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月村
旅の記録29 夕食
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「えっと・・・では、『生きる象徴』チームと『氷炎の勇者』チームの受付を承りました。優勝を目指して頑張ってください」
目の前の二人が本物の有名人に困っている受付の人。そして、息が上がっている三人。組み合わせは全員が思っている通り、『生きる象徴』は魔王とシルヴィ、『氷炎の勇者』は日向と勇者だった。初めてちゃんと互いの心をしった状態の戦いで日向はいつも以上に興奮していた。
「さて、明日は早いので宿を探しますよ」
シルヴィは受付が終わるとその場をササッと次の事に移動した。前とあった時と随分違うから三人は困っていたが分かることは戦い前で少し緊張していることだけだった。
無言でシルヴィに付いていくと元々分かってたかのように値段が手頃で大会出る人限定のサービスがある宿に着いた。
「シルヴィ様、元々ここを知っているの?」
「はい。この大会も数回出場しています」
「敬語禁止な事、忘れていないよね?」
日向は笑顔でシルヴィの目の前に杖を出しいつでも魔法を撃てる準備をしていた
「あ、いや~、忘れているわけないよ」
苦笑いで誤魔化しているシルヴィは日向の受け答えしながらも宿の手続きを終えていた。手際の良さに少し引いている魔王は何とも言えぬ顔になっていた。
「さて、もう少しルールって言うよりも警戒人物に対しての情報かな」
部屋の鍵を渡されそのままススッと鍵を開け中に入った瞬間リュックを下ろしベッドに寝転びながら補足説明をした
「ふぅ・・・で、その警戒チームとは『月と太陽』ですね。ここの月村にいる人で、優勝経験のある強者です。確か今回の大会が5年ぶりの出場だったかな?」
「あれ?ここの住民なら毎年出れるんじゃないのか?」
何か理由あるのは分かっているが聞かずには入れなかった魔王の質問にシルヴィはムックリと起き上がり言った。
「ここの住民のルールで一度出場して優勝以外しなかったらその翌年は出れなくしかも、ここの村の予選で勝ち残らなければいけないのです。それで彼女らは5年間出れなかったのです」
っと無双を防ぐような使用に驚いている彼女らは驚いていない彼の事を見た。
「それぐらいは知っていたからな?一応故郷に近いんだから。大会の事は知らなかったから意味が分からなかったけど・・・」
「あ、ここの近くなんですか。まぁ、今はそれは置いといて」
もう一度ベッドに寝転ぶとその場をコロコロ転がり、そのまま枕に顔を疼くめた。
「あひらははやいのれわらひはねます」
その言葉を最後にシルヴィはその場からピクリとも動かなくなった。
その後は自由行動になり、日向は夕食に、魔王はお風呂へ、そして彼はある所へ
「店主、これくれませんか?」
「あいよ。サイズはどうしますか?」
「1番小さいので」
彼は店主に高級そうな箱に入れてもらい綺麗に包装してもらうと金額5枚渡しその店を出ていった。
彼が部屋に入ると髪を団子に結んでいる魔王と何かの本を読んでいる日向がいた。
「おかえりなさい」
「どこいっておったんじゃ?」
「ちょっとな。日向、時間あるか?」
「あるけど、どうしたの?」
日向は読んでいた本に栞をはさみ閉じると彼のそばに寄った。
「あ、そういや晩御飯まだじゃったな。儂は行ってくるからお主ら二人で楽しんでおくれ」
「魔王に気を使われたな・・・」
「そうだね・・・」
魔王の気遣いに感謝しながら彼は紙袋から包装紙に包まれた小さな箱を出し、日向に差し出した。
「開けていいの?」
彼は小さく頷くと日向は目を輝かしながら丁寧に包装紙を破っていった。中身は分かっているがそれでも楽しみにしている日向はやっぱり可愛かった。そして、遂に箱を開けるとそこに入っていたのは日向の指に合うような小さな淡い紫色した指輪が入っていた。
「これは?」
「ここの月村の名産月の欠片から作られた指輪で、そして日向の結婚指輪でもある」
彼は箱に入っていた指輪を取り出すと日向の左薬指にそっとはめ込んだ。日向はそれを天井に向けて手を上げて、眺めた。
「綺麗なのだ。ありがとうなのだ」
「喜んで貰えて何よりだ」
日向の笑顔に彼は少し頬を赤くし、それを見た日向はつい笑ってしまった。そして、イタズラ心に・・・
「どれぐらい私可愛いの?」
その言葉に彼は少し詰まると勇気を出して言い出した。
「この世の一番だ」
「は、はぅ~・・・。それはダメなのだ。ずるいのだ」
顔を手で覆い隠し恥ずかしがってないようにしているが耳までは隠せてず真っ赤になっていた。そんな日向の頭を撫でると余計日向は耳を赤くし体全体で顔を隠した。
(いつまで夫婦漫才続くのじゃ?流石に閉まるから儂だけで行くかの)
扉の外で日向と彼を待っていた魔王。本当は一人で行くのが嫌だったから待っていて何やかんや言い訳を付けて行こうとしたが本当に夕飯の終わる時間だったから諦めて一人で行くことにした。
「えっと・・・あの、その勇者さん?」
「何だ?」
未だに恥ずかしがりながらも言うことを言わないといけないと思った日向は頑張って彼の目を見た・・・が、余計顔を赤くしてしまった。結局下を向きながらだが、言うことにした。
「これ・・・少し小さいよ?」
「え?」
言われて見ればそうだった。第二関節まで指輪がはまっておらずその手前で止まっていた。
「でも、大丈夫よ。鉄は炎で広げる事が出来るから」
っと言うと日向は少し弱めの炎で貰った指輪を温め始めた。温め始めて30分・・・
「これでいいね。後は冷やせば形は固定されるから」
指輪の周りに行くと少しひんやりと寒い風が吹いており冷やしているのがわかった。そして、彼が思ったことは日向の作業を見ていると実質職人をしても問題ないレベルだった。途中で炎の威力を調整して溶けすぎないようにしたりと・・・本当に昔、炎が使えなかったのか不思議に思うぐらい慣れた手つきだった。
「元々、私は魔力の調整だけは一位と思っていたからあれぐらいは簡単なのよ」
「今、僕の思考を読んだか?」
「そんな顔をしていたから説明しただけよ」
『いや、どんな顔だよ!』って言いたいのをグッと堪え(本当は言い負かされるのが嫌だっただけ)夕食を取ろうとしたが時間を見ると・・・
「あ・・・」
「ん?あ、もう閉まっているね。私の手作りでいいなら今すぐ簡単な物作るよ?」
「頼みます・・・」
日向と話していて夕食の時間を逃す自分がみっともなく、だが、日向の手作りを食べれるから結果的に話していたのが良かったと思った彼は少しウキウキとしながら待っていた。
そして、完成したのは野菜のソテーだった。しかも、二人前。
「魔力使ったから私もお腹減っちゃった。だから一緒に食べよ」
日向は可愛らしく舌を出しウィンクをした。彼はお箸や取り皿など、日向は二人分のご飯を入れると二人っきり(寝ているシルヴィは放置しといて)時間を楽しんでいたとさ
(儂入りにくいんじゃが?)
たまたま帰ってきたタイミングが二人の時間だったから中々入ろうにも入れない魔王はその後、2時間弱外で待っていて寝落ちしている所に日向に見つけられたとさ
目の前の二人が本物の有名人に困っている受付の人。そして、息が上がっている三人。組み合わせは全員が思っている通り、『生きる象徴』は魔王とシルヴィ、『氷炎の勇者』は日向と勇者だった。初めてちゃんと互いの心をしった状態の戦いで日向はいつも以上に興奮していた。
「さて、明日は早いので宿を探しますよ」
シルヴィは受付が終わるとその場をササッと次の事に移動した。前とあった時と随分違うから三人は困っていたが分かることは戦い前で少し緊張していることだけだった。
無言でシルヴィに付いていくと元々分かってたかのように値段が手頃で大会出る人限定のサービスがある宿に着いた。
「シルヴィ様、元々ここを知っているの?」
「はい。この大会も数回出場しています」
「敬語禁止な事、忘れていないよね?」
日向は笑顔でシルヴィの目の前に杖を出しいつでも魔法を撃てる準備をしていた
「あ、いや~、忘れているわけないよ」
苦笑いで誤魔化しているシルヴィは日向の受け答えしながらも宿の手続きを終えていた。手際の良さに少し引いている魔王は何とも言えぬ顔になっていた。
「さて、もう少しルールって言うよりも警戒人物に対しての情報かな」
部屋の鍵を渡されそのままススッと鍵を開け中に入った瞬間リュックを下ろしベッドに寝転びながら補足説明をした
「ふぅ・・・で、その警戒チームとは『月と太陽』ですね。ここの月村にいる人で、優勝経験のある強者です。確か今回の大会が5年ぶりの出場だったかな?」
「あれ?ここの住民なら毎年出れるんじゃないのか?」
何か理由あるのは分かっているが聞かずには入れなかった魔王の質問にシルヴィはムックリと起き上がり言った。
「ここの住民のルールで一度出場して優勝以外しなかったらその翌年は出れなくしかも、ここの村の予選で勝ち残らなければいけないのです。それで彼女らは5年間出れなかったのです」
っと無双を防ぐような使用に驚いている彼女らは驚いていない彼の事を見た。
「それぐらいは知っていたからな?一応故郷に近いんだから。大会の事は知らなかったから意味が分からなかったけど・・・」
「あ、ここの近くなんですか。まぁ、今はそれは置いといて」
もう一度ベッドに寝転ぶとその場をコロコロ転がり、そのまま枕に顔を疼くめた。
「あひらははやいのれわらひはねます」
その言葉を最後にシルヴィはその場からピクリとも動かなくなった。
その後は自由行動になり、日向は夕食に、魔王はお風呂へ、そして彼はある所へ
「店主、これくれませんか?」
「あいよ。サイズはどうしますか?」
「1番小さいので」
彼は店主に高級そうな箱に入れてもらい綺麗に包装してもらうと金額5枚渡しその店を出ていった。
彼が部屋に入ると髪を団子に結んでいる魔王と何かの本を読んでいる日向がいた。
「おかえりなさい」
「どこいっておったんじゃ?」
「ちょっとな。日向、時間あるか?」
「あるけど、どうしたの?」
日向は読んでいた本に栞をはさみ閉じると彼のそばに寄った。
「あ、そういや晩御飯まだじゃったな。儂は行ってくるからお主ら二人で楽しんでおくれ」
「魔王に気を使われたな・・・」
「そうだね・・・」
魔王の気遣いに感謝しながら彼は紙袋から包装紙に包まれた小さな箱を出し、日向に差し出した。
「開けていいの?」
彼は小さく頷くと日向は目を輝かしながら丁寧に包装紙を破っていった。中身は分かっているがそれでも楽しみにしている日向はやっぱり可愛かった。そして、遂に箱を開けるとそこに入っていたのは日向の指に合うような小さな淡い紫色した指輪が入っていた。
「これは?」
「ここの月村の名産月の欠片から作られた指輪で、そして日向の結婚指輪でもある」
彼は箱に入っていた指輪を取り出すと日向の左薬指にそっとはめ込んだ。日向はそれを天井に向けて手を上げて、眺めた。
「綺麗なのだ。ありがとうなのだ」
「喜んで貰えて何よりだ」
日向の笑顔に彼は少し頬を赤くし、それを見た日向はつい笑ってしまった。そして、イタズラ心に・・・
「どれぐらい私可愛いの?」
その言葉に彼は少し詰まると勇気を出して言い出した。
「この世の一番だ」
「は、はぅ~・・・。それはダメなのだ。ずるいのだ」
顔を手で覆い隠し恥ずかしがってないようにしているが耳までは隠せてず真っ赤になっていた。そんな日向の頭を撫でると余計日向は耳を赤くし体全体で顔を隠した。
(いつまで夫婦漫才続くのじゃ?流石に閉まるから儂だけで行くかの)
扉の外で日向と彼を待っていた魔王。本当は一人で行くのが嫌だったから待っていて何やかんや言い訳を付けて行こうとしたが本当に夕飯の終わる時間だったから諦めて一人で行くことにした。
「えっと・・・あの、その勇者さん?」
「何だ?」
未だに恥ずかしがりながらも言うことを言わないといけないと思った日向は頑張って彼の目を見た・・・が、余計顔を赤くしてしまった。結局下を向きながらだが、言うことにした。
「これ・・・少し小さいよ?」
「え?」
言われて見ればそうだった。第二関節まで指輪がはまっておらずその手前で止まっていた。
「でも、大丈夫よ。鉄は炎で広げる事が出来るから」
っと言うと日向は少し弱めの炎で貰った指輪を温め始めた。温め始めて30分・・・
「これでいいね。後は冷やせば形は固定されるから」
指輪の周りに行くと少しひんやりと寒い風が吹いており冷やしているのがわかった。そして、彼が思ったことは日向の作業を見ていると実質職人をしても問題ないレベルだった。途中で炎の威力を調整して溶けすぎないようにしたりと・・・本当に昔、炎が使えなかったのか不思議に思うぐらい慣れた手つきだった。
「元々、私は魔力の調整だけは一位と思っていたからあれぐらいは簡単なのよ」
「今、僕の思考を読んだか?」
「そんな顔をしていたから説明しただけよ」
『いや、どんな顔だよ!』って言いたいのをグッと堪え(本当は言い負かされるのが嫌だっただけ)夕食を取ろうとしたが時間を見ると・・・
「あ・・・」
「ん?あ、もう閉まっているね。私の手作りでいいなら今すぐ簡単な物作るよ?」
「頼みます・・・」
日向と話していて夕食の時間を逃す自分がみっともなく、だが、日向の手作りを食べれるから結果的に話していたのが良かったと思った彼は少しウキウキとしながら待っていた。
そして、完成したのは野菜のソテーだった。しかも、二人前。
「魔力使ったから私もお腹減っちゃった。だから一緒に食べよ」
日向は可愛らしく舌を出しウィンクをした。彼はお箸や取り皿など、日向は二人分のご飯を入れると二人っきり(寝ているシルヴィは放置しといて)時間を楽しんでいたとさ
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