転性少女~異世界に逝っちゃった~

木元うずき

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9人組

天使のラン、悪魔のメイ

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ランが見たものは自分の背中にある真っ白な羽だった。まるで天使の羽みたいな純白の羽だった。
「これ・・・私の?」
「当たり前じゃない!」
状況が掴めないランはとりあえずいつもみたいに整理することにした。
(えっと・・・確か新しい固有スキルが目覚めてそのせいで羽が生えた。それでメイがその羽で飛ぶ事を勧めている・・・。どう考えても無理よね?結果、無理!)
「どうやるの!?」
ランは考えた結果生えたばかりの羽でどう飛ぶのか分からずツッコミを入れるような口調でメイに聞いてしまった。
「簡単よ。飛ぶイメージすればいいの!さぁ!行くよ!」
「えぇ!?」
ランはメイに手を引っ張られるままに空に飛んでいってしまった。
「ぎゃーーーー!いつまで飛ぶのー!?」
ランは涙目になりながらメイに聞いた。
「ここぐらいでいいかな?じゃぁ、頑張ってね」
「え?」
メイは笑顔でランと繋いでいた手をパッと離した。ランは勘違いしていたようだった。てっきり飛び方を教えてくれるのかと思っていたから抵抗せずに空に飛んだがその結果がこれだった。
「ぎゃーーーー!」
ランはメイに手を離されてから頭をしたにして地面に向かって落ちていっていた。
「あぁ~・・・。あれはリタイアになるかな?」
メイからの心もない言葉が聞こえたのは気のせいにしたかったランはメイにさっき言われた事を思い出した。
『飛ぶイメージをすればいいのよ!』
ランはメイに言われたことを思い出していた空を飛ぶイメージをしようとしたが、地面に挨拶するまでもう時間は無かった。その時ランは自分の体が軽くなる気がした。
(今なら・・・いける!)
ランはそう思い勢いよく上を向いた。地面にお腹が擦れて服が少し破けたが何とか空を飛ぶことに成功した。
「はぁ・・・メイってスパルタなの・・・?」
ランはそんな感想を抱きながらもメイの所に飛んでいった。(文句を言いに行くのが目的なのは内緒のようだった)
「メイ!」
「ラン!出来たじゃん!」
「出来たじゃん!じゃないのよ!」
ランはメイに向かって飛んでいる途中にメイに言われたことでムカついたのか飛んでいる勢いのまま思いっきりお腹を1発殴った。
 「私を殺すきなの!?」
メイは殴られたお腹を摩りながら笑った。
「あはは。やっぱり強いね。行くよ、ラン!」
「ちょっと!メイ!あぁもう!後で全部聞くから!」
先に行ったメイを追いかけるようにランはリン達に向かった。
「レイ、お待たせ!気をつけてね!」
レイは頷くと一歩後ろに下がった。メイはランに合図を送ると急降下した。
「闇、攻撃魔法、ダークネス!」
レイはそれと同時に逃げ道を塞ぐように攻撃をしかけた。
「っち。固有スキル、海王の怒りだ!」
「固有スキル、雷光一閃切り!」
逃げれないと判断したリンとスリンはメイの攻撃を相殺する事にした。綺麗に相殺はしたがレイはその隙を逃さなかった。
「剣技・・・剣の舞・・・」
真面に食らった二人だが致命傷とまでは行かなかった。
だが、メイとレイに集中していたリン達はランが居ないことに気がついた。そして後ろを振り返ると光の矢が刺さったチルがいた。
           チルリタイア
矢が出てきた場所が分からない限り全体を警戒するしかないリン達はやや押され気味にも感じた。
「光、攻撃、シャイニングボウ!」
どこからかランの声が聞こえたと思いきやあちらこちらから無数の光の矢が飛んできたのだった。
「メイ今よ」
急にランの声が頭に響いたからメイは一瞬驚いたがランの指示に従う事にした。
「固有スキル解除!」
メイは固有スキルを解除するとリン達がいる地面に一直線に落ちていった。
「闇、攻撃、ネイルビースト!」
着地と同時にメイは攻撃をしようとしたが着地に失敗をし、攻撃は不発に終わってしまった。
その頃観客のコイシとセレーンは・・・
「メイラン新たな固有スキルを解放したのか」
「そうね・・・。あれ?今ノックの音聞こえなかった?」
「気のせいだろ」
っとたわいの無い会話をしていた。が、ノックの音は本当にしていた。
ギルドの前には赤髪と青髪の女の子が立っていた
「誰もいないね」
「誰もいないね」
「今日はメイに会えないの?」
「今日はランに会えないの?」
「「誰か教えて!」」
扉をガンガン叩いていると赤髪の子が何かを思いついたかのように行動した
「攻撃魔法、ファイヤーボール!」
ドーンと地響きがなると周りの人が彼女らを見ていた。その地響きはセレーン達にも聞こえておりセレーンとコイシは仕方がなく外に出ることにした。
「何事?」
セレーンが扉を開けるとそこには赤髪の女の子と青髪の女の子がたっていた。
「メイいる?」
「ランいる?」
 いきなり質問されたセレーンは驚きながらも冷静な答えをした
「いるけどどうしたわなだ?」
「「おば様に言われてメイとランを迎えに来たの!」」
「はい?」
思わず何言っているのか分からず聞き返してしまった。
「メイから聞いていない?」
「ランから聞いていない?」
「「私達がくるって!」」
とりあえずセレーンは待ってもらう事にしてバトルを中断させることにした。
「あーあー。メイ!ラン!お客さん来ているからバトル中断だ!何だかおば様がどうたらって言ってたぞ」
「今いく!」
メイとランはとりあえずリタイアして入口に向かった。
______________________________
今回ちと色々他の作品に追われていたのでちと雑くなりました!クリスマス用の内容を書いてからお正月用の書くのでもしかしたら雑くなるか本編の方を休止するかもしれませんがご了承ください
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