「そうやって、信じたいものを信じて生きる人生って、楽しいもんだよ」
もし、あたなら。
10パーセントの確率で訪れる幸せな未来と
90パーセントの確率で訪れる悲惨な未来。
そのどちらを信じますか。
***
心臓に病を患う和子(わこ)は、医者からアメリカでの手術を勧められるが、成功率10パーセントというあまりにも酷な現実に打ちひしがれ、渡米する勇気が出ずにいる。しかしこのまま日本にいても、死を待つだけ。
追い詰められた和子は、誰に何をされても気に食わない日々が続くが、そんな時出逢ったやたらとポジティブなホームレスに、段々と影響を受けていく。
幼ななじみの裕一にも支えられながら、彼女が前を向くまでの物語。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる