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4章
26話「盗賊の襲撃」
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「見えたわよ」
セフィアさんが半ば呆れながら指差した先には巨大な石造りの神殿があった。
それは小さなお城位の広さがあり、4階位の高さであり建物の形状は一般的な家と同じ四角形だった。
「ははは、こんなところに女の子が居る訳、す、すごい建物ですね!」
絶望の果てに幻覚でも見ているのだろうかと言いたくなるようなエリクさんだったけど、目的の建物を見た瞬間子どもの様にはしゃぎだし、駆け足で近付いた。
「ま、兎に角中に入りましょうか。って言いたいところだけど」
セフィアさんが神殿の手前に配置されている石の柱にナイフを投げ突き刺した。
「ひゃっひゃっひゃ、驚かせるんじゃねぇ!」
柱の陰から盗賊が姿を現した。
彼に続き続々と現れ、数は10人位か。
気が付けば俺達は周囲を囲まれている。
「牽制の攻撃しただけでわざわざ姿を見せるなんて面白い事してくれるわね」
「ぐえっへっへ。 新人のガキにチビに上玉の女が2人、げっへっへ、こいつぁ溜まらねぇ!」
盗賊は舌なめずりをして品定めをしている。
俺はルッカさんを庇える位置に付き魔法をいつでも発動させらせる準備をする。
「はぁ、どーせ僕はチビですよ。これでも165cmあるんですけどねぇ」
「エリク君の場合帽子含めてでしょ?」
セフィアさんがクスクスと笑いエリクさんを茶化した。
「お頭ぁ、こいつ等ずいぶんとあっしらを舐めてますぜ」
子分の1人が自分達に恐れる事無くふざけた態度を取る二人に怒りを感じている様だ。
「上等じゃねぇかぁ? この砂漠の岩虎団の恐ろしさを思い知らせてやるわ。なぁに、男は適当に殺して女共は適当に遊んでやった後売り飛ばしちまえ」
盗賊達が一斉に抜剣し、俺達に狙いを定めた。
「セフィアさん、どうします?」
「そうねぇ、出来る事なら命まで奪いたくないけどあいつ等何人も殺してそうなのよね」
「そうですね、悪党に情けを掛ける必要なんて有りませんよね。 僕は気が進みませんが」
つまり二人は盗賊団の命を奪うみたいだ。
俺としても気が進まないが、やらなきゃ自分がやられる以上仕方が無いかも知れない。
「ちょ、え? わ、私!?」
ルッカさんが頭を抱えうずくまった。
どういう事だ?
「ボウヤ、お嬢ちゃんを守って頂戴。 人を殺す事を想像して精神が保てなくなってるわ」
セフィアさんは盗賊に狙いを定めクロスボウを1射。
「なんだぁ? こんなちっぽけな矢はぁ?」
被弾した盗賊は、少しだけ顔を歪ませるが、大して痛く無かった事に余裕の表情に戻す。
「セリカちゃんだっけ? アンタはあの娘みたいに魔法防御力無いわよね」
セフィアさんが不敵に笑う。
「なーに言ってんだぁ? 俺達に恐れをなしてつよが」
矢を受けた盗賊が全ての言葉を言い終わる前に目を見開き口元を抑えうずくまった。
3秒後、全身を痙攣させ口から泡を吹きだした後、事切れた。
「やだ? 私はレンジャーよ? 装備で分からないかしら? ちょっと即効性の高い毒を塗った矢を刺してあげただけよ」
セフィアさんは、ウィンクを見せ自分の背後から奇襲を仕掛けようとした盗賊に対し背面撃ちをし矢を直撃させた。
この盗賊も同じく毒によって死んだ。
「やりますね。さっ、盗賊の皆さん? 炎か氷か雷か風か地かどれで死にたいですか? リクエストに応えますよ」
エリクさんは邪悪な笑みを浮かべながら魔法を完成させた。
「な、なめんじゃねぇこのチビ!」
盗賊3人がエリクさんに攻撃を仕掛けた。
「はぁ、僕の質問に答えて下さいよ。 折角苦しまないで死ぬチャンスを与えたんですけど」
エリクさんは飛翔の術を使い5M程の高度を確保し、盗賊の真上を取る。
「くそっ! 生意気な!」
盗賊達はナイフを取り出し空中に居るエリクさんに狙いを定めた。
「僕の方が早いんですけどね」
エリクさんはニッっと笑うと目下にいる盗賊達に1発ずつ炎の魔法を放った。
俺が見る限り、威力を下げている様に見える。
「ぐわあああっあづいぃぃぃ!」
エリクさんの魔法は、盗賊に当たると彼等を火だるまにした。
盗賊達は身体にまとわりつく炎を消そうと必死になって地面を転がり出す。
「僕の炎はその程度じゃ消えませんよ」
エリクさんはストンと地面に着地した。
「エリク君もやるじゃない?」
「フフッ僕だってSランクですよ、この程度任せて下さいよ」
いつに無くエリクさんがカッコよく見える。
エリクさんの言葉を聞いた残りの盗賊が目を見開き、
「ななななな、なんだって! どうしてSランクの野郎がこんな所に!?」
「日焼けしたかったじゃダメかしら?」
セフィアさんが、盗賊の眉間に向けボウガンを1射。
矢を受けた盗賊は、立ったまま身動き1つ取る事すら出来なくなった。
これは、麻痺矢だろうか?
「成る程、このまま砂漠の炎天下で放置して脱水症状させるのですか。流石セフィアさんですね」
「砂漠だからねぇ、夜凍死する事もあり得るわ」
残った盗賊達に言い聞かせる様に言う。
「ききき、聞いてねぇぞ! ここの魔物はCランクの冒険者が討伐する程度じゃねぇかぁぁぁッ! 俺達はそいつ等からかっぱいでただけなのにっ」
「運が悪かったんじゃないですか? セフィアさんの案僕も採用しますよ」
エリクさんは『岩牢獄(ストーンプリズン)』を盗賊に向け放った。
生き残っている盗賊1人の周囲に岩石の壁が現われ彼の逃げ道を完全にふさいだ。
「大丈夫ですよ、上下左右2Mの空間は残しましたから寝る事は出来ますよ」
「わ、わわわわわ、ああああーーーーっ」
生き残った子分の2人が背中を向け逃げ出した。
「言い忘れたけど私もSランクなのよね。この状況で逃げる獲物を逃す訳無いじゃない」
セフィアさんは尻尾を巻いて逃げる盗賊に対しそれぞれ毒矢を当て絶命させた。
「お、俺が悪かったぁぁぁぁぁっ、い、命だけは御許しをーーーーっ」
たった一人残った親分が地面に這いつくばり頭をこすりつけて許しを請う。
「だってさ、エリク君」
「ははは、どうせ僕達が許した瞬間闇討ちするんでしょ」
「そそそ、そんな事御座いませぬ。砂漠の岩虎団の名に誓ってそんな悪事致しませぬ」
「そうねぇ?私はアナタが何人の人間を殺して何人の女性を売り飛ばしたかの情報位は知っているのよね。ごめんなさいね、悪党は沢山居る世の中だからアナタに手を回すのが遅れてね」
「その辺難しいんですよね、僕達が悪党を狩り尽くしちゃうとBランク位の冒険者の稼ぎを奪っちゃいますし」
「そうそう。だからって今回みたく目の前に居て見逃すのは違うわね」
エリクさんとセフィアさんからはねっとりとした恨みを感じる。
セフィアさんが半ば呆れながら指差した先には巨大な石造りの神殿があった。
それは小さなお城位の広さがあり、4階位の高さであり建物の形状は一般的な家と同じ四角形だった。
「ははは、こんなところに女の子が居る訳、す、すごい建物ですね!」
絶望の果てに幻覚でも見ているのだろうかと言いたくなるようなエリクさんだったけど、目的の建物を見た瞬間子どもの様にはしゃぎだし、駆け足で近付いた。
「ま、兎に角中に入りましょうか。って言いたいところだけど」
セフィアさんが神殿の手前に配置されている石の柱にナイフを投げ突き刺した。
「ひゃっひゃっひゃ、驚かせるんじゃねぇ!」
柱の陰から盗賊が姿を現した。
彼に続き続々と現れ、数は10人位か。
気が付けば俺達は周囲を囲まれている。
「牽制の攻撃しただけでわざわざ姿を見せるなんて面白い事してくれるわね」
「ぐえっへっへ。 新人のガキにチビに上玉の女が2人、げっへっへ、こいつぁ溜まらねぇ!」
盗賊は舌なめずりをして品定めをしている。
俺はルッカさんを庇える位置に付き魔法をいつでも発動させらせる準備をする。
「はぁ、どーせ僕はチビですよ。これでも165cmあるんですけどねぇ」
「エリク君の場合帽子含めてでしょ?」
セフィアさんがクスクスと笑いエリクさんを茶化した。
「お頭ぁ、こいつ等ずいぶんとあっしらを舐めてますぜ」
子分の1人が自分達に恐れる事無くふざけた態度を取る二人に怒りを感じている様だ。
「上等じゃねぇかぁ? この砂漠の岩虎団の恐ろしさを思い知らせてやるわ。なぁに、男は適当に殺して女共は適当に遊んでやった後売り飛ばしちまえ」
盗賊達が一斉に抜剣し、俺達に狙いを定めた。
「セフィアさん、どうします?」
「そうねぇ、出来る事なら命まで奪いたくないけどあいつ等何人も殺してそうなのよね」
「そうですね、悪党に情けを掛ける必要なんて有りませんよね。 僕は気が進みませんが」
つまり二人は盗賊団の命を奪うみたいだ。
俺としても気が進まないが、やらなきゃ自分がやられる以上仕方が無いかも知れない。
「ちょ、え? わ、私!?」
ルッカさんが頭を抱えうずくまった。
どういう事だ?
「ボウヤ、お嬢ちゃんを守って頂戴。 人を殺す事を想像して精神が保てなくなってるわ」
セフィアさんは盗賊に狙いを定めクロスボウを1射。
「なんだぁ? こんなちっぽけな矢はぁ?」
被弾した盗賊は、少しだけ顔を歪ませるが、大して痛く無かった事に余裕の表情に戻す。
「セリカちゃんだっけ? アンタはあの娘みたいに魔法防御力無いわよね」
セフィアさんが不敵に笑う。
「なーに言ってんだぁ? 俺達に恐れをなしてつよが」
矢を受けた盗賊が全ての言葉を言い終わる前に目を見開き口元を抑えうずくまった。
3秒後、全身を痙攣させ口から泡を吹きだした後、事切れた。
「やだ? 私はレンジャーよ? 装備で分からないかしら? ちょっと即効性の高い毒を塗った矢を刺してあげただけよ」
セフィアさんは、ウィンクを見せ自分の背後から奇襲を仕掛けようとした盗賊に対し背面撃ちをし矢を直撃させた。
この盗賊も同じく毒によって死んだ。
「やりますね。さっ、盗賊の皆さん? 炎か氷か雷か風か地かどれで死にたいですか? リクエストに応えますよ」
エリクさんは邪悪な笑みを浮かべながら魔法を完成させた。
「な、なめんじゃねぇこのチビ!」
盗賊3人がエリクさんに攻撃を仕掛けた。
「はぁ、僕の質問に答えて下さいよ。 折角苦しまないで死ぬチャンスを与えたんですけど」
エリクさんは飛翔の術を使い5M程の高度を確保し、盗賊の真上を取る。
「くそっ! 生意気な!」
盗賊達はナイフを取り出し空中に居るエリクさんに狙いを定めた。
「僕の方が早いんですけどね」
エリクさんはニッっと笑うと目下にいる盗賊達に1発ずつ炎の魔法を放った。
俺が見る限り、威力を下げている様に見える。
「ぐわあああっあづいぃぃぃ!」
エリクさんの魔法は、盗賊に当たると彼等を火だるまにした。
盗賊達は身体にまとわりつく炎を消そうと必死になって地面を転がり出す。
「僕の炎はその程度じゃ消えませんよ」
エリクさんはストンと地面に着地した。
「エリク君もやるじゃない?」
「フフッ僕だってSランクですよ、この程度任せて下さいよ」
いつに無くエリクさんがカッコよく見える。
エリクさんの言葉を聞いた残りの盗賊が目を見開き、
「ななななな、なんだって! どうしてSランクの野郎がこんな所に!?」
「日焼けしたかったじゃダメかしら?」
セフィアさんが、盗賊の眉間に向けボウガンを1射。
矢を受けた盗賊は、立ったまま身動き1つ取る事すら出来なくなった。
これは、麻痺矢だろうか?
「成る程、このまま砂漠の炎天下で放置して脱水症状させるのですか。流石セフィアさんですね」
「砂漠だからねぇ、夜凍死する事もあり得るわ」
残った盗賊達に言い聞かせる様に言う。
「ききき、聞いてねぇぞ! ここの魔物はCランクの冒険者が討伐する程度じゃねぇかぁぁぁッ! 俺達はそいつ等からかっぱいでただけなのにっ」
「運が悪かったんじゃないですか? セフィアさんの案僕も採用しますよ」
エリクさんは『岩牢獄(ストーンプリズン)』を盗賊に向け放った。
生き残っている盗賊1人の周囲に岩石の壁が現われ彼の逃げ道を完全にふさいだ。
「大丈夫ですよ、上下左右2Mの空間は残しましたから寝る事は出来ますよ」
「わ、わわわわわ、ああああーーーーっ」
生き残った子分の2人が背中を向け逃げ出した。
「言い忘れたけど私もSランクなのよね。この状況で逃げる獲物を逃す訳無いじゃない」
セフィアさんは尻尾を巻いて逃げる盗賊に対しそれぞれ毒矢を当て絶命させた。
「お、俺が悪かったぁぁぁぁぁっ、い、命だけは御許しをーーーーっ」
たった一人残った親分が地面に這いつくばり頭をこすりつけて許しを請う。
「だってさ、エリク君」
「ははは、どうせ僕達が許した瞬間闇討ちするんでしょ」
「そそそ、そんな事御座いませぬ。砂漠の岩虎団の名に誓ってそんな悪事致しませぬ」
「そうねぇ?私はアナタが何人の人間を殺して何人の女性を売り飛ばしたかの情報位は知っているのよね。ごめんなさいね、悪党は沢山居る世の中だからアナタに手を回すのが遅れてね」
「その辺難しいんですよね、僕達が悪党を狩り尽くしちゃうとBランク位の冒険者の稼ぎを奪っちゃいますし」
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