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4章
28話「遺跡調査」
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「ねぇ~カイル~?」
だから何だよルッカさ。
「わ!? なになに、何だよ!? ルッカさん!?」
振り返ると、そこには先の光体を顎の下に移動させたルッカさんの姿があった。
おまっ、ふざけんな!
「へっへっへ、良い事見付けちゃった~♪」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら物凄く楽しそうにしているルッカさん。
「その辺にしておいたら?」
セフィアさんが呆れながら仲裁をした。
「す、すみません、カイルさんがあまりにもモテてるのが羨ましく思ってちょっと仕返ししちゃいました。 ま、まぁこういう事は稀に良くある事で、安全対策を怠った末路ですから気にしても仕方がありません」
人間の白骨死体を目の前にしても特に臆する事無く説明するエリクさんだ。
「エリク君の言う通りね、この人はレンジャーを連れずに宝箱の開錠をしたら罠に掛かって死んだみたい、そんな自業自得で死んだ人間の事を気にしても意味は無いわね」
セフィアさんの言った通り、白骨死体の周囲を眺めて見ると近くに開かれた宝箱が置かれていた。
残念ながら他の冒険者が罠を解除して回収したのか、中身は空っぽだった。
「時と場合によってはこの遺体から武器を拝借する必要もあります。今はもっと強力な武器がありますから良いのですが」
エリクさんの言い分は分かりますけど、剣にとりついた怨霊にたたられる気がするのですが。
「Dランク冒険者みたいね」
セフィアさんは、白骨死体が持っていた冒険者カードをそれとなく確認した。
「ある程度魔物も討伐し、実力も付き始めて少し調子に乗り始めた頃でしょうか? おそらく無鉄砲な方だったんですね、この人だってこんな結果になるって分かってここに来た訳ではないでしょうが」
「フフ、こういう事を教えるのもベテランの仕事よ」
セフィアさんは、まるで俺が考えている事を分かっているかの様に言った。
「回復薬も解毒薬も持っている形跡がないわ、これじゃ死にに来たものじゃない? 誰か忠告してくれる人は居なかったのかしら?」
「分かりません、この手の人達は例え冒険者ギルドの人達、ギルドメンバーの人達が忠告をして止め様としても聞き入れないと思います。逆に周りに止められるような無謀な冒険を成功させたことを悦とする人達も居ますから」
「そうなのよね、私達も過去の経験から命を落とすかもしれないと忠告は出来るけど、私は親で無ければそんな権限も無いから以上干渉する筋合いは無いのよ、忠告無視して突撃して生還されたらいよいよもって私達の話は聞かなくなる、けど、遅かれ早かれそういう冒険者は命を落とす事になるわ」
セフィアさんがルッカさんを見ながら言っている辺り、これは彼女に対しての忠告だろう。
「どうやらこの武器は鋼製ですね、武器を新調して有頂天になってここにやって来たのでしょう」
「そうみたいね、さっ行きましょ」
俺達は元冒険者に対して軽く黙祷を捧げると先へ進んだ。
「荒れてますね、恐らく魔物の仕業でしょう。昔はこの一帯も緑が溢れる大地だったみたいで、この神殿には毎日沢山の巡礼者が訪れていたみたいです」
確かに、俺が学校で勉強した歴史にもそうやって書いてあったっけ。
魔物の力のせいで徐々にこの辺りから緑が失われ、砂漠化が進んだって。
後は、ある日突然物凄い魔力を持つ鉱石が見つかり、それのせいって説もあったかな。
「あ、宝箱ねー?」
更に歩き続けたところで見つけた小部屋の奥にある宝箱をセフィアさんが見つけた。
「え?」
この遺跡って幾ら何でも色々な冒険者が探索してると思うから宝箱なんて今更残ってるとは思えないのだけど。
「ははは、いかにもって感じですね」
「そうねぇ? 魔物が擬態してるとか魔物含めた誰かが仕掛けた罠と考えるのが妥当な線ね、けれど金持ちの道楽で設置された可能性も僅かながらあるのよね」
やっぱそうだよね。
でも、金持ちの道楽で設置って面白いパターンもあるんだなぁ。
「確かに、レンジャーを目指す人を絶やさ無い為にも定期的に宝箱を配備している謎の組織の話は聞いた事ありますね」
「そ、罠と分かってても、もしかしたら宝物があるかもしれないってワクワク感が堪らないのよね~、で、明らかに初心冒険者用の宝箱って分かった瞬間そっと閉じるのも意外と楽しいのよね」
確かに、初心冒険者にとってのお宝ってセフィアさん達からしたら大した事無いモノだよなぁ。
「宝箱の開錠に失敗して爆発させちゃったけど、プリーストの防御魔法のお陰で助かった事もあったわね~あー懐かしい」
「ははは、その話、聞いた事あります」
随分お気楽に言ってくれるけど、それってプリーストが居なかったら死んでませんか?
うーん、セフィアさんみたいな性格だからこそレンジャーって職業が務まるのかもしれないなぁ。
そう言えば、ルッド君は宝物に関してどう考えてるんだろうか?
「じゃ、折角だし空けてみましょうか?」
「お任せします」
セフィアさんは、道具を取り出し宝箱の開錠を試みた。
「あーはいはい、これは空けた瞬間毒針が手に刺さる罠ねぇ、比較的簡単な罠だけどきっとさっきの冒険者はこれが毒針とすら気付かないでそのまま放置してたら毒が回ったのかもね」
セフィアさんの鮮やかな手捌きで宝箱の罠は解除された。
「はは、中身は切ない物ですね」
エリクさんが宝箱の中身を確認すると、そこには幾ばくかのお金が入っていた。
確かに俺からしたら数日分の食費になるけど、ここまで来て罠を解除して出て来た物にしてはショボイと思うのは否めない。
いや、本当はもっと入ってたけど、先に空けた人がご丁寧に罠を元に戻して少しだけお金を残してくれたのかもしれないけど、それはそれで嫌がらせ以外の何者でもないと思う。
「ま、宝箱なんてそんなものよ」
セフィアさんがフフッと笑って見せると宝箱のあった小部屋を後にし、神殿1階部分の調査を再開した。
「うーん、この神殿は中央にある大広間をベースとして、外周に小部屋が設置されている感じですね、その大広間の中央部分に少し大きめの柱があるのが少しだけ気になりますが」
エリクさんがそう言う通り、宝箱が安置されていた部屋と似た様な小部屋が幾つもあった。
それ等も同じ様に宝箱が安置されていたり、何も無い部屋だったり、俺達が今住んでる家に配備されている風呂場じゃないかと思うモノだったりと様々な小部屋があった。
「めぼしいモノは何もなかったわね」
「そうですね、まだ1階部分ですしそんなものでしょう」
「そうね、2階に行きましょう」
俺達は、階段を使い2階へと登った。
階段を登った先に俺達を待っていた物は特に何も無く、第一印象は1階とあまり変わらなかった。
「カイルさん、魔法を使う魔物と戦った事はありますか?」
「いえ、無いですけど」
「そうですか、それでは少し実戦経験を積んでみましょうか!」
と、エリクさんが言う。
遠くを見ると杖を装備した小柄の魔物が居た。
だが、先手必勝とルッカさんが突撃し俺もそれに続く。
ルッカさんの性格が幸いし、敵は魔法を使う間も無く一瞬で魔石へ変化した。
だから何だよルッカさ。
「わ!? なになに、何だよ!? ルッカさん!?」
振り返ると、そこには先の光体を顎の下に移動させたルッカさんの姿があった。
おまっ、ふざけんな!
「へっへっへ、良い事見付けちゃった~♪」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら物凄く楽しそうにしているルッカさん。
「その辺にしておいたら?」
セフィアさんが呆れながら仲裁をした。
「す、すみません、カイルさんがあまりにもモテてるのが羨ましく思ってちょっと仕返ししちゃいました。 ま、まぁこういう事は稀に良くある事で、安全対策を怠った末路ですから気にしても仕方がありません」
人間の白骨死体を目の前にしても特に臆する事無く説明するエリクさんだ。
「エリク君の言う通りね、この人はレンジャーを連れずに宝箱の開錠をしたら罠に掛かって死んだみたい、そんな自業自得で死んだ人間の事を気にしても意味は無いわね」
セフィアさんの言った通り、白骨死体の周囲を眺めて見ると近くに開かれた宝箱が置かれていた。
残念ながら他の冒険者が罠を解除して回収したのか、中身は空っぽだった。
「時と場合によってはこの遺体から武器を拝借する必要もあります。今はもっと強力な武器がありますから良いのですが」
エリクさんの言い分は分かりますけど、剣にとりついた怨霊にたたられる気がするのですが。
「Dランク冒険者みたいね」
セフィアさんは、白骨死体が持っていた冒険者カードをそれとなく確認した。
「ある程度魔物も討伐し、実力も付き始めて少し調子に乗り始めた頃でしょうか? おそらく無鉄砲な方だったんですね、この人だってこんな結果になるって分かってここに来た訳ではないでしょうが」
「フフ、こういう事を教えるのもベテランの仕事よ」
セフィアさんは、まるで俺が考えている事を分かっているかの様に言った。
「回復薬も解毒薬も持っている形跡がないわ、これじゃ死にに来たものじゃない? 誰か忠告してくれる人は居なかったのかしら?」
「分かりません、この手の人達は例え冒険者ギルドの人達、ギルドメンバーの人達が忠告をして止め様としても聞き入れないと思います。逆に周りに止められるような無謀な冒険を成功させたことを悦とする人達も居ますから」
「そうなのよね、私達も過去の経験から命を落とすかもしれないと忠告は出来るけど、私は親で無ければそんな権限も無いから以上干渉する筋合いは無いのよ、忠告無視して突撃して生還されたらいよいよもって私達の話は聞かなくなる、けど、遅かれ早かれそういう冒険者は命を落とす事になるわ」
セフィアさんがルッカさんを見ながら言っている辺り、これは彼女に対しての忠告だろう。
「どうやらこの武器は鋼製ですね、武器を新調して有頂天になってここにやって来たのでしょう」
「そうみたいね、さっ行きましょ」
俺達は元冒険者に対して軽く黙祷を捧げると先へ進んだ。
「荒れてますね、恐らく魔物の仕業でしょう。昔はこの一帯も緑が溢れる大地だったみたいで、この神殿には毎日沢山の巡礼者が訪れていたみたいです」
確かに、俺が学校で勉強した歴史にもそうやって書いてあったっけ。
魔物の力のせいで徐々にこの辺りから緑が失われ、砂漠化が進んだって。
後は、ある日突然物凄い魔力を持つ鉱石が見つかり、それのせいって説もあったかな。
「あ、宝箱ねー?」
更に歩き続けたところで見つけた小部屋の奥にある宝箱をセフィアさんが見つけた。
「え?」
この遺跡って幾ら何でも色々な冒険者が探索してると思うから宝箱なんて今更残ってるとは思えないのだけど。
「ははは、いかにもって感じですね」
「そうねぇ? 魔物が擬態してるとか魔物含めた誰かが仕掛けた罠と考えるのが妥当な線ね、けれど金持ちの道楽で設置された可能性も僅かながらあるのよね」
やっぱそうだよね。
でも、金持ちの道楽で設置って面白いパターンもあるんだなぁ。
「確かに、レンジャーを目指す人を絶やさ無い為にも定期的に宝箱を配備している謎の組織の話は聞いた事ありますね」
「そ、罠と分かってても、もしかしたら宝物があるかもしれないってワクワク感が堪らないのよね~、で、明らかに初心冒険者用の宝箱って分かった瞬間そっと閉じるのも意外と楽しいのよね」
確かに、初心冒険者にとってのお宝ってセフィアさん達からしたら大した事無いモノだよなぁ。
「宝箱の開錠に失敗して爆発させちゃったけど、プリーストの防御魔法のお陰で助かった事もあったわね~あー懐かしい」
「ははは、その話、聞いた事あります」
随分お気楽に言ってくれるけど、それってプリーストが居なかったら死んでませんか?
うーん、セフィアさんみたいな性格だからこそレンジャーって職業が務まるのかもしれないなぁ。
そう言えば、ルッド君は宝物に関してどう考えてるんだろうか?
「じゃ、折角だし空けてみましょうか?」
「お任せします」
セフィアさんは、道具を取り出し宝箱の開錠を試みた。
「あーはいはい、これは空けた瞬間毒針が手に刺さる罠ねぇ、比較的簡単な罠だけどきっとさっきの冒険者はこれが毒針とすら気付かないでそのまま放置してたら毒が回ったのかもね」
セフィアさんの鮮やかな手捌きで宝箱の罠は解除された。
「はは、中身は切ない物ですね」
エリクさんが宝箱の中身を確認すると、そこには幾ばくかのお金が入っていた。
確かに俺からしたら数日分の食費になるけど、ここまで来て罠を解除して出て来た物にしてはショボイと思うのは否めない。
いや、本当はもっと入ってたけど、先に空けた人がご丁寧に罠を元に戻して少しだけお金を残してくれたのかもしれないけど、それはそれで嫌がらせ以外の何者でもないと思う。
「ま、宝箱なんてそんなものよ」
セフィアさんがフフッと笑って見せると宝箱のあった小部屋を後にし、神殿1階部分の調査を再開した。
「うーん、この神殿は中央にある大広間をベースとして、外周に小部屋が設置されている感じですね、その大広間の中央部分に少し大きめの柱があるのが少しだけ気になりますが」
エリクさんがそう言う通り、宝箱が安置されていた部屋と似た様な小部屋が幾つもあった。
それ等も同じ様に宝箱が安置されていたり、何も無い部屋だったり、俺達が今住んでる家に配備されている風呂場じゃないかと思うモノだったりと様々な小部屋があった。
「めぼしいモノは何もなかったわね」
「そうですね、まだ1階部分ですしそんなものでしょう」
「そうね、2階に行きましょう」
俺達は、階段を使い2階へと登った。
階段を登った先に俺達を待っていた物は特に何も無く、第一印象は1階とあまり変わらなかった。
「カイルさん、魔法を使う魔物と戦った事はありますか?」
「いえ、無いですけど」
「そうですか、それでは少し実戦経験を積んでみましょうか!」
と、エリクさんが言う。
遠くを見ると杖を装備した小柄の魔物が居た。
だが、先手必勝とルッカさんが突撃し俺もそれに続く。
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