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Mission 13*強行
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しおりを挟む「お待たせ」
バスタオルを巻きつけただけの姿で現れた彼女を横目でチラリと見て、すぐに視線を逸らした。
「服を着て」
「え?」
「セックスする気はないから。服を着て」
意味が分からずにキョトンとしていた彼女も、俺の手に自分のスマホが握られていることに気がつくと、目つきが変わった。
「あたしのスマホ! 返して!!」
スマホを取り返そうと、俺の手に掴みかかる。俺は彼女の身体をベッドに押し付けた。
「服を着ろ! 話はそれからだ」
織田さんはバスルームに戻り、着替え、戻ってきた。
「で? 話って?」
親の仇でも見るような憎しみや嫌悪、敵対心の籠った表情で、俺を睨みつける。
泣いて言い訳されたり謝罪されるよりずっとマシだ、と思った。
「末吉太一が何者か、知っているのか?」
「SELFデザインの専務でしょう?」
「知っていて、協力していたのか」
「協力?」
織田さんは冷蔵庫からビールを取り出し、栓を開けた。ゴクゴクと喉を鳴らしてビールを飲む。
「何のこと?」
「末吉がSIINAを陥れる手伝いをしているだろう」
「してない」
「『言われた通り、在庫データを弄ってやった』『昨日持ち帰ったシルクがネットで高く売れた』」
俺は織田さんのメッセージを読み上げる。
「犯罪の証拠だぞ」
「だから?」
「はぁ?」
悪びれもせずにビールをあおる織田さんに、言葉を失う。
「確かにあたしはSIINAを裏切った。けど、太一くんに言われたからじゃない」
「は……?」
「あたしが言ったの。SIINAをめちゃくちゃにしてやりたい、って。太一くんはどうすればいいかを教えてくれただけ。命令されたわけでも、頼まれたわけでもない」
「SIINAに何の恨みがあるんだよ。竹井さんに振られたこととは関係ないだろ!」
織田さんは缶を空にし、勢いよく床に叩きつけた。
「竹井さんが辞めたのは三浦さんに弄ばれたからよ! 悪いのは三浦さんなのに、社長も副社長も竹井さんを辞めさせた!!」
「竹井さんが言ったのかよ。三浦さんに弄ばれたって」
「言わなくても、わかる」
「どうして」
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